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男子高校生のとある学校生活  作者: 彩島 明樹
第六章「夏休み!からの・・・?」
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今回はあえて『無題』で。

≪前回のあらすじ≫

零子の別荘の近くで偶然行われていた夏祭りに参加する4人であったが開始早々勇樹がボッチとなってしまった。

まあ色々あったわけだが、勇樹は無事人ごみをかき分け、お目当てのものを探し出すことはできるのか!

「は~・・・・いない・・・・」


俺があの2人を探し始めてから数十分ほどが経っただろうか。

しかし、一向に二人の姿を見つけることはできず俺は祭りの会場を彷徨い続けるのであった。

「今すぐ【祭りで迷子なう。www】って青い鳥で言ってやりたい。」


≪説明しよう!≫

≪青い鳥とは、今や全世界で使われている、情報発信装置である。基本的にはスマホやパソコンからの利用だが最近では腕時計でできたりもするらしい。その青い鳥では今自分がどこで何をしているのか。とかコレおすすめだよ。とかそういうことを書いて世界中の人に見てもらうそうだ。≫


「まあ・・俺はスマホもパソコンも持ってないけどな。はは・・・」

仕方なくため息だけを溢しつつ、俺は改めて辺りを見渡した。


その前に、ふと思う。

「今何時だろ・・・」

時計は長い針が6を短い針が6を指していた。ちなみに俺の腕時計は数年前に安く売っていたので買った旧型であるので、そこに映るのは12個の数字と3本の針が1秒1秒を刻んでいるシンプルなモデルである。



「ムム。もうこんな時間かもう結構時間が経ってるみたいだしもしかしたら・・・」


  ※            ※           ※


「ん~~~!!!おいいしいねぇ!!」「そうね。」「・・・やっぱり」「あら、おそかったのね」


二人は意外とあっさり見つかった。というか俺が本気で探そうとしてなかっただけのことだったのかもしれないけれど。


俺は先ほど現在の時刻を確認した。6時半だからそろそろおなかもすいてくるかなと思って初めに集合した位置から少し離れたところにある、飲食自由のスペースがあり、そこで二人は食事をしていた。


確かに食事をしていた。


が・・・


「あの二人とも・・・ちょっと食べ過ぎではありませんかな?」


この前の俺の部屋での勉強会でも見せつけられたがいったいこの二人はどんな胃袋を思っているのだろうか。ちょっと不思議だなと思った。


「ふふんほへふはいは、ふぁふぁふぁふぁふんへふぁふぉ。」

「何言ってるかさっぱりわかりません。」

「ううんこれくらいは、まだ腹4分目だよ。と言ったのよ。」

「良く分かったな。」

「普通よ。」

「さいで・・・」


俺はやれやれと思いつつも再度雪風さんに注目する。そもそも一応雪風さんはこの話のヒロインであるはずなんだけどもこんな大食い設定でいいのだろうか・・・はなはな心配である


俺はやれやれと思いつつも再度雪風さんに注目した。

雪風さんは今たこ焼きを頬張っている最中であった。

【たこ焼き (オオダコ) 6個入り ¥300】であった。

たこ焼きは暑いので否応もなく体温を上昇させる。だから、雪風さんの頬も少しばかり赤みがかっていた。


雪風さんの周りにはすでに完食され無残に散っていった食の数々に来世ではなるべく食べられないよう生きろよとでも言いう代わりに少しだけ合掌しておきます。あーめん。

「なにやっているのかしら。」「うっせぇ気にするな」



「ぷは~美味しかった~」

俺が変なこと考えている間にも雪風さんはたこ焼きを食べ続け一人で完食してしまった。恐ろしい・・・


「さてと、これで最後だね!・・・あ、ゆうくんいたの。」

「いたのじゃねいでしょ!」


どてーと毎週土曜日の正午にやってるお笑い番組のごとく滑ってしまうほどであった。それほどまでに俺は雪風さんに認識されたはおらず、雪風さんは食事に夢中だったのであろうか。


「あのね、雪ちゃん?この”バカ”はさっきからいたのだけど・・・」


さすがの零子もこればかりは少し驚いたよう、素に俺のフォローをいれていた。しかし、なぜ俺は”バカ”呼ばわりされなくてはいけなく”バカ”を強調されなくてはいけないのであろうか。


「・・・あ~ごめんね?ゆう君そうだったんだ><私全然気づかなくて・・・」


今にも泣きそう・・・とは程遠く、手だけは今も最後に机に残されたかき氷(味はたぶんストロベリー。もし違ったら俺はその店に絶対近寄らない。)の容器と自分の口をものすごいスピードで往復運動していた。


「いえ、そんなことはこの際どうでもいいので・・・」


続きを言おうとしたとこれで、俺の懸念は現実となった。


「う~~~~~~~!!!あたまにきた~~~~~~!!!!」


雪風さんはかき氷をものすごい速さで食べたので当然頭にキーンと衝撃が走る事は予想できた。のでそれを忠告しようとしたところで、起きてしまった。


「大丈夫ですか?雪風さん?」


どうやら大丈夫そうだ。


「大丈夫・・・」


そう言い残して。雪風さんは召されていった・・・・

雪風さんは突如白目をむき口から少しよだれを垂らして机に倒れてしまった。



「雪風さーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!」



俺の絶叫は未だ盛り上がる祭りの喧騒に飲み込まれるように消えていった。

よかった。


「治った!」

よくなかった。


「早い御生還ですね。どうですか?三途の川見えましたか?」

「ん?なにそれ?そんなものは知らないよ?」

「そうですか。」

「大丈夫?雪ちゃん。どこか変なとことかない?」

「大丈夫だよ零ちゃん。心配かけてごめんね・・・あと、その・・・」

「ん?」

「あそこでちょっと意味の分かっていらっしゃらない方に説明してほしいんだけど。」

そういいながら雪風さんの指さす方には俺がいた。え?おれ?

「っう!雪ちゃんにその上目使いで頼まれると断れない・・・」

俺そんなに変な顔してたかな?

「仕方ないので説明するけど、雪ちゃんは何か自分に悪いことが起こると強制的に自分をシャットダウンして、再起動する仕組みがそのわっているの。しかしその再起動中は無防備になるし少々お見苦しい状態になるから雪ちゃんはそれを見られたくなかったのよ。」

「嘘だよな。」

「嘘よ。」

「やっぱりな!!!つか、もっと粘れよあっさり認めんなよ!」

「じゃあ嘘。」「じゃあってなんだよ!」「イラ」


「まあまあ。二人ともなにけんかしてるの?仲よくしよ?ね?」

雪風さんが俺たちに割って入って言ってきた。


「「そもそもの元凶はあなたです!!」」


はもった・・・少しいつもと違う口調でやってみたらしくっり着てしまった。


雪風さんは目をぱちくりさせながら、「え?」って感じで首を傾げた。


まったく雪風さんは天然なのかそれともわざと狙ってやっているのか・・・

「へへへ~」「まったくも~」「ごみぇ~ん」「まったくも~」


雪風さんの笑顔を見る限りでは何か裏があるようには全く見えないが・・・

案外女(の子)ってのは自分の裏の顔を隠して生活してる部分も多いと聞く。

はてさて雪風さんはどうであろうか・・じー


「ゆう君が私を見てる・・・狙われてる・・・ちょっとだけだよ・・・」

俺が雪風さんを観察するように見ていると雪風さんは(なぜか)顔を赤らめている・・ってまさか!


「いいいいや!雪風さん!ちょっと誤解が・・・・」

「ふっん!」「あいた!」


何やらいやな予感があったのだけど、やはり予感的中。

俺は変な誤解をされたまま零子に回し蹴りをくらわされるのであった。



・・・・理不尽だ・・・



※        ※          ※             



「そんなことより。大輝はどうしたのかしら?」

「あいつはなんか知らんが酔ったから家帰るって」

「酔った?酒でも飲ませたの?」

「なぜそうなる。というかなぜ〝飲ませた”なんだ!」

「それはあなたが強要したからではないの?」

「んなわけねえだろ」

「え!?」

「なぜそんなに驚く!!普通だろ!!!」

「だってあなたって友達で"いてもらってる"立場で友達になってもらっている人にいやらしい視線を送るような変態勘違い浮かれ野郎何でしょ?」

「・・・っぐ。否定はできない・・・」

「ならば認めるのね?」

「いや認めないぞ!危うくお前のペースに乗せられるところだったが、俺は決して【変態勘違い浮かれ野郎】ではない!そこだけはきちんとしておかないとお前に何されるかわからんからな!」

「っち」

「あ!おい!今舌打ちしただろ!」

「っちっち」

「しかも二回も!!??」

「・・・・あ」

「・・・・どうした」

「とても大切なことを忘れていたわ。」

「そうかではまず俺の拘束を解いてはくれまいか」

俺は今現在なうで現在進行形で零子に締め上げられている。理由は言わずもがな・・・

だから俺は現在の状況を打破するべく零子と討論をしているのである。

現在地は祭り会場の神社の大きな木の下でここは屋台の列からは外れているため人通りは少なく照明も少なくなっている。

現在時刻はちょうど7時である。祭りもいよいよ大詰めといったところである。

しかし一向に零子は俺の呪縛を解いてはくれない。どうしよう。


「だめよ。あなたは確かに”変態勘違い浮かれ野郎”ではないけれど、あなた・・・Mよね」

きりっと決めてくる零子。

「なわけねえだろ!」「嘘をつくのはよくないわよ?」「うそではない!本心だ!!」「え?なんですって?よく聞こえなかったわ」「嘘をつくなー!!」



(話が進まないのでここはいろいろあったということで。)



「そろそろ時間だな」

「え?もう帰るの?」

俺が時刻を確認して言うと雪風さんはとても悲しそうな顔で俺の顔を見てくる。これは・・・・可愛い


「ち・・違いますよ。もうすぐ花火が始まるんですよ。」

「花火・・・?あ?そうだったそうだった!すっかり忘れてたよ!」

「しっかりしてくださいよね。」「ごめんごめん」

「ではいきますか」「うん!」

雪風さんの可愛らしい声とともに俺たちは花火会場へと向かった。

会場への道程で雪風さんが見物用と称してまだなにやら色々と買っていたのは俺の幻覚であることを信じよう。


そして…


※           ※          ※


さて。皆の衆!傾聴せよ!重大発表がある!


「・・・・・」


ここまで読んでくださった心の優しい方(方)

誠に有難うございます。

もし何かありましたらメッセージよりお送りください。

(なお誤字脱字罵詈雑言愚痴文句世間話暇つぶし等ありましたどしどししごいてやってください)

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