少年期の因果と、湖畔に踊る奇跡の魚
「『星々の都市』はアスミデア女王によって建設された。彼女は自らの権力を顕示するため、軍事同盟や経済協定を深めるための婚姻を拒み、代わりに少女の頃から心を寄せていた二十歳年上の宮廷占星術師と結婚した。彼は女王に対し、夜空と完全に調和した都市を建設するよう勧めた。それぞれの星座、それぞれの支配領域が、天にある通りに都市の設計図の上に配置されることとなった。病院は健康を司る領域に対応する場所に置かれ、兵舎は『戦士』の星座に対応する場所に配置された。都市の二大街道沿いでは、光をより良く反射させるため、すべての所有者に建物のファサード(正面)を鮮やかな白色に保つことが義務付けられた。それらの街道沿いには屋外看板の設置が許可されず、通りから引っ込んだ場所に設置しなければならなかった。春分と秋分、そして分至の日には、太陽の光が二大街道を真っ直ぐに照射し、白いファサードによって増幅され、何にも遮られることなく都市の広場へと到達した。そこで光は、白い大理石と反射ガラスで作られた壮大な彫刻に当たり、地上にいる者たちの目に見える限り、天へと直接光の束を打ち上げた。その設計の性質によるものか、あるいはアスミデア女王の治世下における力強い経済によるものかは定かではないが、『星々の都市』は繁栄を極めた。都市が拡大するにつれ、地球と天空との関係が調和を保ち続けるよう、その周囲に新たな同心円が建設されていった。木の樹齢のように、都市の歴史はその年輪によって知ることができる。現在、都市は七つの環を有しており、あらゆる徴候から見て、八つ目の環が築かれる可能性が高そうだ」
――『タイコロスの年代記』より
朝の洞窟は、前夜よりも少し混雑していた。家族連れや泳ぐ人々の姿が増えていた。ホテルの係員の勧めに従い、アバナシーはピクニックバスケットを用意させ、彼らは毛布の上で朝食を食べながら、人々を眺め、湖の美しさを楽しんだ。
ゴルトゥクは前夜に自分で釣り上げた魚を食べており、食事を終えたらさらに釣りたいと考えていた。針で水から手繰り寄せ、貪り喰らうことに対して、彼は内面的な葛藤を一切感じておらず、それは長い間彼に重くのしかかっていたストレスを大幅に和らげていた。
「アバナシー、湖の精霊が挨拶に出てきてくれると思うかい?」とベイツが尋ねた。
「分からないな。期待はしていないよ。少し話をしただけだからね」彼はゴルトゥクの秘密を守りつつ、事実だけを答えた。
「正直に言うと、この湖は少し気味が悪いわ。水面下に邪悪で強力な何かが潜んでいると知ってしまうとね。つまり、それが自分の好きな時に出てこられないなんて、誰が言い切れるのかしら?」とルシンダが言った。
「もしそうしたいのなら、すでにやっているはずだよ。それにニムフェ(水精)――湖の精霊――は、あいつは出てこないと言っていた。彼女の妹が奴の縄張りである深淵へ下りて行った時に、妹を奪っただけだと」
「不気味な話ね」とヘルギも同意した。「その存在は間違いなく、ニムフェが永遠にこの湖におり、去ることができないと理解しているはずだわ。彼女の妹を殺すことで、彼女に孤独な生涯を強いたのよ。まさに残虐非道な行為だわ」
「俺はもっと酷いことをしたことがあるぞ」とレザが薄笑いを浮かべながら言った。
「そんなわけないでしょう」とヘルギが言った。「私の鑑識眼も完璧ではないけれど、あなたのような暴挙ができない人間だということくらい、一緒の時間を過ごして十分に分かっているわ」
「まあね」とベイツはレザに向かって言った。「で、お前が実際にやった中で一番残虐なことって何なんだ? あるいは、ここにいる誰でもいいが?」
「双子の姉妹とその母親についての面白い話があるんだが、男女混合の場には不適切だと思うな」とレザが言った。
「『男女混合』ってどういう意味? 女性がいるからってこと?」とヘルギが正した。
レザは頷いた。「不適切だろうからな」
ヘルギは鼻を鳴らし、彼を射抜くような視線で睨みつけた。「私の前で自分の性的な冒険談を語ったところで、私が子供のように震えて泣き出すとでも思っているの? 私が聞くに耐えないような話を、あなたが持っていると本気で思っているわけ?」
「まさか」とレザは言った。「単に俺たちの共通の社交上の慣習を守っているだけさ。お前がその話を聞いても平気だということは分かっている。それに、俺たちが食事をしている最中に俺が盛大におならをしても、ここにいる全員が耐えられるのも分かっているが、やはり社交上の慣習としてやるべきではないからやらないだけだ」
「社交上の慣習には感謝したいものだな」とベイツが言った。「まあ、僕自身は何度もそれを破ってきたことを認めるがね。社交上の慣習のことだよ――おならのことじゃない。実際、僕が犯した残虐行為の話なら教えてあげられるよ」
「なら、早く話しなさいよ」とヘルギが言った。「それを聞いて気を失う者なんて、ここには一人もいないはずだから」
「僕がまだ若い少年だった頃、アルフレッド・フォン・カムレンという親友がいたんだ。アルフレッドとその家族は『双炎の教会』の信者で、やがて彼は侍者になった。ある日、僕たちは剣術の練習――要するに棒切れでお互いを叩き合う遊びだが――をするために集まったんだが、彼が侍者を辞めたと言い出した。理由を尋ねたが、彼はそれ以上話そうとしなかった。数日間、優しく聞き出そうとした末に、アルフレッドはついに司祭から……良からぬ悪戯をされたと認めたんだ」
「それは確かに『残虐』の定義に当てはまるわね」ルシンダが身震いしながら言った。
「ああ、まだ終わりじゃないよ。それはただの前提だ」とベイツは言った。「僕はその教会のミサに通い始めたんだ。連れのいない子供が目を引くのに、そう時間はかからなかった。僕は司祭に、両親が離婚していて自分にほとんど構ってくれないと話した。答えを求めて教会に来たのだとね。僕がそう言った時、彼が少し唇を舐めたのを誓って覚えているよ。彼は僕の懐に入り込み、特別な関心を払うようになった。そしてついに、僕に侍者にならないかと尋ねてきたのさ。僕はこれ以上嬉しいことはないと答えた」
「俺が予想していた話の展開とは違うな」とレザが言った。
「間もなく、彼の行動はエスカレートした。僕を自室に呼び出し、献金皿の集計を手伝わせるようになった。信徒の誰それについてのちょっとしたゴシップを話し、秘密にするよう誓わせた。僕の肩をマッサージしながら、緊張しすぎていると言ったりもした。僕を部屋に招き、典礼用のワインを『うっかり』置き忘れさえした。彼が便所にいる間に、僕はその一部を植木鉢に注ぎ、ごく少量を飲み込んで、彼が望んでいた通り僕がワインに手を出したと思わせたのさ。僕はこれらの苛立たしい仕込みすべてに耐えた。彼が動き出すまで、そう長くはかからないと分かっていたからね」
ベイツは水を一口飲むために言葉を区切った。「ある日、彼の部屋で、前夜の睡眠中に啓示が降りてきたと彼は僕に言った。『双炎』が彼に示されたのだと。僕が求めている答えを見つける手助けができるが、まずは僕に集中できるよう、彼の身体と精神から穢れを取り除かなければならない、とね。そしてその啓示の中で、彼を助ける人物こそが僕だったのだと彼は言った。彼の身体を清める気があるかと尋ねられ、僕は平和を得るためなら何でもすると答えた。彼は僕をベッドに座らせ、僕の前に立ったんだ」
「やはり社交上の慣習を守ることに戻るべきかもしれないわ」ルシンダが言った。「この話の行き着く先が好きになれないもの。それに、これはあなたが『犯した』残虐行為の話であるはずでしょう、あなたに『なされた』行為の話ではなくて」
ベイツはウサギを飲み込んだヘビのような笑みを浮かべた。「落ち着きなさい。ここからが一番面白いところなんだから。僕はその瞬間がすぐに訪れると分かっていたから、あらかじめ準備をしていたのさ。僕は右手をズボンのポケットに入れた。司祭は衣を開いた――下には何も身に着けていなかった――そして僕に特定の触り方をすれば、いずれ彼の体内の穢れが湧き出てくるのだと言った。彼は僕を安心させるように微笑みかけた。僕は微笑み返し、左手を伸ばした。そして彼の股間を掴み、軽く捻り上げたんだ!」
ベイツは表情に狂気を孕んだ笑みを浮かべ、身を乗り出した。「彼は後ずさりしようとしたが、僕はしっかりと掴んだまま、大人しくしていなければ握り潰すと告げた。僕はポケットから右手を取り出した。そこには小さな小瓶が入っていた。歯で栓を抜いて小瓶を開けると、中身を彼の股間と僕の左手に浴びせかけた。手に入れたのは、革製品用の非常に強い赤色染料だった。すぐに染み付き、皮膚を数層削り落とさでもしない限り、少なくとも数日間は落とすことが不可能な代物だ。彼は悲鳴を上げ、憤怒の言葉が口をついて出たが、僕は文字通りあらゆる意味で彼の弱みを握っていた」
「お前は、そいつのものを数日間赤く染めるためだけに、それだけのことを耐え抜いたというのか?」とゴルトゥクが尋ねた。
「いいや」とベイツは答えた。「僕は掴んだ手を緩めず、染料をしっかりと定着させるためにゆっくりと語りかけた。友人は僕が宗教上の指導を受けるために彼と夜を過ごすことを知っているから、もし僕が行方不明になったり遺体で見つかったりすれば、彼が第一容疑者になるだろうと伝えたのさ。彼のものと僕の手に付いた染料は、僕に触らせた証拠となり、彼の本性を暴くことができるとも言った。彼は狼狽え始め、聖句と、親友同士なのだから自分の生活を破壊しないでほしいという個人的な哀願を混ぜこぜにして捲し立てた。それが滑稽だったこともあり、また染料を定着させる時間稼ぎのためにも、しばらく彼に喋らせておいた。それから、僕の指示に従う限りは本性を暴露しないと告げたんだ」
今や全員が、好奇心から嫌悪感に至る様々な表情を浮かべ、ベイツをじっと見つめていた。誰も食事の手を動かしていなかった。
「僕は彼に、二人の男が『双炎の教会』に侵入して自分を打ちのめし、多くの品を盗んで逃走したと即座に発表するよう命じた。当局には犯人の曖昧な特徴を伝え、万一容疑者が捕まったとしても、確実に別人だと主張するようにとね。架空の犯罪で誰も処罰されないように念を押した。彼は快く承諾したよ。次に、翌日の説教で『双炎』から啓示を受けたと言い、今後は女子だけが侍者になれると告げるよう命じた。彼がほんの少し躊躇したため、僕はもう少し強く握り締めると、彼は叫ぶように同意した。どちらか一方でも怠れば、数ヶ月に及ぶ虐待の事実を告発し、染料がその証拠になると警告した。彼は迅速に約束したよ。最後に、昼食用の鴨を市場から買ってくるよう命じた。彼が頷いたので、僕は手を離した。彼は下着を取り出して着替え、出て行ったのさ」
ベイツは再び水を一口飲むために言葉を区切った。「それから、僕は彼から徹底的に強奪したのさ。彼の部屋から高級品を持ち出し、執務室に入って献金箱からすべての金を盗んだ。祭壇からは金の燭台を、エメラルドが四つ嵌め込まれた銀の水差しを、そして『双炎』を永遠に燃やし続けるためのルビーがちりばめられた暖炉の道具を奪った。彼が食べる気もない鴨を買いに出かけている間に、すべてを奪い去ったんだ。彼が戻ってきた頃には、僕はとっくに姿を消していたよ。高価な品々は秘密の場所に埋め、それから友人アルフレッドの元へ向かった。彼に一部始終を話すと、今まで見たこともないほど大笑いしてくれた。献金箱から得た硬貨の半分を彼に渡し、彼を喜ばせるものに使うよう伝えたのさ。数時間後に強盗の発表を聞き、翌日のミサでは最前列に座って、今後は女子のみが侍者になれるという発表を聞いた。十三歳になるまで待ってから、近くの町を巡って埋めておいた高価な品々を売り払ったよ。金の多くは本を買うために使われ、一部はくだらないことに使い、また一部は様々な賭け事に費やされた。この一件全体がアルフレッド・フォン・カムレンをわずかに救うことになり、彼は徐々に本来の自分を取り戻していったのさ。僕個人としては、司祭が様々な溶剤や錬金術の試薬を使い、自分のものから染料を取り除こうと必死になり、結局火傷を負うだけに終わる様子を想像するのが好きだったよ。これが僕がやった中で最も残虐なことだろうね。まあ、間違いなくトップスリーには入る」
一行は沈黙した。水しぶきを上げる人々の音と、空気中を漂う短い会話の断片だけが響いていた。
丸一分ほどが経過した後、ルシンダが言った。「あなたを避けるべきなのか、それとも握手をするべきなのか分からないわ。ただ、その前に嘔吐する必要があることだけはほぼ確実ね」
「バカ言え!」とゴルトゥクが声を張り上げた。「見事な復讐劇じゃないか! 友人の仇を討ち、ついでに自分の懐も温めたのだからな。しかもそんな若い歳で! 正直、感服したぞ」
「悪知恵が働くわね、そこは認めるわ」とレザが言った。「ただ、動機のうちどれだけがアルフレッドを助けるためで、どれだけが自分のポケットを肥やすためだったのか気になるけれどね。大人の男にとっても大金だが、幼い少年には富そのものだったろう」
「本のおかげで良い教育を受けられたし、賭け事についても多くを学べた、とだけ言っておこうか」とベイツは言った。
「真面目な質問があるわ」とルシンダが言った。
「真面目な答えを返そう」とベイツが答えた。
「それだけの価値があったの? 肩を触られたり……彼があなたに対して何を望んでいたのか、どんな企みを持っていたのかを知りながら、耐え抜いただけの価値が?」
ベイツは頷いた。「自分の中の一線を理解していたんだ。彼が時間をかけて僕を手懐けようとしているのも分かっていた。最悪の場合でも、彼が実際にしてきたことは精々不適切な行為に過ぎなかった。一線を超えることはなかったよ――僕の引いた一線という意味だけどね。後から思い返して気に病むようなことも、夜も眠れなくなるようなこともなかった。彼は僕を操り、コントロールしているつもりだったのだろうが、実際はその逆だったのさ。彼が動きを見せ、僕の一線を越えようとした時には、僕は既に待ち構えていて、逆に彼の睾丸を捻り上げてやったんだ」
「それほど幼い時に経験するには、何もかもがあまりに強烈すぎるな」とアバナシーが静かに言った。
「僕は早く大人になったんだよ」とベイツは答え、その笑みを少し減退させた。「僕は賢かった。機会を見出し、それを掴み取ったんだ――文字通りね」彼は再びニッと笑った。「強烈だったさ、確かにね。だが、僕が見事に受け止めてみせたのは確かだ」彼は大きな声でクスリと笑った。「すまない、今のダジャレは意図的じゃないんだ」
「さて、そんな話の後で自分の話を語れるとは思えないわ」とレザが言った。
「おいおい、頼むよ」とベイツが言った。「勝負じゃないんだから。これは僕たち全員の絆を深める体験なんだよ。僕を超えるような話をする必要はないさ。僕は打ち明けて魂を曝け出したんだから、残りのみんなも同じようにしなければね」
「たとえ誰かがその後に続けられる話を持っていたとしても、今はもう話はお腹いっぱいだと思うわ」とルシンダが言った。「出発するべきだけれど、もし釣りや水浴びのために休憩を取るなら、朝食を片付けて取りかかりましょう」
「みんなは先に行って」とクラリッサが言った。「片付けは私がやっておくわ」
ゴルトゥク、アバナシー、そしてルシンダは釣りをすることを選んだ。ヘルギとベイツは泳ぎに行ったが、ヘルギは深場に潜む存在にまだ怯えており、浅瀬にとどまっていた。ベイツは気に留める様子もなく、さらに沖へと進んでいった。レザは人々を眺めたり、ヌールの手入れをしたり、武器の手入れをしたりする作業を交互に行っていた。クラリッサが片付けを終えると、彼は彼女に興味のあることをしに行くよう促し、彼女は泳ぐことを選んだ。
最初の十分ほど、釣りは比較的なにごともなく進んだ。彼らは少し混雑が少なく、より静かな釣り場を見つけていた。
突然、ゴルトゥクの釣糸に強い引きがあり、彼は唸声を上げて竿を引いた。しかし、その後の魚の抵抗はほとんどなかった。ゴルトゥクが水から引き揚げると、ルシンダがクスクスと笑った。
「悪くない大きさの魚だけど、ゴルトゥク、そんなに強い引きだったなんて驚きだわ」
「集中していなかったんだ。手が緩んでいた時に不意を突かれただけでね」と彼は言った。
五分後、再び同じことが起こった。強い引きの後に、手応えのほとんどない魚が上がってきた。結局のところ立派なサイズではあったが、感動するほどのものではなかった。
「またぼんやりしていたの?」とルシンダが悪戯っぽく尋ねた。
「君は何匹釣れたんだい?」とゴルトゥクは冗談めかして鬱陶しそうに返した。
ほんの数分後、水しぶきとともに、湖から一匹の魚が跳ね起き、弧を描いてゴルトゥクの胴体にまっすぐ飛び込んできた。素早い反射神経で、彼は竿を落として魚を掴もうとした。魚は滑りやすくて保持できず、結局彼の胸にぶつかった。彼は腕ですばやく胸に押さえつけ、岸までの短い距離を渡り、まだ跳ね回っている魚を、先に釣った二匹と一緒に置いた。
「釣りの経験はないって言っていなかったかしら?」と彼が戻ってきた時にルシンダが尋ねた。
「そう言ったよ、確かに」
「それなのに二十分で、私たちは一匹も釣れていないのに、あなたは三匹も釣って、しかもそのうちの一匹は文字通り自分からあなたに飛び込んできたわ」
「まあ……彼らは人間が釣りのために水に入ったり、泳ぎ回ったりする匂いに慣れている。ミノタウロスの匂いが珍しくて興味を引き、寄ってきたのかもしれない」
「どうだか」とルシンダは納得していない様子で言った。「魚に匂いが分かるとは思えないけれど」
ゴルトゥクが湖に手を伸ばして竿を回収しようとしゃがみ込んだ時、別の魚が水面から飛び出し、彼の角の一本に直接着地して猛烈にのたうった。
ルシンダは笑い出した。「ええ、間違いなく興味津々ね」
アバナシーは露骨に視線を外し、少し唇を噛みながら、患者から聞いた悲しい出来事を思い出して笑いを堪えようとした。
ゴルトゥクは竿を手にして岸に戻り、魚を外して角についた内臓を拭き取った。
続く三十分の間に、ゴルトゥクは竿でさらに三匹、そして水面から飛んできた七匹の魚を捕まえた。ルシンダは中型のトラウトを一匹釣り上げ、アバナシーは一匹も釣れなかった。
「自分の匂いを瓶詰めにして釣人に売る方法を考えた方がいいわ。想像を超える大金持ちになれるわよ」とルシンダが言った。
「『ゴルトゥクのエキス』だな」とアバナシーは我慢できずに言った。
ゴルトゥクは一瞬狼狽えた様子を見せた。「少なくとも一度くらいは、その地域で最初に目撃されたミノタウロスであることが、不利ではなく有利に働いたということにしておこうか」と、彼はなんとか言った。
さらに三十分後、ゴルトゥクはさらに六匹の魚を蓄え、ルシンダはやや大きめのバスを、アバナシーもトラウトを一匹手に入れた。
「これらの魚の一部はすぐに調理できますが、数日以上保存できる状態で保つ時間はありません。これ以上取るのは無駄になってしまいます。もう十分満足されましたか?」とミノタウロスが尋ねた。
「私にとっては忍耐と時間を共有することが目的でしたから。トラウト一匹で十分ですよ」とアバナシーが言った。
「私にとっては見世物ね。間違いなく見世物だったわ。だからもう満足よ」とルシンダが言った。彼らは岸に戻り、道具と獲物の片付けに取りかかった。
彼らは一行の元へ戻り始めたが、ゴルトゥクが立ち止まった。「忘れ物をしてしまった」と彼は言った。「先に行っていてくれ。すぐに追いつくから」彼は釣りをしていた場所に戻り、水の中へ数フィートほど足を踏み入れた。少しすると、水の中に淡い青色の人影が見え、その周りに濃い青色の髪がなびいていた。彼は微笑み、彼女に向かって手を振った。突然、彼の足首の周りの水が、まるで温泉のように心地よく温かくなった。それはほんの数瞬間だった。彼女は少し近づいており、彼に振り返しているのが見えた。
「ありがとう、アグニエシュカ」と彼は言った。「君と知り合えてよかった」
彼が振り向いて去ろうとした時、大きな水しぶきが上がり、大きなニジマスが突然空中を飛んで彼に向かってきた。苦労はしたものの、彼が両腕で受け止められるほどの大きさだった。水面を渡ってかすかな笑い声が聞こえてきた。彼は首を振りながら一行の方へと戻り始め、この奇跡的な大漁の最後に加わった大物をどう説明すべきか、必死に考えを巡らせた。




