海岸の別荘にて
お久しぶりです。すみません。謝る事しかできないので謝ります。ごめんなさい。とりあえず「今日このくらいにしといてあげます」
さて前書きの使い方をこの前気付いたのでこれからはそう使っていきます。
これからは前回のあらすじを書いていこうと思います。
きっと忘れていると思うから。
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前回のあらすじ
いよいよ高校二度目めの夏休みが始まった!・・・のだが、大量に出された夏休みの課題に悪戦苦闘する勇樹と雪風さん。
二人はこの厳しい現実から逃げ出す(現実逃避)ために気分転換(現実逃避)をするために零子の両親が持つ別荘に出かけることになったのだが・・・
というわけで。
「やってまいりましたー!!うーーーーーーーーーみーーーーーーーー!!」
「うみだーーーーーーー!!!!」
青い空!燃え盛る太陽!そして…なんといっても!この青い!海!
あぁなんという夏の風物詩だろうか
まさにこれが!夏の!風物詩!
夏の!!!風物詩!!!
(大事なことなので3回言いました)
「だよな?」「うんうんそうだねぇゆうくん」「そうだよね!雪風さん!」
子供の様にはしゃぐ俺とそれに合わせる雪風さん。
そして俺たちは今ナウでその海にいます。
「うるさいぞお前ら」「そうね」
海まで来ているというのにローテテンションな大輝と零子。
なんかよくわかんない空気の読めない奴らがあっちに2人・・じゃない2個あるわけだけど、俺たちには関係ないよねえ!
「そうだね!ゆうくん!」
「俺たちは完全に物扱いかよ」「まぁいいんじゃない?こういうのも」「・・・」
「それ!雪風さん!」
「いやぁ~もう~ゆうくんったら~えい!お返し!」
「っう!冷た!やったなあ~これはどうだ!えい!えい!」
「もう~えい!えい!」
潮の香漂う真っ青な海にて俺と雪風さんは冷たい海水を掛け合いながらはしゃいでいた。
真っ白な砂で埋め尽くされた浜辺では持ってきてあったビーチパラソルを挿し日陰で大輝と零子は読書をしていた。
お前らは其れしかやる事無いのかよ!と嘆息しつつ雪風さんとの楽しいじゃれあいは此の世の事とは思う事のできないほどに極楽な時間であった。青春マジサイコー‼‼
※ ※ ※
そんなこんなで楽しい時間というものはあっという間に過ぎ去っていくもの。悲しくも儚くその一生を終える桜の木のごとく。
しかし!桜の木はいくら桜を散らそうとも来年にはまた奇麗な花を咲かす。俺の人生もそんな感じだと自負している。というか人生とはそういうものだと思う。たとえどんなに苦しいことつらい事が有ってもその先には必ず幸福が待っている。誰かは言った。「人とは困難を乗り越えてこそ強くなると。」まったくその通りだと思う。苦しいことがあるのは皆同じ。だからそんなことで挫けて自分を見失うなんて馬鹿げている。そう思う。
まぁ。しかしなんだ。俺の人生というかそれは、とても華やかで美しいものになっているのであろうか。答えなんてわからないけど。少なくとも今のこの高校二年間はとてもいいものだったと思っている。だから、これからも生きていけるといいな。
電子音が一定のリズムを刻む音だけが響く寂しげな部屋で
ベットに横たわっている体のある一部分からは、室内にもかかわらず滴が一滴、流れているのであった。
※ ※ ※
昼に海でたくさん遊んだ俺たち(大輝と零子は除く)は、別荘へ向かった。
忘れているかも知れないけど、俺たちは零子の家が所有する別荘に来ているのであるぞ?零子のだぞ?あいつまさかのお嬢様だったのか。むぐぐ。
それを本人にそれと無く聞いてみたところ、
「別に普通よ。これぐらいの別荘ぐらいどの家庭でもあるでしょ。」とまぁなんとも憎たらしいいかにもな発言が飛び出したわけである。さすがはお嬢様いうことが庶民とは違う。
あとで調べたところ零子の家は本当に何もない普通の家庭であった。両親が会社をやっているとか、曽祖父が金持ちだったとかではなく、普通に両親は会社に勤め貯めたお金でこの別荘を購入したらしい。
別荘に到着するとそれは普通にしては少し豪華な装いであった。普通に働いて購入できるような感じではなさそうにでもない気もしない。しかし今までの過程からなんとなく納得もできる。
その理由として考えられるのは、まず立地場所の関係。この別荘は山の中にあり、少しキツメの山道を歩いて登らなくてはいけない。山をおりてすぐの道路ではバスが通っているわけでもないので移動には不便であるため。最近では山道や道路も整備されそこそこ車や人通りはよいが、購入当時はあまり人の立ち入らない場所にあったため、安くなっていたとか。
「まったく時代の流れを感じるよ」
「うざいキモイ早く消えろ」
しかし、プライベートビーチは別荘の反対側にありわざわざ道に出なくてもそのまま海に入ることが出来る。
とにかくこの別荘が安く買えた理由としては時代の変化によるものだと言おう。
早速中にはいる俺たち。
内装もそこそこに豪華で数日泊まるには十分すぎるほどであった。
キッチン、台所、大きな冷蔵庫、大きなコンロ、台所、キッチン・・・などなどいろいろあった。
「おい勇樹。キッチンと台所の意味一緒だからな。」
「それに台所とキッチンって二回言っていて実質的にキッチン以外何も伝わってないわよ。バカになったの?」
「え?…いやいやいいやいあっや(いやいやいやいや)!ぜんぜん!ZENZEN気付てよ??あたrまえじゃない(あたりまえじゃない)俺がそんな簡単な間違いをするわけないじゃん!ね・・ねぇx?ゆきかぜsん?」
「うううううん!そうだね!!!ゆうくん(;´・ω・)」
「ほらどうだ!雪風さんだって違うって言ってるじゃん!へへ~んお前たちの勘違いでした~ばーかばーかざま~みろ~ってごめんなさいごめんなさい!ごめんなさい!!!!」
いつものように零子による固め技による仕置きを食らい別荘での生活が始まる。
なんだか楽しいことが起こりそうな予感!
「・・・フラグ・・・・」
「誰だ今フラグって言ったやつ~!そういうこというなよな~せっかくの休みなんだし楽しくいこうぜ~」
その日の晩御飯は先ほどの罰として俺が作ることになった。雪風さんは自分も悪いからと手伝ってくれるそうだ。正直料理なんてできるか分からなかったから助かった。これで味の保証はされたわけだ。
問題は何を作るかだけど、最近この別荘を使うこことは無かったらしく、冷蔵庫の中身が空っぽであった。
仕方なく俺と雪風さんは少し行ったところのスーパーに買い出しに行くことになった。
スーパーまでは歩いて行ける距離にありまだ時間もあるたため2人で歩いていくことにした。
途中此の地域ならではの景色を眺めながら目的地のスーパーへとやってきた。
「何を作りますか」
「う~んそうだな~とりあえずこの辺でとれるものを使ったものとかかな~。でもやっぱり見てみないとね~。あとは~うーん。とりあえず夏「合宿」の定番でも作ろうかな。」
雪風さんは眉間に皺を寄せながらうなるように考えていた。その姿も愛くるしい限りです。
「そうですか・・・あの?」
そんな愛くるしい姿を見ながらでも少し気になったので質問する。
「あれとこれとっと・・・っとん?な~に?ゆうくん?」
「あの、これって合宿だったんですか?」
雪風さんは当然の様に答えた。
「ん?そぉだけど?じゃない?私たち部活作ったのに何もやってないな~って思ってさ~。せっかく夏休み中にみんなで集まったんだしそれっぽいことしてみたくない?私はしたいな~そういうの。よっしこれにししよう!はいこれゆうくん持ってて」
雪風さんは俺と変な話をしている最中も顔は真剣に具材の方へ向けられていた。雪風さんから渡されたのは買い物かごであった。
ここでやっと自分が買い物に来たのに雪風さん一人にゆるべきことをし忘れていたことに気付いた。買い物かごさえ取らずに自分は雪風さんと無駄なおしゃべりをし、真剣に考えている雪風さんの思考を邪魔していたなんて。
「よっし!じゃあ俺も頑張ります!」
「え!?なんのこと!?」
「俺も雪風さんと一緒に頑張ります!いろんなこと!とりあえず晩御飯頑張って作ります!雪風さんについていきます。」
「う、うん!分かった!よろしくね?ゆう君!」にヘラと笑う雪風さん。
かわいらしいな~。
雪風さんの励まし(?)によって、俺は心新たにいろんなことを頑張ろうと決意するのだった。
「そうだ!雪風さん!いいこと思いつきました!これを今日のカレーに入れましょう!」
俺が手に持っているものは俺の位置より手に届く範囲にあってちょうど『それ』が目についたし、今さっき誓ったので早速実践していこうと思ったからこその行動である。
「う~ん…これは・・・悩みどころですな・・・」
雪風さんも『それ』を凝視しながら苦しい選択を迫られていた。
<後日談>≪最近の勇樹さんをどう思いますか?≫
零子:キモイのがより一層キモくなった・・・マジ死ねばいいと思います。でも昔よりはほかのところがましになった気がするわ。まあキモいのは変わらないかしら。あと、晩御飯意外とおいしかったわ。雪ちゃんが作るんだし美味しいのは分かってたけど・・・・しかしなぜカレーに(食べる)ラー油?
大輝:勇樹はいつもこんな感じでいろいろ面倒ごとを増やしてきた。零子と同じように前よりキモくなった。うざくなった。けど。まぁいつものことだと俺は思っている。晩御飯は・・・美味しかったかな・・・。(食べる)ラー油はきっと勇樹の仕業だな・・・あいつの大好物だし・・・
ここまで読んでくださった優い心を持ったあなた。誠にありがとうございます。
もし誤字脱字などのご指摘がありましたらコメント欄へお願いします。
(感想なんてないよね?)
それではまた次回。逢えたら逢いましょう。




