第100話 胎動
誠に申し訳ございません、97話の投稿をすっ飛ばしておりました...!
すでに投稿済みとなっておりますので、ぜひご覧ください。パステル⭐︎ナイツ視点です。
ダンじぇい民モンゴロースレ(魑魅魍魎)パート126
001:スレ立て乙
002:乙
003:今回はさすがにやばかったな
004:高松兄妹やばすぎだろ
005:殺人者兄妹
006:途中から見てられなかったわ
007:ガズルのおじきも可哀想だったし
008:高松兄妹、資格剥奪らしいが罪軽くね?
009:まぁ、その後モンスター・Xに半殺しにされてたし…
010:テレビニュースでも大々的に取り上げられてたな
011:テレビでやってたのはモンゴローというより、パステル☆ナイツの訃報とモンスター・Xについてやろ
012:あと死んだはずの英雄な
013:懐かしいわ、蒼天の英雄
014:何者なんかね
015:さぁねぇ
016:アキ関夫がアンデッドとか言ってたぞ
017:アキタクスゼイアン!
018:これにはたっくんTVもにっこり
019:モンスター・Xって新宿Dにも出没したよな?
020:それ、同一個体なのか別個体なのか、調査が急がれてるらしい
021:同一なんてことある? ダンジョン出てうろちょろしてることになるやん
022:その可能性もあってやばいから国が動いてるんやろ
023:あれとコンビニで遭遇したら大も小も漏らす自信あるわ
024:グミとか買ってたらちょっとかわいい
025:草
026:ワイ、某A省に近いとこで働いてるんやがX狙ってトッキュウも怪しい動きしてるらしいぞ
027:出た、トッキュウ
028:なにそれ
029:ニュースくらいみろアホ
030:>029ニュース見ててすごいね頭良いね、これで満足か?
031:>030どんなコンプ抱えて生きてんだこの虫けら
032:>026ほぼ答え言っちゃってて草
033:>026隠せてないぞ
034:特別手配超人級犯罪グループ、通称トッキュウな
035:なんでそいつらが動くんや
036:X捕まえて兵器利用しようとしたり、他国に売りさばこうとしてるんやろ
037:モンゴローとぱんじーの言ってた密売組織もそいつらが元締めか
038:たぶんな
039:高松兄妹が雇ってた回収業者もトッキュウの息がかかった奴らだったらしいぞ。昨日まとめてお縄になったらしいが
040:あいつら殺すのばっかで素材に頓着しねえからなぁ
041:まーた治安が悪化していくのか
042:ただでさえ最近治安悪いのに
043:世も末やな
○
拙者はニンジャ。亀山ニンジャ。すまぬ、同窓会には行けそうにないでござる。
『グギュァアアアアアアアアアーーーーッッッ!!!』
「ひぃいいいいいいいいーーーーーッッ!!!」
拙者は今、富士ダンジョンにいます。高圧的な二つ名後輩探索者にコキ使われて、密林エリアを駆け回っています。
ゴォオオオオオオオオオオーーーッッッ!!!
「ブレス!? ブレスはダメ!!! ブレスは死ぬってオイッ!!!」
本当はおうちに帰りたい。暖かいお風呂やふかふかのお布団。お母ちゃんの手料理。
でも…。
「ああああああああああああ!!! 抜けた! やっと森抜けたぁあああッッ!」
拙者はもう少しだけ、知らないふりをするでござる。
「フン、ようやく来たかエロ忍者。どけ、邪魔だ。」
「キィイイイイイイイイーーーッッ!!! こちとら死ぬ思いしてドラゴンを釣りだして来たのに、なんじゃその態度は貴様ァアアーーーーッッ!!!」
「――<ドラゴニック・ランス>。」
「ぎゃああああああああ!!! 拙者ごと殺るつもりかぁああああああッッ!!!」
拙者の走る密林が、いつかこの高慢チキクソガキ探索者をぶっ殺してくれると信じてるから!!!
「お母ちゃぁあああああああああああああん!!!」
ああ、帰りたい。
○
「…あら、あらあら? わたくしの子山羊ちゃんが倒されたようですね。」
薄暗い、古い旧い神殿のような場所。
明かりはなく、壁一面を覆い尽くすように、黒い触手が蠢いていた。粘液で粘ついた触手たちはヘビのように、ナメクジのように、部屋中を這いずり回っている。
『『『メェ、メェ。』』』
這いずる触手のところどころには“口”があり、そこから山羊のような鳴き声が響いている。
「あらあら、新たに加護を得た子がいるのね? どんな子なのかしら。」
その悍ましき部屋の中央。すべての触手の終着点に、それはいた。この場所に似合わぬ、絶世の美女。肌は透き通るように白く、ツヤツヤとした黒髪は床にまで届く長さ。
豊満な体は扇情的。裸体、しかし全身はうっすらと粘液で覆われており、動く度に大きな乳房が揺れていた。
「あら、あらあら! なんて勇ましくてかわいらしい! 人間、いえ。どちらかと言えば、私たちに近い、のかしら?」
倒された“子山羊”の記憶を覗く、その女。獣の愛し子と楽しげに話すその姿を見て、女のあふれ出す母性がうずいて仕方が無かった。
「あらあらあら、どうしましょう。私、この子に一目惚れしてしまいました。」
たまらない、と言った様子で体をかき抱く。巨大な乳房がむにゅり、と形を変えた。
「さぁ、早く私を迎えに来て? かわいいかわいい、私の愛し子。」
熱い吐息が漏れ、金色の瞳が揺れる。
その瞳孔は、山羊のように割れていて。
「私の、運命の人。」
『『『メェエーーーーーーーッ!!!』』』
蠢く触手達が、歓喜の声をあげた。
第二章 「平原の獣人編」 完。
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第三章 「密林の蟲人編」へ続く。
第二章、完結です。
次回メインキャラ紹介を挟み、第三章についてはしばらくカクヨム様での公開ストックが貯まり次第、こちらでも順次公開して参ります。
カクヨム様の方ではすでに第三章始まっておりますので、気になる方はぜひ以下から読んでみてください。
https://kakuyomu.jp/works/2912051599435130574




