う~~~~ん。悩むな~~
俺、赤丸勇樹は放課後すぐに行動に移した。
たくさんの部活を回った。
俺がこの行動で得られた情報。
1、以外といろんな部活が存在すること。
2、楽しそうな部活ほど人が多い。
3、俺以外に1年で部活に入ってないのは、かなり少ないらしいこと。
こんなけか~。は~あ。
「な~んか。コレといってピンときたものがないんだよね~。(遠い目)」
「そ、そうなのか。」
俺は次の日前野に昨日の成果を報告した。
「でもさ。その言い方だと全部の部活に回ったのだと勘違いされないか?」
「そ~だよな~。」
そう俺はまだこの学校に存在する部活をすべて回ったわけではないのだ。
昨日俺が回ったのは主に文化部の方。この学校は、意外と設部条件がゆるい。顧問がいて、生徒会が認めれば、どんなマイナーな部活でも設部を許可してくれる。
「しかしな~。」
「ん?どうした?」
前野が珍しく難しい顔をしている。
「珍しいとはなんだ。珍しいとは」
「まあまあ。で?」
「ん。なんかさこれは俺の部活の先輩が言ってた事なんだけどさ~」
そういえば前野はサッカー部だったな。昨日まで知らなかったが・・・
「今年の生徒会長がかなりやばいらしいんだ。」
「ん?やばい?それはどう言う意味だ?」
「えっと確か~、毎年たくさんの部活が作られては消えていくってのが伝統化してるって言ってたんだけどさ、今年は消える部活はあったけど、作られる部活がとっても少なかったらしいんだ。しかも消えた部活が今までで最高。部活の半分が消えったって噂もある。」
ふm。なるほど。
「でも、それと生徒会長と何の関係があるんだ?」
「だから、部活を作るのも消すのも生徒会長次第ってこと。だからマイナーで人気のない部活はいつも廃部にならないように頑張っているらしいぞ。嫌だよなー。」
「まあそうだな。」
「ん?なんか気になることでもあったか?」
俺はいつの間にか腕組みをしていた。自分でもわからん。
しかしな~。そうかじゃあもしかしたら今年と来年で入っている部活が違ってるってこともあるんだな。しっかり考えなければ・・・
でも・・・
何か今の話に気になるところがあったような・・・
「・・・き。勇樹。大丈夫か?ちゃんと俺の話聞いてたか?」
「いや。」
「おい・・・。まあいいや。あまり気にすることでもないか。」
少し雑談をしているうちに担任の今堂が教室に入ってきたので、話を切り上げた。




