夏のイベントを満喫しよう!
お久しぶりですA_Aです。A_Aの意味が分からない方は活動報告とかを確認してください。(上からですみません)
投稿が不定期ですがすみません
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前回のあらすじ
夏休み零子の別荘へとやって来た赤丸一同。
プライベートビーチではしゃいだりいろいろなことをしながら時間を使う赤丸は料理当番を命じられた。それに付き添う雪風さん。
二人で仲良く帰るスーパーの帰り道。雪風さんがとあるものを発見し・・・!?
夏のイベントちょっとずつ消費していきます
ドンドンドン!ッカッカッカ!ハッハッハッ!
太鼓を激しく打ち鳴らす音…
ア~ア~ア~ヨ~ヨ~ヨ~
光に包まれたステージ近くを大きく包むような大音量の歌…
そしてそれを囲むようにして時に手を鳴らし、時に回転しながら人々がぬらりと踊っている…
明るく光るたくさんの提灯はもうすでにいなくなってしまった太陽の如く、漆黒に包まれた夜空をしっかりと照らす…
周りを見渡せば威勢のいいおじさんの「いらっしゃい!」という声に、甘い物や辛い物のにおい。何かを焼いているじゅーじゅーという音も聞こえる。
人の声はお店のおじさんの物だけではない。
「あれが欲しい!」「これが欲しい!」と駄々をこねる少年少女の声…結構いい。
「何食べたい?」「う~んと~…たけし君の食べたいモノ、かな?」「も~そういう冗談はやめてよぉ~(ハート)」「うふふ…ごめんね♪」といういかにもなカップルの声…リア充とかマジ・・・・。
「あ~これ久しぶりですね~おじいさん」「ああそうだな。わしも若い時はよくこれを食べておったぞ」「ええ覚えてますよ」「そうかそうか」という老夫婦の姿も見受けられ、あたり一面老若男女ありとあらゆる人間がそこに存在していた。
「まさに人類の縮図を見ている様だ」
「キモ」
イラッッ!!!
「零ちゃんそんなこと言わないで~ゆう君もいろいろあるんだよ~」
「そうだそうだ~俺にもいろいろあるんだ~零子は黙ってろ~へへへ~ん」
パキっ
「ひぃい!!」
零子が徐に指を鳴らし始めた。これは今にも正義(?)の鉄拳がお見舞いされるサインである。ので俺は最近だんだん高くなっていている危険察知能力と危険回避能力のおかげで何とかその攻撃から逃れる事が出来た。
「お~よしよし~かわいいな~ゆうくん~」
逃げた先がたまたま!!たまたま雪風さんの背中だったのはまったくもって偶然である!決してだ!
しかし俺はその偶然にとても感謝する!だって雪風さんに頭撫でられたんだぞ!嬉しくないわけないじゃないですか!うおぉぉぉ!!!
零子の視線が完全にやりに来ていることは俺は無視だぜへへ~ん。
「それにしてもさ勇樹。よくこの祭りのこと知ってたな。」
それは大輝の一言である。
ナイスなネタ振りありがとう!親友!b
今、現在俺たちがいる所はと言うと…
実はもう気付いてると思うけど…
今我々は…夏祭りに来ております!
【勇樹】うぇ~い
【雪風】いぇ〜い
【大輝】・・・
【零子】このテンションにはついていけない…
※ ※ ※
ことの発端は俺と雪風さんがスーパーへ買い物に行った帰りである。(23部参照)
買い物を済ませ、仲良く別荘へ帰る道のとある時計店のガラスにこういうチラシが貼ってあったのを偶然雪風さんが発見した。
(ちなみに荷物はすべて俺が持っていた。俺紳士!)
『第126回 夏祭り&盆踊り大会 開催!!』
とでかでかと書かれたそのポスターには大輪の花を咲かせた奇麗な花火の写真があった。バックは海っぽい。ということはもしかして海から打ち上げるのか?
雪風さんはこれを見た瞬間「ねぇねぇ!ゆう君!コレ!これみて!夏祭りに盆踊りだって!面白そうだな~行きたいな~」みたいな感じのことを可愛くはしゃいでいたので俺も持っていた荷物を一旦下しスのポスターをじっくり観察する。
「日時はどうやら今夜見たいですね。場所は
ーっと。神社でやるみたいですよ。それに結構別荘から近かったりしますね。うん!普通に行けるんじゃないですかね。」
そう伝えると、
「やったぁ~!(雪風ハイジャンプ)じゃあ後でみんなでいこ?ね?ね?」
「あ、はい。分かりました。行きましょう。」
「うん!じゃあ零ちゃんたちにも連絡しなきゃ!」
雪風さんは携帯を取り出し零子の番号をコールする。数回呼び出したのちに零子は出た。
≪もしもし~雪ちゃん?どうしたの?何かあった?もしかしてくそ虫に何かされたの?≫
「そうじゃないんっだけどね!あのねあのね!今夜お祭りがあるみたいなの!ゆう君が言ってた!ね?みんなでそこにいかない?」
≪夏祭りかしら・・・そうね。いいわ行きましょう。≫
「うん!じゃあもうすぐで帰れると思うから待っててね」
≪分かったわ。楽しみにしてるわ・・・それじゃ≫
「それじゃ!…よし!早く帰ろう!ゆう君!」
零子との電話を終えて雪風さんはスタスタと帰ろうとする。それを俺は止めた
「ちょっと待ってください雪風さん!」
「ん?」
「このところに小さく【※浴衣のレンタル、着付けのサービスも行っております。ぜひご利用ください】って書いてあるんですけど・・・」
「それが?」
「うう゛」たまに雪風さんは自分が女の子であることを忘れてしまう所が有るみたいです。
「雪風さん。浴衣・・・とか着てみたくないですか?」
「まぁ着てみたい気はあるけど~でも私には合いそうに無いからな~」
「そんなことないです!雪風さん絶対浴衣に似合うと思うんです!俺は正直・・浴衣着てる雪風さんも見てみたいです!」何言ってんだ!おれ~!まあ本心だけどさ!!!!
「…う~ん。ゆう君に其処まで言われちゃったらな~着るしかないかな~」渋々といった決断に見えなくもないけど…
しかし言葉とは裏腹に雪風さんの顔はにこやかである。きっと着てほしいって言って欲しかったんだな~
「それじゃあ!早く帰って準備しよ!ご飯も作らなきゃだし!」
「そうですね」
「うん!」
雪風さんはそういうと同時に体を回れ右して本当に別荘へ向かって文字通りスキップで帰っていった。
俺はそんな姿を見ながら一応念のためにそのポスターの写真を数枚ほど撮ってから雪風さんを追いかけたのだった…
※ ※ ※
「…長い回想お疲れ…」
「おう」
「…そんでもって…あの二人は…お前が意識飛ばしてる間に…違うとこ…行っちまった…ぞ…」
「そうか。お前は?」
「俺は…もうちょっとこの辺にいる…人ごみにやられてしまった…」
その顔は真っ青寸前であるため本当に気分が悪いんだなと分かった。なのでその様にさせようと思う。
「分かった。俺は二人を探しに行くけど、もしここに戻ってきたら連絡してくれ。あとお前もなんかあったら連絡しろよな。」
「…分かった…お前も気をつけろよ…」
そう言い残し大輝はゾンビの様に両腕を前にだらーんと垂らしながら人の少ない方へと歩いて行った。
それを見送った俺はさてとと言いながら回れ右をし人のごった返す人間の中から二人を探さなくてわな。
「まあ携帯連絡すればすぐだろうけど。少し屋台とかを見て回りながら探すとしますか。どうせ近くに居ればわかるだろうし」
近くに行けばあの二人を見つける事も容易いだろうとは確信している。なぜなら、ここまで俺はとあることを隠してきた。しかし!今ここに!発表いたします!
それは・・・
”大天使(雪風さん)と悪魔(零子)は華麗なる浴衣を身に着けているから!”
確かに浴衣を着ていくとは言った!しかしそれも『きっと』着ていくと言っていただけだ。どの様なものを着てきたとか、本当に着てきたのとか、これまで言ってこなかったのだどうだ!はは!!
さて具体的に何を着てきたかというとだな・・・
雪風さんは全体的にピンクを基調とした桜の柄のついた幼さを醸し出しつつ、しかし雪風さんの可愛さだけはマシマシに!髪を括りあげ髪留めで止めてあった。簪も桜の花びらを基調としたものでありさらには下駄までも鼻緒のところに桜の花びらをあしらえたものであった。ああ何という可愛さだろう。もちろん一枚・・・どころか何枚でも取らせていただきました!!(実際には、記念にと一枚だけだったけど…要因はもちろんあん畜生)
しかし俺は一つ気になってしまったので聞いてみた。
『雪風さんの名前に「雪」って有るんでてっきり俺は白で来ると思いました』
雪風さんの返答はこうだ。
『う~ん。白も考えたんだけど…やっぱり私は女の子だからね!ピンクが一番なんだよ!ちょうど桜のセットもあったしちょうどいいかなって』
とのことです。
・・・・
ん?
もしかして零子のことについて待ってるんですか?
残念!あいつのことは俺からは言えません!お口にチャックしました!それに俺はほとんど雪風さんしか見てなかったから~零子の~ことなんて~全然~見てなかった~ていうか~??
【零子】ということで私が自分で説明します
【勇樹】なんじゃこりゃ!?
【零子】黙ってあなたは休憩でもしてなさい
【勇樹】・・・はい
【零子】さて。私の着ている浴衣のテーマは「友達と一緒でも絶対に上には行かない!控えめしっとり系女子を演出しよう!」よ。控えめしっとり系(笑)と思ったやつSHIBAKU
基本的には黒色とかネイビーとかとにかく濃い色を基調とした純和風な感じのしっとりとした感じを出しているわ。柄は特になくちょっと縦ラインが白っぽい色で引かれているだけ。本当は下の方に小さく星座が刺繍してあるんだけど気付くのかなと思ってたけど鈍感野郎でも気づいたのできっと分かりやすいんじゃないかしら店員がそういってたけど。巾着も同じ色に同じ柄。下駄は自前。別荘にあったからそれだけは持ってきてた。髪留めは星座をモチーフにした星が数個並んで作られたもの。どれも小さいので星座って気づく人少ないらしい。店員が言ってた。
・・・私は着るつもりは無かったのだけど、雪ちゃんが絶対と言い店員がそこそこの物を勧めてきた為致し方無い、そんな感じ。私自身浴衣を着るのは初めてだし、似合うかどうかもわからないしあいつに何を言われるかもわからないしね。
【勇樹】すみませ~んそろそろお時間なんですけど~
【零子】そう…分かったわ
【勇樹】ん?…
【零子】それじゃあ私は雪ちゃんと遊んでるかきちんと探しに来て頂戴
「了解…」俺は小さくつぶやく。
俺はもう一度回りを見渡す
あたりは未だに活気は衰えず、さらに増している様にも感じられる。
皆表情豊かに己の時間、空間を楽しんでいた。
俺は少しだけ・・・自分がちっぽけで、独りぼっちである・・・と感じてしまった。
・・・・よし!!暗い考えはリフレッシュ!お口スッキリガムはキシリッシュ!
頭を変えていこう!まるで自分の頭を他人に分け与え正義と秩序を基調とした超国民的ヒーロ○○○○マンの様に!
「さてと!雪風さ~ん!何処かな~!探しに行くか~」
俺は一人ではしゃぎながら(今度こそ)探すために人ごみへと歩みを進めた。
まだまだ暑さなんて去る気配もない本当に鬱陶しい限りな真夏のとある日の夜、満天に広がる無数の星々の中・・・・
一つの星が、静かに流れようとしていた…
ここまで読んで頂きました心優しい寛大なる方(々)
誠に有難うございます
前回に引き続き夏でのイベント消費回です
次回どうなるかは私もわかりません
また次回逢えたら逢いましょう
※誤字脱字等ありましたらどしどし感想メールよりお知らせください
(どんな罵詈雑言だろうと受け止めたい所存です)




