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幼馴染から貰った魔法がチートすぎる  作者: 作者
2章 武術トーナメント編
17/85

17話 王都

説明回2


僕が転生しててきた土地はラウム大陸と言うらしい。

ラウム大陸はひし形の形をしており、アネモイ王国はその一番北に存在する。

フランツ領はさらにその中の一番北の地方、ボレアース地方に存在する。

これより北に行くと魔物の住むダンジョンがある森がある。ゴブリンキングが発生した場所だ。

これから僕たちが行く王都は、ここから南下してアネモイ王国の中央にある。

アネモイ王国の大きさはラウム大陸をちょうど四等分した大きさらしい。


草原を抜け、農村地帯を抜けて、ちょっと大きな街を抜けて、また農村地帯を抜け。そんな感じでしばらく行くと森に入り、参道を進む。

そんな感じで、2ヶ月ほど馬車にゆられて南下して森を抜けると見えてきた。


2か月馬車に揺られてラウム大陸の1/4を進んだことになるな。

単純計算だが1日50キロ進んだとして2か月で3000キロ

ラウム大陸の全長は12000キロもあることになる。

日本の鹿児島から青森が直線距離で1300キロくらいだった気がするから単純に10倍か…

少なくても日本の10倍以上の大きさと言うことか…


参道は少し高台にあり全体が見渡せる

綺麗な円形の外壁に囲まれた街でその大きさはでか過ぎてわからない。目の前森を抜けたら目の前いっぱいに広がる街である

街の大きさ的には王都だろうか。


ただ、外壁に一定感覚で見張り塔が建てられていて全部で8箇所見ある

さらには目を引いたのが街の南西に巨大な柱が立っていた。

周りの建物が2.3階程度の高さなのに中央の塔は50階近くありそうだ

ここからでは遠くてわからないけど…


「ん?あの中央の塔か?あれは国営のダンジョンだ。なんでも自然発生したのではなく、先代の勇者が作ったそうだ。」

へー。

「全部で70階層からならダンジョンで中に入ると自動で【プロテクション】が貼られてその魔法が解けてから一定時間以内にプロテクションを、貼り直さないと強制的に入り口に転移させられるのだ。

私も教員試験の時に入ったが30階でやられてしまった。

なかなか楽しいぞ。今度一緒に行こう。」

「はぁ。」


訓練用のダンジョンなのかな?


「中で魔物を、倒してもそこで手に入れた物は外に持ち出せないから訓練用にしかならないからあまり人気がないのだ。挑戦しているのはほどんどが学生だな。

ほら、塔の横に闘技場と広い空き地があるだろう?あそこが第2学園の練習場だ。で、闘技場の横に巨大な校舎が建てられているだろう?あれが校舎だ。すごいだろう」

「ほー」

「なんか反応が微妙だな。」


いや、前世では都心に暮らしていただけあって大っきな建物を見ても感動しないな。まぁ、石や木造の建物ってのは凄いと思うが…


「第1学園はどこにあるんですか?」

「あぁ、第1学園は街の北東にあるよ。ここからだと目立った建物ではないからわからないな。基本的には第1学園と第2学園の生徒は接触禁止だぞ。すぐ喧嘩するからな」

「へー」


第1学園の生徒はなんとなく面倒そうな気がする。関わらないようにしよう


「ついでだから説明しておくと、街の中央に立っている城が王城だ」

あの白くて尖った城ですね。


「なんでもシンデレ…」

「ストップ!」


慌ててライラさんの口を塞ぐ。いや、その名前はまずいでしょ。ネズミさんが出て来ちゃうよ


「え?どうした?」


よし、脳内変換しよう


「はい、どうぞ」

「ん?えっと、あの城はアネモイ城だ」


ちなみに、アネモイとはこの国の名前である

はあー。先が思いやられる。勇者さん自重してください






そんな感じでライラさんに街の説明をしてもらいながら外壁沿いの道を進む。魔物の襲来を考えて街は全て外壁で覆われていて入り口は8箇所ある見張り塔の下しかないそうだ。

ちなみにでは食料はどうしているのかと聞くと、街を抜けて2日ほど南下すると巨大に農村が広がっているらしい。そこから食料を調達しているとの事だ。

なんでもそこかから一番危険なのは北にあるフランツ領のダンジョンらしく基本北に守りの重点を置いているとの事だ。ここから2ヶ月かからフランツ領が危険とかどんだけあのダンジョン危険なんだよ。

んー。敵は魔物って事なのかな?

一応その辺の森にも魔物は普通にいるらしく、てか、小さなダンジョンは魔力が濃い場所にちょくちょく自然発生するらしい。

見つけ次第、冒険者が中の魔物を殲滅してダンジョンコアを破壊してダンジョンを崩すらしいのだから次から次に発生する為イタチごっことの事だ。

しかし、ダンジョンからも恩恵を得られるらしく、中で倒した魔物の魔石や素材は貴重な為、ダンジョン=害悪ではないらしい


だいぶ話が逸れてしまったが僕たちの馬車は一番北の見張り塔に到着した。

街に近づくにつれて商人の馬車と配列を組むようになり自然とそのままで街への入場の列に並ぶ


「そういえばソラはお金もってるのか?」


ライラさんが聞いてきた。あれ、機嫌がいいのかな?いつもオマエ呼ばわれされてたのに名前で呼ばれた。


「ほとんど持ってませんよ。冒険者ギルドに預けてしまったので

街に着いたら冒険者ギルドによってもらっていいですか?」

「あぁ、それは構わないけど街の住人以外が街に入るのに10万ギルかかるぞ」

「たかっ!」


ギルとはこの世界のお金の単価で1ギ1円くらいの価値だ。

街の入場料で10万は高すぎだろ


「そうか?まぁ、街の登録料みたいなもんだかな。2回目以降は100ギルだぞ」

「ほほう。ライラさん、お金貸してください」


この旅の費用は全て学園が出してくれたので今回僕は一切お金を払っていない。冒険者ギルドには母さん名義で1000万近く入っている。

母さんがいなくてもお金をおろせるように今回は代理書を持ってきているから冒険者ギルドに行けば代理書が有効な最大金額100万ギルを手に入れる事ができる。

特待生なので学費や寮代、寮での食費等々は一切かからないだろうからなんとかなるだろうと考えていたのだがそもそも街の入場でそんなにかかるとは…


「ふむ。仕方ないなー。ではソラ君。から一つな!」


ニヤリと笑いながら言ってくる

こ、こいつ、はめたな。一回も街の入場にそんなにかかるなど言ってなかった!


「くぅ、わ、わかりました。」

「武術では一回も勝てなかったが一度くらいソラ君に勝ちたかったのだ。どうだ、私の2ヶ月かけた作戦は!」

「はいはい。負けました。ライラ先生すごーい。」

「お前、私をバカにしてないか?」

「してないでしすよ。ただ、10歳児に武術で勝てないからと、知らない知識でハメるなんておとなげないなーって思っただけです」

「むっ、そうでるか。」


ライラさんがほほを丸くして膨れる

あら可愛い。いつもスーツでキリッとしてるからたまには見る可愛い仕草に見とれてしまう。

いかんいかん、相手は外見25歳、中身は75歳だぞ!

まぁ、ライラさんが今後老けないのなら将来ありかもしれない

と、思ってしまったのであった……



そんな感じでバカをやっていると順番が来た。


「2名様ですね。ご用件は?」


衛兵が聞いてくる


「教師と今回入学すると学生の引率だ」


あ、ライラ先生いつものキリッとしたモードに戻った。


「では身分を証明できるものを見せてください。そちらの学生さんは初回でしたら10万ギルかかってしまいますが後払いにしますか?」


っておい!後払い出来んのかよ!

あ、一瞬ライラ先生が、ニヤッてしやがった。

またハメやがったな


「あとば…」

「いえ、私が払います」


ライラ先生が僕の言葉を制して衛兵に金貨10枚を渡した。


金貨1枚で1万ギル

銀貨1枚で千ギル

銅貨1枚で百ギル

石貨1枚で十ギル


らしい。ちなみに買い物の決済は冒険者ギルドの冒険者カードや商人ギルドの商人カード、学生は学生証で決済できるらしく。意外と困らないらしい。

まぁ、僕はまだ冒険者でもないし商人でもない(格納石は母さん名義で売っていた。)しまだ学生証ももらってない。

ちなみに学生は10歳からで、学生証での決済は学校が代理で行い後で本人か親に請求するらしい。まぁ、学生なので月に◯◯ギルまでしか使えないという制約がつくらしいが。

そのあと13歳でこの世界の成人として認められると冒険者や、木商人ギルドに登録できるようになるらしい。

各ギルドが、銀行のようになっていて所属者の金銭関係の管理を行ってくれるらしい。

本人からしたらカードや学生証で決済を、行う事で常に金貨等を持ちらるかなくて済むし、ギルドからしたらその所属員がどんな買い物をしたり、どんな物を売ったりしたのか把握する事が出来る。

お互いウィンウィンなのだ

ただし欠点が一つあり、決済方法には生活魔法の【決済魔法】(笑)を使うらしく。その魔法の有効範囲内に各ギルドがないと決済できない為、基本的にカード決済ができるのは大きな街だけになる。

なので今回ライラさんは旅の為に下ろしていたお金を使ってしまったのだろう。

街に入れば決済魔法で会計ができるので…





「では、ソラさん。こちらに来てください」


衛兵さんに案内されて小部屋に入る


「そこの石に手を触れてステータス魔法を使ってください。それで、仮の住民票と貴方のステータスを適合させます。あとは学校でほの住民票を渡せば決済能力付きの学生証を渡してもらえると思います」


言われた通りに石に手を触れてステータス魔法を使う

すると石が光り。目の前にカードが現れた。

おお。カッコイイ

カードには僕のステータスが記載されている。

まぁ、名前とレベル以外は全部???って表示されてるけど


「ではそのカードを確認させてください」


衛兵にカードを渡す


「レベル28!?その年齢で!?……」


衛兵が驚いている.

顔に出すぎでしょ…


「ぁぁ、すいません。驚いてしまいました。えっとソラさんですね。確認しました。かーどの再発行には10万ギルかかりますので無くさないようにしたください」

「はい。ありがとうごさいました。」






「終わったか?」

「はい。僕の歳でレベル28っておかしいんですか?」

「お前は28レベルもあるのか。まぁ、たしかに強いしな。しかし年齢以上にレベルを上げる為には生物を殺す必要がある。」

「え?年齢でもレベル上がるんですか?」

「あぁ知らなかったのか。生まれた時はレベル0で成人になるまでは一年経つと必ず1レベル上がるぞ。だからお前は10歳だから実質レベル18だな」

「へー。ちなみにライラ先生は?」

「98だ」

「は!?」

「エルフなんてそんなもんだし、ソコソコの武術人はそれくらい普通だぞ。それにべつにレベルが高いからと強いとは限らない。現に28のお前に私は8戦8敗だ」


ライラさんがしゅんとする

大人なんだろうけどなんだろう。たまにこうやってかわいらしい表情をすることがある。


「たしかにレベルが上がると身体の基本的な身体能力は上がるが実際の選択ではスキルや魔法、それを使った戦術の方が重要だったりする。現にお前もそうだろう?」

「まぁ、たしかに…」






「ほら、着いたぞ」


そう言われて止まった馬車から降りる。

着いたのは冒険者ギルドだ。


「私は馬車を返してくる。お前はお金を下ろしたら待っててくれ。私もすぐに戻るから一緒に学園に行くぞ」

「はーい」


ライラさんの馬車を見送り冒険者ギルドの中にはいる

おう。ザ、冒険者ギルドだな

目の前にカウンターがあり受付嬢が待機してる。右手には掲示板があり依頼が張り出されている。左手には飲み屋かな?簡単な作りのバーになっている。

中に入ると冒険者が、一瞬こちらを見るがすぐに興味を失ったようで元に戻る。

うん。定番はないようだな。

受付の列に並んで自分の番が来るまでまつ。

少し待っていると順番が来た。


「いらっしゃいませ。王都冒険者ギルド北門支店受付嬢のミアです。」


お揃いの制服を来た二十歳くらいの女性が説明してくれる


「今回はどういったご用件でしょうか?冒険者登録は成人になっていないとできませんが…」

「お金を下ろしに来ました。コレ」

僕は母さんから貰った代理書を、渡す

「15万ギルだけ下ろしたらください。」


この紙で100万ギルまで下ろせるがいきなりそんなに持っていてもしょうがない。学生証ができたら全部下ろしてそちらに預けてもいいがまだ学生証がないのでライラ先生に返す10万ギルと手持ち分の、5万ギルだ。


「はい。少々お待ちください。あ、身分証明できるものを提出ください」

「コレでいいですか?」


先程手に入れたカードを渡す


「はい。問題ありません。では準備してきますね」


そう言って奥に入っていった。

少し待つと皮袋に入った金貨14枚と銀貨10枚を渡してくれた


「一応1万ギルは銀貨に崩しておきましたね、よろしかったですか?」

「はい。助かりやす。ありがとうごさいました。」


そう言って僕は冒険者ギルドを出ようとすると絡まれた

結局絡まれるんかい。


「おい坊や。そこの袋に入っている金貨よこしな」

「よこせよこせ」


大剣を、背中に背負った大柄の男冒険者とその後ろに前歯を出したネズミ満たない顔の冒険者がいた。

冒険者ギルドの、中で恐喝とか何考えているんだよとか思いさっきの受付嬢の方を見るがオロオロしている

あー。ダメだこりゃ

ほかの受付嬢を、見るが接客中でこちらに気がつかない。


「一応お断りします。コレはライラ先生に返すお金なので貴方達には渡せません」


はっきり宣言してみる


「ほほう。そうかそうか。ではちょーっと外に出ようか?」

「でろでろ」


めんどくせー。

大柄の冒険者は僕の首をつかみ引きずっていく。

いや、抵抗できるんだがちと腕試しでもしようかと思ったのだ。


そのまま引きずられて冒険者ギルドの裏手にある、ちょっとした広場にでる。そこでは熟練そうな冒険者が新人ぽい冒険者に剣の振り方を指導していた。

着くと大柄の冒険者は僕のことを広場の、中央にほんなげた。


「あれだの。稽古つけてやるよ。金貨10枚な!」


そう言って背中から大剣を引き抜く


「あー。一応確認ですが貴方の名前は?」

「ん?俺はジャイ、E級冒険者だ。行くぞ!」

「やっちゃってください」







馬車を置いてライラが冒険者ギルドに戻ると裏手で人だかりができていた。まさかと思い野次馬をすり抜け中止に行く。

そこには身体中痣だらけで身ぐるみ剥がされてパンツ一丁で土下座している冒険者2人と困り果てて立ち尽くしている10歳児がいた。


「あ、ライラ先生遅いですよ。助けてくださいよ。この冒険者がからんできたんですけど、コレってどうすればいいですか?」

「明らかにお前が加害者だな」

「えー。正当防衛ですよー」


そのあとギルド嬢等にも説明してなんとか誤解を解いたソラであった。



【ステータス】

[ソラ]10歳(遠藤 空)レベル28

魔力保持量(MP):168,000

最大魔力出力:84,000

最大魔力制御:71,400

使用可能スキル(魔法)

通常スキル

【生活魔法】

【刀術】レベル2

属性スキル(魔法)

【火属性魔法】

【水属性魔法】

【風属性魔法】

【土属性魔法】

【重力魔法】

強化スキル(魔法)

【身体強化】レベル4

【思考加速】レベル2

エクストラスキル(ギフト)

【時間魔法】レベル2

【転移魔法】レベル2

【成長速度UP】レベル1

【無限魔力炉】レベル1

【格納魔法】

【???】



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