指輪物語
古いものが好きな私は、子供の頃に指輪物語を読みました。中学生くらいでしたね、世ではローリング女史がハリーポッターを書き始めた頃でしたが、私は魔法とかがイマイチハマらないので指輪物語派です。
ちょうどその後、奇跡的なタイミングでピーター・ジャクソン監督の三部作が作られ始めまして、興奮しました。旅の仲間たちの武器のくだり、ボンバディルのエピソードがまるっと消えたり、残念なこともたくさんありましたが、印象的なシーンが恐ろしいほど期待通りの絵に撮れていて本当に好きな映画です。王の帰還でミナス・ティリスからローハンへ危機を伝える際、永年使われることのなかったはずの烽火台を全員がしっかりと守っていて、ちゃんと機能するシーンは圧巻でした。真面目な人間たち尊すぎます。
ただ、瀬田貞二さんの翻訳に親しんでいた私としては、アラゴルン様のことは絶対に馳夫さんと呼んで欲しかった。山下様もまんまでツボです。
で、指輪物語の登場人物ではボロミア様、サム、エオウィンが好きなのですが、逆に、好きじゃない人物もいます。アラゴルン様です。
映画版ではイケオジのヴィゴ・モーテンセン様が演じられているので薄まっていますが、とにかく私は、馳夫さんが好きではない!あ、ヴィゴ・モーテンセン様は渋くてとても好きです。
ホビットたちの旅に加わった瞬間からなんか感じが悪い。なんか暗い。カビてる。
人間の王様になるべき器なのに、人間嫌いの名誉エルフ。これ本当にムカつく。エルフ語で喋ってるところとか普通にイラッとする。
馳夫さんが野伏決め込んでる間にミナス・ティリスを守ってたボロミアやその一族のこと、どう思ってんの?なんで上から目線なの?感謝せいや!ほんとはあなたの仕事だよ!裏でちょっと手伝ってきたかもしれんけど、でもボロミアと出会ってしまったなら、最初の一言は「ありがとう」やろがい!
あと、デネソール公にもありがとう、ごめんなさいしてほしかった!
デネソール公の最後、泣ける。
映画は結構デネソール公の描き込みが浅くてそれも悲しい。




