↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染から貰った魔法がチートすぎる  作者: 作者
4章 放浪編
65/85

64話 分断、失策


翌朝、昨日話し合われた内容を班のメンバーへ報告する


「では、本日よりウィンドさんはB班へ移動をお願いします」

「なんと!俺様はパフェさんはと一緒がの方が良いぜ!」

「うるさい。さっさと行け!」


翌朝からウィンドさんが蹴られていた…

いや、よく見るとその頬には手形が付いている…あれ?いつの間に?


「昨夜といいなんなんだあんたは!しつこい!」

「ひぃー!」


あ、テントに忍びこもうとしたんですね。

いい加減、ウィンドさんもやられ役が定着してきている。

いいのかそれで…


「ではこれよりB班は出発します。各自準備してください」


エリスさんの掛け声で準備を始める

僕らD班は後方からついていくので少しゆっくりできる

そう思い少し遅めだが朝ご飯の準備をする。

昨夜は会議が続き、寝過ごしてしまったのだ。


これでも成長期だからなのか最近かなり眠いことが多い

睡眠はしっかりとるようにしているが、昨夜は実行できなかった…


そんなわけで朝ごはんを食べ損ねたので、荷物持ちの方からあまりの食材を分けてもらう

リンゴのような果実に、肉の腸詰めをもらう

焚火に火をつけて腸詰めを炒める。


「あら?何をしているの?」


良い匂いに誘われたのか、チョコ様がやってくる

いや、あなたは朝ごはん食べたんじゃないのかな?


「食べたばかりだと太りますよ?」

「うっ!?」


軽いけん制…

こちらもお腹すいているのだ、たとえ相手が女王だとしても譲れない


「わわ、私はいつも運動しているかだ大丈夫よ。ほら、昨日もこのダンジョンをいっぱい歩いたでしょ?」

「そうですね。でも、その分、朝ごはんをしっかり食べたんじゃないんですか?」


・・・もちろんハッタリ

当然、チョコ様が朝ごはんを食べていた時間は僕は夢のなかなのだから…


「そ、そうは…」

「これは、僕の朝ごはんです。これを食べてしまうとチョコ様は食べ過ぎじゃないですか?」

「う、うぅ・・・」


お、ハッタリにかかってくれてよかった。

このまま押し切る


「それにチョコ様…いくら今はスタイルが良いと言っても、食べてばかりではスタイルを維持できないんじゃないですか?いいんですか?」

「そ、その分動いているわよ…」


チョコ様が小さな声で言い返す


「ソレはソレですよ。さっきも言いましたけど、その分昨日の晩御飯もいっぱい食べましたよね?

それで朝ごはんもしっかり食べて、おまけに人の朝ごはんも横取りですか…」

「うぅっ」

「それでは国王様に嫌われてしまいますよ?いいんですか?」

「ム!」


あ、ちょっと怒った。チョコ様が…

駄洒落じゃないよ!

怒ったチョコ様は木にさして焼いていた腸詰めを僕の手からふんだくり、自分の口に運ぶ


「ちょ?それ僕のですよ!」

「うるさい!」


あ、今のは失言だったようだ。

そうか、チョコ様はもう国王のことは吹っ切れているのかな?

そのあたりのことを気にしていなかったので、失敗したな


「これは私がもらうわね!」

「あ、はい…」


ぷんぷん起こるチョコ様は僕の腸詰めを持って自分の装備がある場所へ行ってしまった。

くぅ…


「ばか…」

「はい?何かいいましたか?」


パフェさんがボソッと何か言った気がするがよく聞こえなかった


「なんでもない」


そう言ってチョコ様の方へ行ってしまった。

むー。仕方なしにリンゴのような果実を食べる。

外見がリンゴで味はミカンのような柑橘系の味だった。





「側面からゴリラ2!ソルトさん抑えてください」

「おう!」


金髪の羊の角を生やした少年がゴリラ型の魔物の猛攻を防ぐ

その間にチョコ様が魔法の詠唱を始める。


(パフェさん、こちら側は何とかなりそうです。そっちはどうですか?)

(こちらも何とかなるは)


B班後をB班の補佐メンバーとD班で進んでいたが左右から魔物の群れに襲われた

普段なら突破できるが今回は2班分の補佐メンバーを護衛しながらだった為、かなり厳しく僕らは左右の魔物に対応する為に分断することになった。


僕とチョコ様、それに盾役のパフェさんが右手側の魔物の対応に

それ以外のメンバーで左手側を対応してもらっている。

右手側からの魔物を手引きする親玉らしき魔物2体と現在対応している


「ウホォオオオ」

「よけて!【爆散斬】」


掛け声を聞いてソルトさんがしゃがみこむ。

そしてその後方からチョコ様の放った魔力の刃がゴリラの腹部に直撃する…

ゴブリンの腹部が弾け飛ぶ

一応【聖女】ですよね?


「まだ来ますよ。」

「わかっているは!【ウィンドウォール】」


もう一匹のゴリラが怒り狂い襲ってこようとしている場所へチョコ様が風を生むだし押し出す


「行きます!」


バランスを崩したゴリラへ後方からソルトさんが近づき剣を振るう

片手直剣に魔力を通し切れ味が増し深々とささる


「燃え上がれ我が剣よ。怒りの炎で燃やし尽くせ【ファイアソード】」


ソルトさんの剣から炎が放たれ、突き刺さるゴリラが燃え上がる。

さらに追撃の魔法がパフェさんから放たれゴリラが肉片になった。


「ふぅ」

「ありがとうございました。ナイスアシストです」

「いえいえ。盾役ご苦労様です」


チョコ様とソルトさんがハイタッチする

やっぱり盾役がいると魔法使いはやりやすのかな?

これからは少し考えよう


「ほかの皆さんと合流しましょうか…」

「そうですね」





(思ったより厳しいは、こっちこれる?)

(今3人で向かってます)

(急ぎますか?)


合流の為に移動中にパフェさんから連絡が入る


(そうね。ちょっとまずいですね)

(わかりました。急ぎます)

「そう言う事なので僕は先に行きます。ソルトさん。チョコさんを頼みます」

「あぁ、わかった。たのんだそ」

「はい。では…」


【射出】魔法を自分に使い飛ぶようにして先を急ぐ

若干、残していくチョコ様のことも不安だけど…

20歳くらいのチョコ様と30台の男性冒険者を森の中で2人きりにする

大丈夫かな?


って、行けないな。

そんな色恋ごとを考えてる暇じゃ無かった。

思春期なのだろか?なんでもそう言う事を考えてしまう


木の間をすり抜ける奴に飛んで行き、その途中で数台の魔物とすれ違うが、その全てを手から発生させた風の刃で両断していく。

ほんとは魔石とか確保したいけど。

状況が状況なので諦める。

あわよくばこの後通るかもしれないチョコが拾ってくれるのを待とう。





「【真空撃】」


私の持つ大剣から魔力でできた風の刃が体験から放たれ、その刃は魔物に直撃し真っ二つに切り裂く。

しかし、その後ろから次の魔物が姿を現した。


「しつこいです」

「パフェさん。一度下がってくだい」


小柄で甲冑を着込んだ少年が声をかけてくる

同じD班の冒険者で盾を持ち、私と一緒に前衛をこなしてくれている


「そうしたいのは山々ですが、攻めてソルトさんが合流するまではまた答えないと」

「それはそうですが、本来パフェさんは指揮者でしょ?」


こちらに迫るイノシシの魔物の突進を大剣の腹で受け止める。


「くっ! 私が下がったらここはセルンさん1人になってしまいますよ。それでここを突破されたら意味が補佐隊に魔物が突破されていたいます」

「【雷撃剣】!… しかしここにパフェさんがいては誰が全体の指示を出すんですか?

それこそ、全滅ですよ。今は左右から魔物が攻めてきているだけでしょうが、後方や、考えたくはないですが前方から来たらどうしょうもないですよ?」


セルンの片手剣が雷撃をまとい、私の押さえつけているイノシシを切り裂く。

と、同時に私も電気を浴びないように後方に下がる


「わかっています。しかし…」

「大丈夫です。ソラさん達と連絡はとれているんですよね?ソラさんが来るまで耐えてみせますよ」


丸焦げのイノシシの左右から2匹ずつゴブリンが飛び出す

左の2匹は棍棒を持った通常のゴブリン

右の2匹は剣と盾を持ったソルジャーヤイプだ。


「ここの4匹を倒したら一度もどってください!たとえ何が出ても」

「わ、わかったは… 集え風よ。打ち抜け【ウィングボルト】」


左手から風の矢を作り出し左の棍棒持ちに打ち出す

風の矢はゴブリンの胸に直撃して吹き飛ぶ、もう一匹の棍棒持ちにはセルンさんが切り込む


「行ってください!あと2匹は僕が…」

「っく!」


右から来るゴブリンソルジャー2匹にセルンさんが切り込む。

下段から払うように剣を振るい1匹の腕が舞う


「そこだ!」

「ゴブゥ」


左手に持つ盾で最後の1匹に突撃しゴブリンをひるませる

そのまま剣を突き刺す


「早く行ってください!」

「お、お願いします!」


私は倒れこむゴブリンに止めを刺すセルンさんを一瞬見て、戻る

わかっている。おそらくセルンさんもわかっているだろう。

【魔力探知】で周囲から魔力反応を感じ取れる。膨大な量が…


「無事で居て…」




「パフェさん!大丈夫でしたか?」

「私は…それよりそっちは大丈夫?」


森を進みD班に合流する。

護衛の冒険者が出迎えてくれる。


「ええ…いえ、かなり厳しいです。判断をお願いします」

「先に進みましょう。」

「先にですか?」

「えぇ。どのみち囲まれています。ならばこの先にいるB班の合流するべきでしょう」

「わかりました。…おい、進むぞ!」


先に進むために私が先行する。

両側から襲われた私達はそれに対応する為に一度侵攻を止めてしまった

そのせいで先行するB班との距離が離れてしまった。

このままジリ貧で戦ってもここはダンジョンのど真ん中、合流する方が良いだろうと思ったのだ。


(B,D班聞こえますか?こちらD班リーダーのパフェです。現在B班合流の為に移動を開始します。

各自連絡安否の連絡をください…)

(こちらソラ…了解しました。向かいます)

(こちらチョコです。ソルトさんと向かいます)


やはりB班の戦闘組とは念話で連絡が取れない…

魔物に襲われた時にも救援の念話を送ったが連絡がなかったのだ。

それにセルンさんからも連絡がない…

無事だといいんだけど…





「【ファイアボール】!」


炎の玉を放ち目の前から迫るゴブリンの大群に放つ

数匹、火の玉になり焦げる…

このままではらちがあかない…

どうする?


すでに周囲を魔物に囲まれている。

元々移動を開始した時には前方が一番魔物の反応が少なかった。

しかし徐々に前方へ進むにつれ魔物は増えていく…


「【アイスブリザード】」


仲間冒険者が氷上級魔法を発動させる

周りの空気が冷えて周囲が凍る。


「【ブラストショット】!」


別の冒険者が弓で武技を発動させる

弓から放たれた魔力の矢が凍るゴブリンを貫き崩す。


「次のお願いします」

「はい!大地よ壁を築け【ロックウォール】」


前方の地面が盛り上がり3メートルほどの壁を作り出す

それを確認して補佐メンバーが魔法職の者にMPポーションを配る


「今の内に休息してください。おそらく5分程度は持つでしょう」


みんなに指示を出して地面に置いておいた大剣を手に取る


「え?パフェさんは?」

「私は一度後方を様子見してきます。魔物の反応は周囲に多数ありますので、様子見とけん制だけです」

「私たちも行きます!」


何人かの冒険者が立候補してくるが、断る


「それはダメです。あなた達きちんと休息してください。

それにもしあの土の壁が崩れたら誰が防衛をするのですか?私もそれまでに戻ってくるつもりですが何があるかはわかりません。きちんと役割をこなしてください。

今のあなた達は休憩することが役割です」

「そ、そんな…」


返事を待たずに私は自身に【身体強化】を施して後方へ移動する…





「【飛剣】」


魔力反応を頼りに影から現れる魔物に斬撃を放つ。

先ほど両手剣術がレベル4になった。

ついこの前まで剣さえ握ったことがなかったのに自分でも思う。すごい成長速度だと…

それもあのソラって少年のおかげだろうか?

【勇者】のパーティは成長速度が速いと聞いたことがあるが本当なのかもしれない

まぁ、本人は【勇者】スキルを持ってはいないようだが…


1匹倒してもすぐにその悲鳴を聞きつけ次の魔物が現れる

普通のダンジョンではこんなことはないはずなのに…


そろそろ5分立つ。私は淡い期待を込めてセルンさんを捜したが見つからなかった。

周囲を【魔力探知】で確認してもわかるのはB,D班の合同PTと大量の魔物だけ…

ソラさん達は合流の為に向かってくれているのだろうけどまだ周囲にはいないようだ…


正直失敗したと思っている。

補佐メンバーがいるので進行速度が遅いから先に魔物を3手に分かれて殲滅に向かったが、そのせいでバラバラになってしまい、しかも本体が魔物に襲撃されている

そしてその襲撃も時間を置くごとに強力な魔物が出たり数が多くなってきている


「あの時無理をしていても進行してB班と合流すべきだった」










仕事が忙しくて全然執筆時間が取れません

この話だけでも4日にかけて書いていて内容がぐちゃぐちゃになってしまいました…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。