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東幻仙術覚書・2
ここで仙術についてもう少しお話することにしよう。
仙術は物質に宿る一対の素粒子に霊的解造で構築した回路に咒力を流す事よって干渉する技術であることは先に説明したか、今回はこの霊的解造についてだ。
黄家の仙術を例にしよう。
黄家の仙術における霊的解造は「念白」と「経絡」だ。
念白は干渉した素粒子の動きを命令し、経絡がどの素粒子にどう働きかける回路に構築するかを命令する、所謂プログラムとも言える。
経絡は念白により回路となり、そこに咒力が流れる。
「声」は重要な要因である。人の声に宿る力、所謂言霊で霊的解造に大いに関わる。
念白を声に出す事で、言霊で体内の素粒子に直接霊的解造を行い、瞬時に経絡を回路とするのだ。
これは咒力を喰う方法で黄家の仙術の短所である。念白を詠唱する時点で体の霊的解造が始まり咒力は消費され、さらに回路に通す咒力を消費する。
他の仙術ではあらかじめ霊的解造済みの回路を用意したり、霊的解造のための印や真言を用意するのでここまでコストは高くない。
即効性と柔軟性が長所だが、これは平時に活躍するのは難しそうだ。まぁそういう風に設定したのだが。
参考文献
青心社:「コミックガイア版アップルシード総集編 士郎正宗ハイパーノーツ」/士郎正宗




