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幼馴染から貰った魔法がチートすぎる  作者: 作者
5章 帰還編
79/85

78話 上

短いです


「報酬ですか…」

「そうだな……俺の娘をやろう」

「ブッ!」


思わず吹き出してしまった。

どんな人か知らないけどそんな簡単にもらえないよ


「お?不満か?」

「いえいえ、不満とかそう言うのじゃなくてですね」

「ソラくん。欲しいんですか?」

「いやいや、パフェさんも何言ってるんですか?」


はー。この世界の人はそんな変態ばっかなのか…

って、パフェさんは転生者だった。

あれ?

僕もハーレムハーレム言ってるし僕らの世界の住人がおかしいのか?

は!もしやこのギルド長も転生者?

・・・


「おーい。きいてるか?」

「転生者ですか?」

「は!?」

「ちょっ。ソラ君なに聞いてるんですか?」


おっと、つい聞いてしまった。

わりと当たっりして…ほら?ココ、魔大陸だし?


「ハイ?なんでわかったんだ?」

「へ?まじ?」

「え?…」


適当に言ったのにあたっちゃったよ…


「おいおい、当てずっぽうかよ。まじめに答えなきゃよかったな

てっきり、その辺りの情報は知ってるのかと思ったぜ」

「ははは、もちろんしってましたよ」

「ダウト」

「あ…すいません。当てずっぽうです」


この人は【真実の魔眼】を持っているのを忘れてた。

今、一瞬目が赤く光ったよ

こえー


「それで…転生者ってことは、前世の記憶があるってことですよね?どの程度覚えていますか?」

「あー。お前さん、おかしなこと聞くな」

「おかしいですかね?」

「俺はいくつだと思う?

もう47だ。生まれる前の記憶なんざ覚えてねーよ」


なんでやねん!

ボケか?ボケジジイか?


「おい!今失礼なことおもったろ?」

「え?そんなこと…あ、思いました。」


嘘が意味ないことをまた忘れてしまった。

危ない危ない

って、目が怖い怖い


「正直でよろし……いわけあるか!」


ガッ!


「痛っ!?」

「人に失礼なこ考えてましたっていう奴がいるか!」

「ひぇー」


いてぇー

ぐーでゲンコツされたよ


「あのー。話をして進めてもいいですか?」

「ん?あ、あぁ。すまねーな。」


パフェさんが話に入ってきたと思ったら違った。

あまり無駄話は好きじゃないらしい

でもあれだな。この世界って割と転生者が多いのかもしれない

こうやって積極的に聞くことがないから、お互い知らないのかもな…


「それでだ。

魔物退治を受けてくれるか?」

「そうですね…どうしますか?」

「旅の路賃も稼ぎたいし、受けましょうか」

「お!お嬢ちゃん。ノリがいいね。」

「そのかわり、報酬追加の件は金銭でお願いします」

「はいはい。わかったよ」

「では、私たちは準備がありますので失礼しますね」

「おう。頼んだ。

一応詳細はギルドの掲示板に載せてるから、帰りに見ていってくれ」





掲示板で依頼の詳細を確認してギルドから出る頃にはすでに日が暮れていた。

人間の大陸と違いいいところは夜でも明るいことだ。

一応、魔力で明るくなる電灯はあったがやはり魔大陸の方が技術が進んでいるのか夜道が明るい


「宿はここですかね?」

「そうですね。ここみたいです・・・ね」


冒険者ギルドにおすすめの泊まれるところを聞いてそこにきたら…


「ボロイ」

「男女共用」

「汚い」

「暑苦しい」

(ただし安い)


うるせーよ

しかしそんな感じだ。コンクリートでできた建物が乱立するなか木造の建物立っている

1Fは居酒屋のようになっているようだ扉がひらっきぱなしで中の様子がうかがえる

その中の様子を見た時の感想が先ほどの二人の独り言だ


いやさ、男女共用はしょうがないと思うよ?

あ、トイレの話ね


「どうします?」

「うーん。今日は我慢します。さすがにずっと馬駐泊だったので…」

「ですよね…」


長旅であまり持ち合わせがなかったこともあり

ギルドでこの時間でも部屋が空いてそうな安めの宿を紹介してもらったのだが…

まぁ、しょうがないか…


「すみませーん。」

「はいよー」


中に入り店員らしきおばさんに声をかけると元気な声で返された。

夜中にテンション高にな~

いや、そんなもんか…


「二部屋借りたいんですけど空いてますか?」

「あー。すまねぇね。冒険者ギルドからは連絡受けてたんだけどついさっき別の冒険者が来て部屋をかしちまったんだよ。

一人部屋だけどそれでいいかい?おたくらカップルだろ?へやでチチクリあってればベッドなんて一つで十分だろ」


・・・


セ

ク

ハ

ラ


ほら、パフェさんなんか言ってやってくださ…

なんか満更でもないような表情してるし…


「では一部屋お願いします」

「まいどあり!

あ、それとうちの部屋は壁が薄いからあんまり喘ぐとひびくからね」

「はーい」


はぁ、ダメだ

話についていけない。

なんでそんな乗り気なんだよ





それから先払いの宿泊費を払い

部屋に荷物を置いてご飯を食べに下に降りてきた。


「あれ?随分早いねぇ」

「なんもしませんよ」


店員のおばちゃんがゲラゲラ笑いながら問いかけてくる

その顔はすでに真っ赤だ。

うげ、酒くさ…


「そうなんですよ。私が待ってるのにソラくんってぜんぜん誘ってくれないんですよ」

「なんだい、そうなのかい?

あんた、甲斐性ないね」


パフェさんが話には割り込んでくる

余計なことちくるなよ


「あはは

それよりおばちゃん。ご飯食べたいんだけどいいですか?」

「お、話そらしたね。まぁいいさ、これがメニューだよ

オススメはビーフシチューだよ」

「あ、ありがとうございます」


うんー。建物はボロくてザ・異世界って感じなのに、メニューはしっかりしている

店にいる人もバリバリ冒険者って格好だしよくわからん。

しかし、この店を一歩出れば現代的な建物が広がる

この店がおかしいのか、魔大陸がおかしいのかよくわからないな…

ぱっと見コスプレ喫茶?


「で?注文は何にするんだい?」

「パフェさんは何にしますか?」

「そうね。私は…これにします。唐揚げ定食ください」


……

唐揚げ定食か…

懐かしいな…

王都の学園での武術大会の時に食べた唐揚げは美味しかった。

みんな元気にしてるかな?

いや、僕はここでのんびりしてていいのだろうか?


「ん?ソラくんどうしたの?」


僕が黙っているとパフェさんが覗きこんでくる


「ごめんごめん。ちょっと考えごとしちゃって…

僕は、ハンバーグ定食でお願いします」

「はいよ。まったく、注文くらいさっさときめろよな」


この街から魔列車で魔大陸の端まで行ける

あとは海を渡れば人間の大陸。

魔法が使えれば【空駆】で一気に王都にもどれる

あと少し。


そのためにまずはしっかり食べてよく寝て体力をつけて、

この街の近くに出没する魔物を倒して金銭を手に入れる


「パフェさん。よろしくお願いします」

「え?急になに?」

「いえ、必ず生きて戻ります。サポートお願いします」

「ん?明日のこと?やれる範囲で頑張りましょ」

「はい」




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