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幼馴染から貰った魔法がチートすぎる  作者: 作者
4章 放浪編
53/85

52話 竜の山


前回までのあらすじ(笑)


年上の転生者のサクラ先輩をフランツ領へ送り出す為王都近くの危険地帯の護衛をしたソラは、王都への帰り道に謎の仮面の男に襲われる。


油断していた事もありスキを突かれて敗北してしまい、気がついたら荒野にいた。

そこは王都からはるか東に存在するん魔大陸。


その魔大陸の前世のような街並みに混乱しつつも記憶喪失と偽り街に侵入。そこで教会に案内された。


教会でこの国の女王から魔王の討伐を依頼される





どうしてこうなった?

いや、おかしいだろ。教会入ったら入口で待機していた女性に話しかけられてそいつが女王とか本当かよ…


「えっと、チョコさんが女王って事ですか?」

「はい。そうなります」

「女王って普通国の城とかにいるんじゃないですか?」

「そうですね。普通ならそうでしょうが…

お恥ずかしい話なのですが現在この国は魔王に襲われてしまいまして私ども王族は疎開したんですよ。」

「はぁ、え?じゃぁ王様は?」

「それはもちろんこの国の王都にて魔王と決戦中です。

最悪民と運命を共にすると申しております」


いや、女王ならお前も共にしろよ。


「女王様をそんな冷たい目で見ないでください。」


お、いきなり横からお付き?の女性がしゃしゃり出てきた。服装は普通だな。やっぱり身分を隠しているのかな?


「チョコ様は貴族の都合で無理矢理嫁がされた方なんです。まだ、国王とそういう事もしていないので純潔です」

「は、はぁ」

「パフェ。もうやめなさい」

「はい、失礼しました」


若干そんな気がしていた。

チョコさんは年齢も若そうだし女王って言うよりも王女って感じだ。いやーパフェさん告白し過ぎでしょ。

ほら、チョコさん顔真っ赤だよ


「話がだいぶ逸れてしまいましたね。

お互い探り合いはやめましょう。私は一応女王です。もしあなたが強力なしてくれるなら…

人間の大陸まで送ってあげましょう」


はて、この話にのっていいのか。

正直判断材料が少な過ぎてなんとも言えない。


「ひとつだけ質問させてください」

「なんでしょうか?パンツの色ですか?」

「・・・」

「聞かなかった事にしたください」


なんなんだこの人。

あー、こんなだからお付きの人は先に純潔なんですって宣言したのかな?

いや、お付きの人のフォローが早い


「侵略している魔王の目的ってなんでしょうか?

あなたの話を信じるなら何か意思があり、それをなす為に魔王になったんですよね?」

「現在侵略している魔王、名をイリス。その目的は人類の統一。人間国への侵略です」


わお。こいつはやべぇーぜ(笑)

・・・ダメだ。さっきのパンツ発言でどうも緊張感が生まれない…


「まじですか…本当ですか?」

「はい…なんで疑ってるんでるんですか?そんなに私のパンt…」

「チョコ様おやめください。これ以上話をややこしくしないでください」

「はい、すいません」


さすがお付きの方。フォローが早い!


「わかりました。お付きの方に免じてお手伝いしましょう」

「なんでですか!?」

「「それはねぇ…」」


お、お付きの方とは気があうようだな。

そう言えば名前はたしか…


「パフェです」

「はい?」

「チョコ様のお世話をさせていただいておりますパフェと申します」

「はぁ。よろしくお願いします」


チョコ様にパフェさんね

なんかおいしいそうな名前だな。


「では、そちらのことも教えてもらっていいですか?」

「え?」

「そうですね…まずは、…あなたは、ソラさんは…人間ですよね?」

「あー、そうですね。はい。人間です」

「本当に勇者ではないんですよね?」

「はい。そうですね。今の所、エクストラスキル【勇者】はないですね。ステータス見ますか?」

「いいんですか?」

「特に隠しているわけではないので…あ。言いふらしたりしないでくださいね」



【ステータス】


[ソラ]14歳(遠藤 空)レベル42

魔力保持量(MP):255,000

最大魔力出力:127,000

最大魔力制御:111,600

使用可能スキル(魔法)

通常スキル

【生活魔法】

【刀術】レベル4

属性スキル(魔法)

【火属性魔法】

【水属性魔法】

【風属性魔法】

【土属性魔法】

【光属性魔法】レベル5

【重力魔法】

強化スキル(魔法)

【身体強化】レベル5

【思考加速】レベル2

エクストラスキル(ギフト)

【時間魔法】レベル3

【転移魔法】レベル2

【成長速度UP】レベル1

【無限魔力炉】レベル3

【格納魔法】

【???】



「あら?【勇者】はないけど…え?エクストラスキルが6個?こんなの勇者以上じゃない…」

「やっぱりそうなんですか?」

「チョコ様。とんでもない人材を見つけてしまいましたね。」

「えぇ。そうね。」

「どういう事でしょうか?」


人材?何か協力者候補を見つけられるようなものがあるのだろうか?

この街は魔力が濃いからなにかわかる方法がるのかな?

こう、魔力所持量探知…みたいな?


「実は私もエクスストラスキルを持っているの。

【聖女】…ってスキルで、その効果は勇者、魔王、また、それになりうる素質を持つ者を導くことができる」

「なんかすごい効果ですね。」

「そうね。でもこのスキルを私が所持しているおかげでこの国は魔王に乗っ取られようとしているの」

「どういうことですか?」

「そうね。例えば敵国に攻め込む際。このスキルを使えば人外なる能力を持つ者を探知できるの。どこに強力な人員があるのか?逆にどこが手薄になっているのか?それがわかればかなり有利に戦闘を始められるは。」


なるほど、こちらに友好的でない勇者や魔王も発見できるわけか。

しかも、勇者になり打つ素質(=自身の意見を反対する者)や魔王の素質(自己意見が強い者)までわかってしまうわけなのか。

それは人類にとって脅威的な能力だな。

場合によっては悪用される前に消す必要がありそうだ…


「なるほど。それは驚異的な能力ですね。悪用されないことを祈ります…

所で、そのスキルを使って僕を見つけたんですか?」

「それは違うわ。魔王から逃げてこの教会に逃げ込んでいたのよ。そこにたまたまあなたが来たのよ。

記憶喪失って聞いて運命的だと思ったわ。それですぐに【聖女】のスキルを使用して調べてみると素質あるんですもん。しかもその素質は増大ですでに【勇者】や【魔王】スキルを持っている者と同等だったわ」


話を聞く限りでは魔大陸に転移させた仮面の男とつながっているわけではなさそうだ。

と、なるとこの話自体は問題なさそうだな…


「大体の話はわかりました。それで、僕は何をすればいいでしょうか?」

「そうね…まずは夜ご飯にしましょうか」

「え?」

「パフェ。食事の準備をお願いします。」

「チョコ様。もうできておられます。ソラ様もどうぞこちらへ…」


おう、どうやら晩御飯をごちそうしてくれるようだ。

パフェさんの案内で教会の奥へ入っていく。

ほー。どうやらこの教会には地下室があるようだ。


「逃亡中でこんなものしかご用意できませんが、どうぞ」

「おー」


な、なんだと!?


「どうしましたか?」

「す、すごいですね。こんなの見たことないです」


肉じゃがだと・・・!?

いや、はい。ありそうでない異世界食事ですね。

おいしく召し上がりました。


その日は教会の仮眠部屋を貸していただき休み、明日から魔王討伐に向けて動き出すことにする

と、言っても基本は僕は魔王討伐へ向けた作戦の護衛だそうだ。

すでに現状の打開案はめどが立っているそうなのでソレに向けて確認していこう。


「私たちは運命共同体です。これから協力していきましょう」

「よろしくお願いします」



その日の晩、寝る前に学生証の内容を確認する

ふと気になったのだ。魔大陸と情報が共有されているのか…


名前[ソラ]

レベル[42]

王都第xxx学園xx年生[冒険者学部]

序列[xx位]

使用可能残高[xx億xxxx万ギル]

冒険者登録[xx級]

備考欄[]


あれ?文字化けしている…なんでだろう?

今のところは考えてもしょうがないのでなるようになるかな?

と、そこで重要なことに気が付く


「【パーティ】魔法使えば会話できるじゃん」


そう思い、カグラ先輩に通話をかけようとして…


「あれ?かからない。出ないだけかな?」


結局そのあと、登録しておいた人全員に連絡を取るが出れとも連絡がとれなかった

やっぱ入り魔大陸だから距離があって念話の魔法がとどかないのかな?

しかたない、現状は女王チョコの言う通りこの国の魔王を退けて人間の国に帰れるように協力していこう





「さて、それでは行きましょうか」

「ほんとに行くんですか?」

「コソコソしていても仕方ありません。すでにこちらのカードはそろっています。ならば一気に勝負に出ます」

「はぁ…パフェさんいいんですか?」

「こういう方なので…私も多少は武術をたしなんでおりますので何とかフォローいたします」

「わかりました。よろしくお願いします」


何に頭を抱えているかってその作戦だ。

王都へ突撃。魔王と直接対決。

・・・

以上。


「いやいやいや…おかしいですよね?」

「そんなことないわよ。あれだけエクストラスキルを持っているのだも、魔王の一人や二人、倒せるでしょ?」

「そんな…せ、せめて武器の調達をお願いします。今は武器がないんですよ」

「それもそうね…パフェさん、何かいいところはあるかしら?」

「チョコ様。それでしたら竜の山に行って聖剣を手に入れるのがよろしいかと思います」

「せ、聖剣!?」

「それはいいですね。では早速いきましょう!」


え?

何?どゆうこと?

竜の山?どこやねん!


「ではどの列車に乗ればいいでしょうか?」

「チョコ様、ソラ様こちらです」

「さすがパフェさんね」

「・・・」





駅に行き、カレーさんに軽く挨拶をして竜の山の近くに行く為の魔列車に乗り込んだ。

魔列車自体が街から東西南北の4方向に道を伸ばしていて、今回の竜の山という場所はこの街の北方向にあるらしく、そちら行きの魔列車にのりこんだ。

待ち時間があるかと思ったが、どうやらパフェさんはすべてそのあたりが計算通りだったらしくほとんど待ち時間なしで出発した。

魔列車は戦車のような先頭車両があり、その車両が客車を引いているようだ。

僕たちが乗った車両は通常車両。一応高級車両もあるのだが、ここで堂々としてもいいことないので一応冒険者とシスターとして列車に乗りこんだ。


「竜の山ってどんな所なんですか?」

「竜の山はダンジョンです。山全体が一つのダンジョンになっていてその最上階、つまり山頂には竜が住み着いています。」

「竜って、ドラゴンってことですよね?」

「そうですよ?そこあたりにいるリザードや子竜ではなく、古来より住み着いていると言われている古龍です。」


いやな気がする…

戦ったりしないよね?

さすがに魔王に倒すのに武器がないって言っている人に古龍と素手で戦えとは言わないよね?

・・・

言いそうな気がする。


「それで、・・・竜の山で何をするのでしょうか?」

「アハハ。ソラさんはご冗談がお上手ね。ダンジョンに行くのですから武器を取りに行くに決まっているでしょう?」

「…まさかドラゴンを討伐…とか?」

「「え?」」

「さすがにそれはないですよね?宝箱とかのドロップをねらうんですよねー」


ふぅ。よかった。

さすがにそんなことがないよ…


「それもありですね」

「はぁ!?」

「そうですね。いっそ古龍を倒してもらうのもありですかね」

「・・・マジですか」


古龍とは…

その名の通り、古来よりいる龍のことだ。

ダンジョンコアが大量の魔力を使用してそのダンジョンの守護主たる龍を生み出す場合がある

基本、ダンジョンコアが生み出した魔物はいつかは討伐される。

しかし龍と言う個体はもともとの戦闘能力が高いことが多く、ごくまれに冒険者を殺戮できるほどにまで生き延びてしまうことがある。

そして一度冒険者を殺戮できるほどの力を持った龍はその後も冒険者を返り討ちにし続ける。

ダンジョン内で人間や魔物が死亡すると、その生物の持っている魔力を周囲に拡散さる

本来がはダンジョン自体がその魔力を吸収しダンジョンコアに流れていくのだが、倒した魔物もその魔力を取り込むことができる。冒険者を倒した龍はその魔力を吸収し成長する。

成長することで戦闘力が上がりさらに冒険者を倒していく。そして龍は成長していくのだ。

その繰り返しでいつしか冒険者ではどうにもならない魔物に成長することになる。

そして長い時が過ぎ、勇者を倒せてしまうほどの実力を持つ龍が誕生するのだ。

そう言った人類ではどうにもならない龍のことを古龍と呼ぶそうだ。


そんな古龍をこのお二人は僕に倒させようとしているらしい…


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