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"なろう"小説ネタ帳  作者: ネタ帳
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あるべき神の姿とは?

この章は宗教的な思想に対して一部攻撃的な表現を含みますが差別的な意図はありません。

読まれる際にはそういったことをご了承いただいた上でお願いいたします。

また、私の価値観や考え方について反論がお有りでしたら随時受け付けております。

この世界には古今東西、様々な「神」が存在する。

小説家になろうに投稿される物語は中世ヨーロッパをモデルにしたものが多く、それ故に物語に登場する神は絶対的な力を持つものとして描かれることが多い。一方で、多くの場合にそうした神は主人公に対して直接語り掛け、力を授け、時には直接手を貸すといった場面も見られる。この章ではキリスト教に代表されるアブラハムの宗教の「神」とはどの様な性格であるのかということを考え、それをモデルにする小説での神の在り方を提案する。


まず第一に、アブラハムの宗教とは何かや、その神がどういった存在としてヘブライ語聖書、新約聖書、コーランで扱われているのかについて説明が必要だろう。

アブラハムの宗教とは、ユダヤ教においてすべてのユダヤ人の祖はアブラハムという人物だとし、キリスト教やイスラム教もこれを踏襲したことからそう呼ばれている。意外と知られていないことだが、対立関係にあるこれらの宗教も根本は同じなのである。「聖典」の成立をその宗教の成立とするのであれば、ユダヤ教は前500年頃、、キリスト教は紀元400年頃、イスラム教は紀元600年頃にそれぞれ成立している。キリスト教の成立が紀元400年と遅いのは、その時代の政治情勢や派閥争いによって聖典の内容が二転三転したことによる。

これらの三宗教における神の存在とは唯一絶対のものである。アニミズム的な神を信仰するのが一般的であったのに対して一神教というのはかなり異質であるが、それが生まれたのはユダヤ教成立の背景に起因しているだろう。


さて、唯一絶対の神とはどのような性格だろうか?誤解を恐れず言ってしまえば、神とは決して慈愛に満ちた存在などではないだろう。

なぜなら神とは万能であるにも関わらずこの世に善と悪の両方を創り出している。悪の存在を神が与えたもうた試練であり、堕落した人間をふるいに掛けているという人もいるが、全知全能の神がどうしてそのようなものを創る必要があったのだろうか。考えられる一つの答えとしては神の本質が「悪」であるから、だろう。

神が悪の象徴であるならば、様々な試練を振り掛けることも納得ができ、右往左往する姿を見てほくそ笑む姿も容易に想像ができる。


「信じれば救われる」というのはキリスト教の使途パウロの教えだ。中世にはこれを曲解し、信心は喜捨によって量れるなどという教えも広まったのは別として、果たして信じれば救われるということはありえるのだろうか。

何度も言うが神とは唯一絶対の存在であり、我々人類はそれを崇め奉る側だということを忘れてはいけない。「信じれば救われる」という言葉は「信じる」という人間の行動によって絶対的存在であるはずの神の行動が「救う」というものに決まることを意味する。つまり人間が神を制御できると言っている。この言葉を考え出したパウロには、キリスト教はおろかユダヤ教ですら人口の2-3割しかいないローマ帝国内やその周辺で布教するために分かりやすい謳い文句が必要だったという事情がある。

神に救いを求めたとして、その者が救われるということはまさに「奇跡」に近いことだ。


なろう小説がモデルにする絶対的な存在としての「神」とは、絶対的であるが故に冷酷である。人に施しをするならば、それは気まぐれに近い。神を親しみやすく身近な存在として描く作品は多いが、本来はもっと悪として描かれるべきなのではないだろうか。なお、主人公に対して悪辣な神を描く作品はあるが、そういった神は権能に対してあまりに人間的すぎる。絶対的な存在の神とは本質は悪でありながらも人間には無関心だろう。

常体、敬体どっちを使えば良いのか分からんね。

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