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なかからは、きんかがでてきた。「おぬしもわるよのう」

よこにすわってるころーんさんに、このセリフ言わせてみたいせみころーんさんですーどーもーとととととととてててて。て。


ころーんさんは、このセリフが気に入ったみたいです。意外と腐女子は時代劇の原作を読んでいる人もいるのです。


でも国際的には今日は「なかからは、まやくがでてきた。『そんなふなぞこにあったなんてわからん!』」のほうが要注目といったところでしょうかね。


随分簡単にばれるもんだなって感じでいっぱいです。本人たちは、もっと巧妙にやってるつもりなんでしょうね。でもばれちゃう。


老化してるので、いろいろと。だから自分はまだ若いやれる!ってのがもろに手口に出ちゃうんですよ。


これは密輸の話ですが。


ちょっと前にセウォル号ってのがあったじゃないですか。あれも、ちょっと信じられないことですが、「バラスト水を抜けばいいじゃないか」という処理をしていて、結局傾いたときに積み荷の自動車が全部横に倒れてしまいました。


こんなことすれば、ばれるじゃないか、ってのがわからなかったんでしょうか。


最近は「そんなことをすればばれるじゃないか」って事件が多すぎます。


ニューカレドニアに渡航しながら無免許医に歯科のお手伝いをさせる院長。


ずいぶんとマニアックな趣味だなあと思いましたが、これもばれるって思わなかったんでしょうか?


あとこれはもうなろうの読者ならすぐ気が付いているであろう、眼鏡で園児盗撮。


気が付いた職員はえらい!こういうのってずるずると続いてしまいます。水浴びのときだけメガネが違う、なんてことをやればばれますよねそりゃ。


こういうのをみて「うわー!現代人は劣化してるー!」という人は短絡的です。


過去にこんなことがあったんですよね。


フレデリック・ショパンさんは多くのピアノ曲の作者として有名ですが、あまり褒められない行動の多い人でもありました。


それは


イギリスで楽譜を出すとき「ここの音をですね、半音上げといてください」

ドイツで楽譜を出すとき「やっぱり元に戻すわ」

フランスで楽譜を出すとき「その音はカットしてください。邪魔です」


と、自らの自筆譜を三通りに書き分けて出しました。


こうすることで、自らの楽譜も三倍売れて超ラッキー!しかも原典版を主張することも不可能!と、後世の音楽学者を煙に巻く行為をしました。


そのうえピアノのレッスン料は、一般の相場よりはるかに高く(当時のお金で600フランってのは、今だとワンレッスン日本円60万円くらいか?)「これだけ出せ!だしたらレッスンしてやる」とまさに「おぬしもわるよのう」を地で行った音楽活動でした。


最晩年の遺言は「お金がなければ借金してください。すぐ返せます」だったようで、金に困っている様子はなかったようでした。


ここまでやると、ほんとうに「ばれな」かったんです!!


ショパンの死後に多くの音楽学者がショパンの全集を組もうとしました。フランツ・リストの場合は、結構手早く旧リスト全集が編纂されたのに対して、旧ショパン全集は20世紀まで遅れました。


編纂者のイグナッツ・フォン・パデレフスキは「楽譜の音ミスで揉めたら永遠に編纂できなくなってしまう。ここはひとつ、だれもが納得する音運びで、穏健に行こうじゃないか」と勝手に書き換えてしまいました。


つまり壁画の修復作業を当時の絵の具でやらずに、今の絵の具で適当にペイントしちゃったあれ、にちかい改ざん行為でした。


これに最初にメスを入れようとしたのが、つい先日亡くなられたウィーン原典版の校訂者パウル・バドゥラ=スコダさんでした。しかし、彼の校訂報告も非常に、、、なんといいますか、、主観的で、見てるほうは確かに楽しいですが、あれで弾けと言われるとちょっとねえ。


ころーんさんは、ウィーン原典版のあの楽譜の面を見るや否や「こんなんやるきなくす!」と二度と手に取ってくれませんでした。


ころーんさんとララモエラーはいろいろないみで穏健なので、迷わずパデレフスキ版を買ってしまったのです。「誰もがいいって言ってる」からだそうです。はあそうですかあ。。。


このパデレフスキ版の校訂に決定打を入れたのがJan Ekierです。


Ekierさんはすべての版を入念に検討して「穿ちすぎでは?」とまで言われるほど、毛穴の中まで見えるほどの検討をしました。その結果がEkier版 - 新ショパン全集 - です。


たっか!でも仕方ないよね。


せみころーんさんは「ショパンを弾くときはこれを使ってくれ」って言います。なぜでしょうか?


それは「ショパンに決定稿は存在しない。校訂報告をよく読んで、昔に直して弾きたい場合は躊躇するな」ってことです。自らのエディションを作る必要があるのです。


Ekier版は、自らのエディションを作れる最適な版です。この版にペータースの新版とヘンレの新版(Norbert Müllemann校訂)が迫っていますが、続刊が揃っておらず両方とも失礼です。

今ピアノを習ってる人は、ヘンレの新版と旧版のごちゃまぜ、腹立ちませんか?せみころーんさんは、いらっときますねえ。

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