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男子高校生のとある学校生活  作者: 彩島 明樹
第五章「ブンゲイブ!」
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20/25

最近進展なさすぎじゃね?

「ん、そういえば部活名や趣旨はどうするんだよ?」


 一つ忘れていたことがある。

 いや、実際忘れてたわけでわなくだな、ここで発表する。

 この部活名は・・・


「日本不思議研究部(にほんふしぎけんきゅうぶ)にする!!」


 高らかに宣言したそれは、もちろん俺の中だけに染み渡り、さすがの大輝でも、このよ俺のテンションの違いに、置いてかれているようだ。俺ぼっち。

「・・・え・・・」

 全くどの反応していいのかわからない感じである。言葉が詰まってぜー大輝よー


「へー。私達をそんな意味のわからない部活に招待しようとしてたのねー?あ・か・ま・る・くーん?」


 物凄く言葉は甘々だけど、絶対に殺意を持った恐ろしい声が聞こえた。まずい!

「いやー・・・あのですね、これには、色々と、深い事情が、ですね、ありまして、はい。」

「問答無用!覚悟ぉ!」

「ひえー!!!!」

 俺の断末魔と、殺人鬼と化したやつの声により一時的に教室は地獄と化した。



「・・・で?なんでそんな部を作ろうとしたの?被告人(あかまるくん)?」

「俺は無実です!弁護人!俺を、弁護してください!」

「ここで言い逃れるとは情けないわね。」

「ではまず色々と説明したいので、この拘束を解いてやくれませんか?裁判長(れいこ)?」

「あら、何故かしら。貴方はこうされるのが一番の幸福だと、いつも公言してると聞くけれど・・・?」

「そんなこと言ったことねぇーし!そもそも、好きじゃねぇし!」

「うふふふ」


 ・・・とま、先ほどから続く、このやり取りはもちろん俺と、何もかもをゼロにする悪魔の零さんと異名を持つ零子のものであるのはいささか問題ではないであろう、とか言ってる暇ないわ・・・

 先ほどから、俺の体は一ミリも動かすことができない。それはもちろん零子がいつものように、固め技を使って俺を拘束しているからである。

「そう言えば、赤丸くん。今日絡むのは初めてよね?こんにちは。」

「やあ、こんにちは。俺はこんな態勢で挨拶したのは初めてだからな。ありがとうよ。零子。それにこんな態勢じゃないとろくに挨拶もできない何処(どこ)ぞのお嬢さんには俺も感心するね。そういう文化でもあるのかね?」

 言葉はも普通に見れば何処(どこ)にでもあるような言葉だけど、それは単なる表面上なだけ。今この俺たちの顔を見れば一目瞭然だろう。ああ、文章だから見せられないのがとても残念だ。お互いがお互いを睨み合いながらの皮肉のぶつけ合い。まさに地獄だ。


「あの二人。いつも仲良しだねー」

「ああ、そうだな。」

「大輝くんは混ざらないの?」

「お前本気で言ってるのか?」

「あははー」

 俺たちのやりあう場所から(何故か)距離を少し置いたところにさっきまで俺と話していた、大輝と、俺の神様にして天使様雪風さんが、話していた。

ってか二人とも喋ってないで助けて!

「ケンカするほど仲がいいって言うしねー」

「そうそう。」

「そんなー!」

 クラスのみんなもそろそろ慣れてきたのか、俺たちのこのやり取りに興味を持たず、注意もせず、絡んでもこない。

「みんな、薄情だー!!」

「そこうるさいぞー」

 っく。教師まで。まあ、注意してくるだけましか。あはは。

 はー。俺の人生は・・・残酷だ・・・

「そんなに自分を批判するな。めげるな。まだまだ貴方の人生は続くのよ。」

「何かっこいいこと言った感じでドヤ顔してんの!?」

「そんなことより」

「そんなこと!?そんなことなの!?俺の人生って!?」

「で、さっきの答えを聞かせて?」

「無視!?無視ですか。そうですか!」

「いいから答えなさい。」

「っ。たっく。ただこの世界にはまだまだ知らないことが多いし、俺はそれを知っていきたいし、何より俺たちはそれを体験したこともあるし。」

 その体験とはもちろんあの暑い夏が来る前の、あのジメジメとした、時期に起こった、とある事件みたいなもの。

「確かに、それはおしろいと思うわ。」

「そうだろ?」

「しかしね。名前がどうにも・・・その・・・」

「なんだよ。」

「その・・・とてもダサいのよ。」

「そんなけかーい!!」

「貴方本当にネーミングセンスないのね。」

 それはいつのことを話しているのですか?まさかとは思いますが、雪風さんのニックネームの件でしょうか?それともたくさんありすぎて私にはわかりません。

「じゃあどう言うのならいいんだよ。」

「んー?そうね・・・じゃあ、推理研究会(すいりけんきゅうかい)かな?」

「推研?」

「水研?」

「酔拳?」

 いや、なんだよこの間違い・・・。

「んー。わたし的にはー」

 さっき変な聞き間違いをしたはずの雪風さんはそんなものは放置して、自分の意見を申し出てくれた。

「わたし的にはー文芸部(ぶんげいぶ)が、いいなーなんてー思ってるんですよねー?」

「?文芸部?うちになかったかしら?」

「ないと思うぞ。昔はあったみたいだけど」

 文芸部か・・・確かにそれもいいかもな。

「文芸部ならこの学校にない部活だし、そこそこメジャー出し、何より簡単そうだからな。生徒会も承諾してくれるよな。」

 大輝の後押し。

「よし!じゃあ文芸部で決定な。他言は認めん。」

 ま、雪風さんの提案だし。断る理由がない。

「さ、あとは部室だけど・・・」

「ああ、部室なら問題ない。ちゃんと用意してあるから。」

「そう。それならいいのよ。」

「おう。」

 零子が久々に心配していたが、それは大丈夫。

 なぜならばもう準備がしてあるから。

 その場所はもちろん、あの場所。

 ってか、あそこしかないよね?

「んじゃ放課後にでも生徒会室に行ってくるか。」


  *****

 そして放課後。

 俺たちの目の前には大きな(大きく見えるのは感覚的なもので実際は俺の身長の1.5倍(と信じたい))扉が待ち受けている。中からは禍々しいようなオーラが感じ取れる。

 俺たちは今かここに入らなくてはならない。

 でも、怖くはない。俺の部活のためだから。

 俺は恐る恐る扉にてをかけ、ぐいっと引く・・・ことが出来ない。あれ?っくっく。びくともしない。おかしいな?鍵がかかってるのかな?

 いやいや、まずは落ち着け俺。

 こんな時はどおすればいいのかなんて決まっている。そう!あの言葉通りに・・・


「引いてダメなら、押してみろ!!!」


 っぐ!うぐぐぐ!ばん!

 俺は扉にタックルをした。が、全く微動打にしない。

「なんであかねぇんだよ!!」

「ふふふふふふふ。」

「笑っちゃダメだよ〜れいちゃん。」

 俺の後ろでは、俺の手伝いもせずに何かで笑っていやがる奴もいるが、そんなことは気にしてはいられない。


 さて。どうしたものか。うーん。

 俺は腕組をして今後どうするかを考える。


 1、このまま頑張る。

 2、諦めて帰る。

 3、バカには見えない仕掛けがある


 最後のはなんだよ!自分で考えておきながら、自分でツッコミを入れる。

 うーん。


 すたすたす。がら。

「え?」

 俺が頑張って、この無理難題かも知れない試練をどうやってクリアしようか考えていると、いとも簡単にそれはなされた。


「なぜだ。何故だ!!大輝はこの俺にも解けない問題を解けたんだ!!」

そう。俺の親友にして頼れる人物。大輝の手によって。

「クスクスクス。」

まだ笑っる奴らもいるのか・・・・・


しかし、何故だ?なぜこの扉が開いたのだ?不思議だ。

俺がまたもや新たなる課題の解決に向かおうと考え出したのだが、そんな時間も無いようで、大輝は呆れつつも、仕方ないとばかりに、やれやれと言わんばかりの顔で、答えた。

「この学校って、っていうかほとんどの学校って横開きのスライド式だよな。俺たちの教室もどこもかしこも、そうのはずなんだが…」

「な、な、なーーにーーー!!」

「うるさ」

な、なんだと!?スライド式?だと?そんな馬鹿な!?


少し考えてみよう。俺は今日の朝学校に来て、教室に向かい、教室の前で、取っ手に手をかけて・・・


「普通に横に開いてたわーー!!」

そんな恥ずかしい事にきずいてしまった俺は、壁に何度も頭をぶつけるしかなかった。恥ず!


「でもなんでこの教室だけ、取っ手が出っ張ってるんだよ。まさに病院の病室の扉についてそうな「あれ」みたいなもんがさ。そんなもんあったら、引いてみたくなるだろう!」

「病院もスライド式だけどな・・・」


ばたり。

そんな衝撃に今初めて思い知り、俺は膝を屈してしまった。だめだ。もう立ち直れないかも・・・


「あ、あの!でも、でも、映画館とかの入り口についてるのもこんな感じのだよね?あれは確か引き戸だったよね?ね?」

俺を心配してくれてか、雪風さんのフォローが、とてもありがたい。

「しかしね。そもそも、そんなフォローみたいな事なんかしなくてもいいのよ。雪ちゃん。」

この件については、今まさに丸く治ろうとしていた時に、またしても悪魔・・・もとい、邪魔が入った。勿論零子である。

「今この時に、彼が高校生にもなって恥ずかしい醜態をさらしたの事実だし、高校生にもなって、小学生でも間違えないような事をした。ただそれだけよ。素直に認めましょう。」

「むかむか!」

「おや?今何か聞こえたような」

「俺だよ!お、れ!」

「オレだよ。オ、レ?あ!わかったは。カフェオレが飲みたいわ。って事で馬鹿丸くん買ってきてくれる?」

「今からかよ!?ってか何だよ、馬鹿丸くんって。おちょくってんのか?ってそんな事より、今は、さきに生徒会との話をつけてからだろ!!カフェオレぐらいその後に買ってくるから。」

「さりげなく、相手の願いを叶えてあげる。うん。以外とポイント高いかも・・・」

「なんの事だか。」

「とりあえず、入るぞ。ここからが、本当の戦いになるだろう。準備は出来てるか?勇樹。」

勿論だぜ。

「それじゃあ、行くか!!」

俺(達)はその未知なる場所へ足を踏み入れるのであった。

「いやいや。普通の学校のちょっと変わった生徒会室ってだけだからね?それだけだから!」




ここまで読んでいただいた方々に一万(じゃ足りないかもだけど)感謝を。

もしここからといる人がいれば(きっといないよね?)まあの話に戻っていただけると幸いです。

何かありましたら、コメントお願いします。はい。なんでもいいんで。

酷評もきちんと受け止めますんで。はい。

それと、進展なくて本当にすみません!!

ではまた。

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