TWO SHOOT 「ウゴカナイ心臓」
「ウゴカナイ心臓」
小鳥が朝を告げるようにせわしくなく。そして目がくらみそうになる朝日の向こうに彼らはいた。彼らはベルマンの一軒の後にこの世界の東北に位置するエファニールヘときていた。個の町は数年ほど前に国際指名手配犯を頭とした革命軍が前政権を壊滅させ今ではフッカー・マーシー・ジョブキラー・ジャンキーどうしようもない無法者ばかりが集まっている。そして彼らが今いるカリビアンバー「death ship」にも数えることを諦めてしまいそうなぐらいいる。
「・・・姉さま僕らはいったいどこへ向かえばいいのかな・・・」
「・・・さぁ・・・」
「ベルマン達はまだ僕たちを追ってきているのかな・・・」
「・・・さぁ・・・」
「ねぇ、姉さま・・・」
「何兄さま?」
「・・・僕たちに生きている価値なんてあるのかなぁ・・・」
彼女はその問いに答えずにグラスに入っていた茶褐色の液体を一口飲むとこういった
「誰に生きる価値があって誰に無いかなんて私の決めることではないし、むしろ決められる事ではないと思うわ・・・」
そう言ったっきり彼女は視線をカウンターにおいてあるグラスに落とした
「そう・・・か・・・」
彼はそう言うとグラスの中の液体を飲み干し席を立ちバーテンと一言二言会話をし渡された鍵を持って階段の上へと消えていった・・・
彼女はやはり視線をグラスに落としたままだった・・・すぐ近くで怒鳴り声が聞こえ人を殴る音が聞こえても彼女は下を向いたままだったしかし銃声が響いた途端に彼女は我に戻りすぐに階段を駆け上ろうとしたしかしその行く手を3人の屈強な男性が阻んだその3人のうちでリーダー格らしき男が口を開いた
「お嬢ちゃんどうしたの?パパやママとはぐれちゃったのかな?お兄さんたちが送っていってあげるよ」そう言うと彼らは彼女の腕を強引に掴み彼女を店の外へと連れ出していった。次の日にめったざしにされた男性三人の惨殺死体が見つかったのは言うまでもない・・・
彼は一人ベッドの上に座り込み考えていた「僕たちに生きている価値はあるのだろうか・・・」ただその言葉だけが頭をよぎる・・・しかしそんな彼に今までの疲れに値する睡魔が襲ってきた。さすがの彼も勝てずに夢の世界へと落ちていった・・・
次に彼が意識を取り戻したのは明朝5時だった階下のバーからは時間を感じさせないくらいに怒鳴り声やグラスのなる音が聞こえてくる。
「姉さまはまだ帰ってきていないのか・・・」
彼はそう呟くと身なりを整えそして彼はまるで踊りつかれた人形のようなおぼつかない足取りで階下のバーへと降りていった。バーのかきいれ時は深夜なのだが幸いにも一番端のカウンターが開いておりそこに少年は座ったそこにオーダーを取りにバーテンがやってきた
「坊ちゃん何にしますか?」
バーテンが小ばかにした声でそう聞くと彼は
「※バカルティあるだけ」
そう言うと彼は懐から札束を取り出しそういうとバーテンはあっけにとられた顔をし
「へ、へい!」
そう言うと札束を引っつかみ飛ぶように酒を持ってきた、彼がバーテンの持ってきた酒を飲み始めると横の席の彼とそう年の変わらない少女が口を開いた
「そんなに飲みすぎるとお体に触りますわよ同業者さん♪」
その言葉を聞いた瞬間彼は懐の銃を抜こうとしたのだがそれよりも早く彼女が銃を取り出し少年の喉下に当てていた
「安心して♪今日は戦いにきたわけじゃないから♪」
そう言うと彼女は自分から銃を下ろした
「何の用だ・・・」
少年がそう言うと彼女は口を開いた
「私の名前はクリプト=バレンタインとある王家の出身よぉ♪そうはいってもぉもう今は国ごと消えちゃったしぃ、私たちがその国の最後の生き残りなんだけどねぇ♪クスクス・・・」
彼女は楽しそうに語り始めた
「私たちはぁとある能力があるのぉ今はまだ秘密だけどぉまた出会ったら教えてあげるわぁ♪」
彼女はそういいながら席を立ったそして少年の後ろをとおるとき彼女は少女から大人へと変わっていた
「じゃあねぇバイバイ♪」
彼女は陽気にそういいながらバーを出て行った。
「今のが能力か・・・しかしそれを使いつづけていれば・・・」
彼はそう呟きながらバーを出て少女の元へと向かった・・・
その頃少女の所へも同じように客人がきていた
「だからぁはなしきけって〜の」
ボウィナイフを投げながら一人の少年がそう言う
「五月蝿い・・・」
少女はただ一言だけそう言うとさらに速度を上げて走りながら※BARを連射する
「だからぁ僕にそんなもの撃ってもむだだってぇ」
少年はそういいながらその場に立ち止まった。すると瞬時に7.62mm×63の弾丸がわれ先にと少年の身体に打ち込まれる、しかし彼は死ななかった・・・
「だからいったじゃぁん、僕には心臓がないんだからぁ」
少年がそう言うと少女は単発銃を右手から左手に持ち変えると地面を蹴り跳躍した。そして少年の目の前までくると
「ならば死ぬまで刺すのみ・・・」
そう呟くと少年を後ろに蹴り倒し足の横に付けてあったナイフで刺しまくった。そして幾度刺したかわからなくなった頃に左手にあった単発銃を少年の喉元に当てた。
「答えなさい・・・貴方は何処の所属なの?CIA?GRU?それともKGB?」
「残念だけどぉその中のどれにも所属してねぇんだよ!!」
少年の口調がいきなり変わり少女は後ろへと跳ね飛ばされ体勢が逆転した
「死ね」
少年の声が無情に響いたその瞬間だったパシュッという音が暗闇に響き次の瞬間彼女に馬乗りになっていた少年はなぜか彼女の上へと覆い被さるように倒れていた
「っな・・・」
それがサイレンサーをとおる弾丸の音だと気づいたときにはもう遅かった。彼女の額にも穴があき彼女の視界は深い闇に塗りつぶされていた・・・
そして二人の子供が眠ったあとに現れたひとつの影・・・
この影は一体何を示しているのだろうか・・・
そしてもう一組の子供たちも同じようになぞの集団に囲まれていた
そしてその中でサングラスをかけたリーダー格らしき男が一歩前へと進み出てこう言い放った
「大人しく着いて来れば命の保証はしよう。しかし抵抗をすれば命の安全は保証できない、この状況でどちらが賢明な判断かはわかるはずだ・・・そうだろう血の兄姉と死の配達人・・・」
男がそういい終わるか言い終わらないかの内に二人の子供は背後から銃で殴られ気を失ってしまった・・・
「そう、それは賢い選択だ・・・・」
男性の声が真紅の月の下で無情に響いていた―――
Он продолжает




