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Night of twins  作者: higurasi
3/3

THREE SHOOT 「クライ監獄」

「クライ監獄」

ピチャと小さな音を立てて少年の頬に雫が一滴落ちる。その雫の冷たさで彼は目がさめた彼はおぼろげな瞳で辺りを見回しながら自分の状態を確認しココに来るまでの記憶をさかのぼっていた。

「確か俺は謎の男に気絶させられて・・・・」

彼はそう呟いていると黒いコートを着用し煙草をくわえた男性がやってきた。彼がその男性に機を取られている間にその男性は鍵を開け始めた。男性は鍵を開けるとようやく口を開いた

「さぁ、まだ寝ている三人を担いでココを出るぞ」

といい確か先刻バレンタインと名乗った少女と彼の姉を担ぐと牢から出ようとした、そのときに思い立ったように彼はこういった

「おお、そういえば忘れていたなお前の銃だ」

彼はそう言うと少年のほうに向かってM500を投げた

少年が慌ててそれを受け止めると男性は

「弾丸は5発だ、大事に扱えよ」

男性はそう言うと煙草に火をつけながら監獄の前薄暗い廊下を進んでいく、少年は一人残っていた少年を背中に背負い男性の後を追いかけていった。

そして少年は男性に向かってこう聞いた

「他にも武器があった筈だそれはどうした」

男性はそう聞かれると

「そんなものしらん、俺が持っていたのはお前が持っているそれだけだ、ハンターモデルは珍しかったのでな、後学のために持っていただけだ。まぁこれを機に武器を変えても良いんじゃないか?」

男性はそう答えた。

「今さらだがココは何処なんだ?」

彼は最も気になっていた疑問を男性に聞いてみる

「おまえ前はベルマンとか言うやつのところにいたそうだな、ココはそいつが作った生体兵器の研究所で昨日そのベルマンから連絡があり『お前らを拉致しろ』との事だった。だから今お前らはココにいる」

男性は少年の疑問に長々と答えるとそれっきり何もしゃべらなくなってしまった。数十分ほど歩いたところでいきなり天井に取り付けられていた警報機がなり前方の廊下から何十人の人間の足音が聞こえてきた。

「ちっ、気づいたのか」

彼は舌打ちしながらそう呟くと続けてこういった

「おいボウズ大人の戦いっぷりをよく見とけよ」

彼はそういうと懐からデザートイーグルを取り出し、そして前方に向かって構えた、そしてうっすらと人影が見えたときに彼はただ一発だけ弾丸を撃った、するとその弾丸は人影に命中したと同時に爆発した、少年があっけに取られているところを

「ボウズ逃げるぞ」

とそういいながら彼の襟首を引っつかみ一目散に背後へと走っていった。時々彼は通路脇にある細い通路に向かってやはり一発ずつ弾を撃っていた。そして彼の弾丸が命中したと思われる瞬間に爆発音が響いていた。そして彼と男性は薄暗い通路をまっすぐに進んでいき突き当たりの部屋へと飛び込んだ。ソコは倉庫のような場所で廊下よりもさらに暗く唯一窓だけが明るかった。

「おい、大丈夫かボウズ?」

彼は今まで吸っていた煙草を床に投げ捨て新しい煙草に火をつけながら言う。

「ああ、心配は無用だ。しかしこれからどうする?追い詰められたんじゃないのか?」

彼がそういい返すと、男性はニヤリと笑い

「いや、これも逃走経路のひとつだ」

そういうと光の供給源だった窓をデザートイーグルの銃床で叩き割り彼のほうへと向き直り

「おいボウズお前目を瞑っといた方が良いぞ」

男性はそう言うが早いか彼の襟首を引っつかみ窓の外へと飛び出した。男性は意識を失いかけている彼を無視しアスファルトの上に着地した。近くには姉たちが倒れている。彼は薄れいく意識の中で男性に聞いた

「おっさん・・・・あんた一体何者だ・・・・?」

彼が懇親の力を振り絞って聞いた質問に対し男性は軽軽しい口調で

「おう、自己紹介がまだだったな俺の名前はゼロ=マスケティアーノだ。それに俺はおっさんじゃないお兄さんと呼べ」

男性が答えたのは自らの名前だけでそれを聞きとどけた直後に彼の視界は真っ黒に塗りつぶされた・・・・

次に彼が目を覚ましたときに見たものは真っ白な天上だった。真っ白な壁に清潔そうなシーツ、雰囲気からして自分が寝ているのはおそらく病院なのだろうと思った。ふと周りを見渡すと姉たちも自分と同じようにベッドに寝ているが目を覚ましそうにはない。彼はベッドから起き上がり着ていた患者用の服を脱ぎ今まで自分が着ていた服に着替えた。彼が着替え終わった瞬間に病室のドアが半ば乱暴に開け放たれゼロと名乗った男が両手に5人分のトーストが乗ったトレーをもって入ってきた。

「よう、起きたのか」

あい変わらず煙草を口にくわえながらそういう

「ああ、ところでココは何処なんだ?」

そう彼が聞き返すと

「病院だ」

と、とても簡潔な答えがかえってきた。

「正確に言えばセントジョーンズ通り68番地クコル病院144号室だ」

「・・・・・・・・・・・」

彼が何も言えずにゼロを見ていると彼はトレーをテーブルの上に置きトースト一枚にマーガリンを塗って彼に手渡してきた。

「食っとけ、食ったらすぐに出かけるぞ」

ゼロはそういって彼にトーストを渡して病室から出て行った。

その日は窓から差し込んでくる光がとても明るかった・・・・・


To be continued?


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