表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コワモテ!  作者: リソタソ
誰がための
PR
41/105

真虎君の・・・・・・親友?

 お腹の奥にまで届くくらい、深く息を吸う。緊張のせいだ。花いっぱいに広がる、油っぽく、食欲をそそるような味の濃い匂い。皮膚までが覚えている程、嗅ぎ慣れているものだ。

 それから、「いらっしゃいませ」から始まる、どこに行っても誰が言っても、同じ人がいっているようにしか聞こえない定型文句。これを私も言ってたなぁ、と思うと懐かしさが緊張を緩めてくれた。

 と、私は今、郷愁に似た思いを感じる、全国どこにでもあるファーストフード店に来ていた。緊張をしていたのは別に、ここが元バイト先だからではない。ここはこっちに引っ越す前までバイトをしていたチェーン店。お店自体に緊張する要因なんてさらさらない。

 そもそも、真虎君の家の前にいたはずの私が、なんでこんな全国で店内にしか違いがないようなお店にいるのかと言えば。

「咲宮……ちゃん、お待たせ」

 割れ物でも触るかのような慎重さで名前を呼ばれる。金髪で日焼けさせた男性が、二つのドリンクカップ、それからガムシロップが一つずつを乗せたトレイを、そっとテーブルに置いた。

「ミルクとシロップ、一つずつで良かったかな?」

「あ、はい。大丈夫です」

 彼の問いに、私はつい敬語で返してしまった。彼は人懐こそうににこりとして、「タメ口で構わないよ」と言い、向かいに座る。

 立木丈君。彼の顔立ちとか仕草とかは少し大人びて見える。私と同い年だってことが信じられないくらい。

 そして、彼が私のここにいる理由そのものでもあった。彼に、少し腰を落ち着けて話せる場所に行こうと誘われて、私はここまでついて来た。

 不審がってついて行かないのが普通の反応だろう。常識はずれのことをしてしまったのは、彼の放った一言が、気にかかっていたから。

「立木、クン。真虎君の〈親友〉だったって、どういうことなの?」

 私は単刀直入に、最も気がかりなことを尋ねた。

 立木君は、冷静にカップへストローを差し、ブラックのままのコーヒーを一口飲む。なぜか、それが自分を落ち着けているようにも見えて、私は自分がいきなり土足で踏み込むようなことを言ってしまったのを、少し後悔した。

「いやぁ、おれ、在学中にあいつと仲良かったんだけどさぁ、いろいろあって、真虎に絶交されたんだよ。だから、元親友」

 説明する彼の口調は、大人びた雰囲気から打って変わって、同い年の少年に戻ったようにわざとおどけたものになっている。

 やっぱり、言い辛いんだ。そう言えば、彼は今は仕事をしていると言っていた。彼の口舌から察するに、高校は退学しているのだろう。そこに理由があるとすれば、真虎君が関わっているのではないか。だとすれば、酷く失礼なことを言ってしまったんじゃないか。

「ごめんなさい。なんだか、その……」

 デリカシーが無いみたいで、申し訳なくて、私は謝っていた。

「いいや。気にしなくていいよ。もう過ぎたことだから。それに、そんなことを気にする用だったら、君に会いに真虎の家の前までは行ってないよ」

 彼はカップを少し持ち上げて、結局口にはせずにもう一度テーブルに置いて、穏やかに答える。

「あ、そういえば、どうして私に会いに?」

 なぜ私に会いに ?そもそも、どうして真虎君の元親友が、私のことを知って会いに来たの? そんな疑問に、立木君は丁寧に答えてくれた。

「咲宮ちゃんのことは、このみさんから聞いたんだ。知ってるよね、彼女のこと」

「このみちゃんが?」

「そう。少し詳しく教えてもらったよ。君が引きこもっている真虎を学校に通わせようとしてるってこと」

 このみちゃんが立木君に……。失敗したこととかも言われてるかな。

「それで、君を手伝って欲しいって頼まれたんだ」

「手伝うって、真虎君を外に連れ出すことを?」

「うん。他の誰よりも真虎のことを知っているのはおれだけだからって。おれ以上に適任なやつはいないってさ」

このみちゃん……ありがと。少し、目頭が熱くなりそう。このみちゃんがこんな風に気をまわしてくれるだなんて、ちょっと以外かも。

「でも、このみさんに頼まれたからってだけで会いに来たわけじゃないんだ。あのひねくれきった真虎の奴を連れ出そうって思っている人が、どんな人か気になったし、アイツのために何かできるのなら、ぜひ手伝ってやりたいって思ったからでもあるんだ」

「あ、ありがとう……ございます」

 なんだか、ちょっと照れくさいなぁ。

「確かに、真虎が付き合おうだなんて言う訳だ」 

 ぶっ! っと予想外のことが耳に入ってついつい吹きだしてしまう。

「ちょ、それって」

「ああ、このみさんから、一時的に真虎に付き合わされてたってことも聞いたよ。大変だったねぇ」

こ、このみちゃん他人事だからってそんなことまで言わなくてもいいのにぃ。まぁ、他人事なんだから仕方ないけどさ。

「ねぇ、真虎君が付き合おうだなんて言う訳って、どういう意味?」

立木君に言われたことで、なんだかそこが妙に気になった。そんなことを気にする私がちょっとおかしく思われたのか、立木君は吹きだして、一旦冷静さを取り戻すみたいにコーヒーを飲んだ。

「可愛いってこと」

「そ、そんなこと……! からかわないで」

 大急ぎで蓋を開けたカップの中に、シロップとミルクを入れて、コーヒーを口の中いっぱいに含む。全く、変な事を直球で言うんだから。真虎君に似ている。波長が合っているから、親友になれたに違いない。

「ははは。まぁ、冗談冗談。むしろ、外見なんかよりも、あんな自分で引きこもりから抜け出そうと思っていないような奴を引っ張り出そうって思う心の方が、よっぽど真虎の心を動かしたんだろうって思うよ」

 べた褒めされている。余計にコーヒーをどんどん口の中に含んでしまう。そんなこと言われても、ちょっと素直に喜べない。ちょっと、ケーハクじゃない?

「その心に、おれも動かされたんだよ」

 ごくり、と口に含んだコーヒーを喉に通してから、

「……え?」

 と気の抜けた返事をした。

「その、おれも真虎の奴が引きこもりになったって聞いていたんだけどさ。俺にはもう何もできないって思ってたから、ずっと放っておいたんだ。でも、君みたいなあんまり関わりが無い子が、アイツのために動いてるって知ってさ。あいつのことを一番知っている俺が動かなくっちゃダメじゃないかって、連絡が来てすぐに行動してたんだよ。このみさんからメールが来たの昨日だぜ?」

「確かに、それはちょっと早すぎるかも」

「はは。だろう? だから……なんでも聞いてくれよ。教えられることは何でも教えるからさ。そうだ、おれが真虎の元親友だってこと気にしてたよな。教えてあげるよ。あれは去年の冬くらいの、あ、いや、親友になったあたりから話した方がいいかな?」

 すっかり、立木君は私と同い年らしい、明るい高校二年生の顔をしていた。でも、私は彼にこう告げた。

「もしかして、真虎君と立木君との間に起きたことって、真虎君が引きこもったことと大きく関係するの?」

 ちょっと戸惑った様子で、立木君は「ああ」と頷いた。

「だったら、今は聞くのは遠慮する」

「どうして?」

 意外そうに彼は尋ねる。

「私、決めたの。真虎君に信頼できる人になるって。そんな人になれなくっちゃ、真虎君を今の状況から救い出すことなんてできないと思うの。自分から、どうして学校に来なくなったのか、その理由を言ってもらえるくらいに信頼できる人になりたいの」

 このみちゃんに言われて、真虎君と対峙して、決めたこと。かなり無茶なこと。でも、それ位できないと、きっとまた失敗しそうだから。

「だから、自分の口で真虎君が言ってくれるまでは、その理由と、関わることはあまり聞かないでおきたいの。ごめんなさい、私が聞きたいって言っていたことなのに」

 謝る私に、彼はまだまだ頬を緩めたままで、深く深く頷いた。

「分かった。言わないよ」

「ありがとう、立木君」

 彼は少し身勝手な私の主張を何も言わずに理解してくれたみたい。

 しかし、そんなことを言ってい置いて何なのだけれど、私の目標を成し遂げるためには、どうしても見過ごせない大きな問題があるのだった。

「でも、真虎君には全然会えていないの。どうすればいいかな?」

 そう。真虎君と別れて以来、彼とは会えていないのだった。会わないことには信頼も何もあったもんじゃないよぉ。

 と、心配をしていた私の前で、立木君はどん、と胸を張った。

「大丈夫。あいつに会えるかどうかは心配しないでよ。真虎に会ううってつけの方法があるんだ」

「え、ほんと!? それ、教えて!」

「まぁ、方法って言っても、酷く単純なことなんだけど。おれと一緒にあいつの家に行けばいいんだよ。そうすれば真虎はおれに会うために、出てくるはずだ」

 立木君は自信満々にそう言った。

「あ、でもそれなら、わざわざここまでくる必要なかったんじゃ……」

「いやいや、こうやってじっくりと話している内に、窓から外を眺められたら、アイツに警戒されるかもしれないだろ? その対策」

 立木君はこれまた自信ありげに断言する。ま、ここに来れたおかげで、こうやってしっかり話すこともできたわけだもんね。ちょっと遠くにあるからわざわざどうしてここまで、って思ってたけど、意味があったんだ。

 こうやってコーヒーも飲めて、涼も取れたんだもん。いいこと尽くしだよ。

 と、またコーヒーを飲み始めた時に、店員さんの「いらっしゃいませ」という元気のいい声が聞こえた。

「おうおう!! アイツはあれじゃあねぇか!?」

 と思ったら、今度は元気でなくてもいい、少ししゃがれた男の人の声が聞こえた。しかも、なんかどこかで聞いた覚えのある声。

「ええ。彼、髪染めてますけど立木丈で間違いないですね」

「……うぬ」

 さらに、二人の声が耳に届く。まるで、ハンバーガーにポテトとコーラを合わせた時のようなしっくりくる感じ。随分懐かしい気がする。というか、久しぶり過ぎるんじゃないかな、と思うのだけど、その声を聞いただけで、トリオの顔や体型が一気に頭の中に浮かんできた。

 三人の足音が、背後から近づいてくる。立木君を見ると、彼もその三人組に気付いているらしく、コーヒーをまた一口飲んで、上目づかいに近づいてくる様子をうかがっていた。

「立木丈くんよぉ~、まさか、こんなところで会えるとはなぁ~。いつ以来だっけなぁ、海鞘蕗ぃ?」

「去年の冬依頼ですよ、泥沼。ですよね、殿面?」

「……うぬ」

 あ~、やっぱり。私に背を向けて真向いの立木君にガンを付けている、学ラン姿の眼帯男。夏場で休みだって言うのに、何とも暑苦しそうな姿の彼は、私が転校初日に絡んできたあのオールドタイプの不良だった。そして、セットの二人はその取り巻き。痩せメガネの海鞘なんとかと、巨体の岩男殿面。どうやら、三人とも立木君に視線を集中させているせいか、私には気が付いていないっぽい。

「ああ! そうだそうだ。あの日以来だったなぁ。お前の大親友君があんなことしちまったから、顔を合わせられなくなって退学したんだよなぁ。え~と、こいつの親友の名前、なんだっけ、海鞘蕗?」

 学ランの泥沼は、忘れっぽいのか、再び海鞘蕗に尋ねた。

「湯川真虎ですよ」

「……うぬ」

「そうそう、湯川の奴だ。まぁ、あ~んな奴に、あ~んな事されちまったんだ。退学も無理ないさ。でもなぁ、まだこの街に住んでるのはどうかと思うぜぇ? そりゃあ、あの最低野郎の思い出を嫌でも思い出しちまうからなぁ!」

 ぴくり、と立木君の眉が動く。多分、真虎君のことを悪く言ったからだと思う。しかし、彼はすぐに落ち着きを取り戻したのか、カップをテーブルに置き直し、

「厚顔無恥とでもいいたいのかい?」

 口元に笑みを浮かべて、泥沼に言い放つ。泥沼は泥沼で、いかめしい顔を不思議がっているような思案顔に崩した。

「なぁ、海鞘蕗。こうがんむちってなんだ?」

「あつかましいってことですよ。そんなことも分からないんですか? 年上のくせして相変わらず無知ですねぇ」

「…………うぬ」

「るっせぇ!! よーするにだ。テメェはこの街にいたら辛いだろぉ? 俺だってお前の顔を見ると辛い気持ちになんだ。あの湯川の野郎がふざけた真似をしやがったせいで、今は竜美の天下になっちまった! おかげで俺は永久に日陰者だ!!」

「前からずっと日陰者でしたよね」

「……うぬ」

「余計なことを口走んなバカ!!」

 相変わらず、漫才みたいなやり取り。すぐに怒鳴るし、人相も悪いから怖い人であるのには変わらないのだけれど、なんだが憎みきれないなぁ。

「で、君たちはおれにこの街から出ていけとでもいいたいのかい?」

「もちろんだ! 今すぐにでも」

「やだね」

「ほ~。じゃあ、言ってやろうか? 湯川の奴が何をしたか、すぐにでもあの時の気持ちを思い出させてやろうか? あれはな~……」

 と、泥沼が何やら長い話でも始めようとしたときに、私ははたと気づく。これって、真虎君の復讐のことを言い始めるんじゃないの!? ちょ、ちょっとまって、こんな部外者に言われるのは私、絶対嫌だよ!!

「あ、悪い。その話は遠慮しといてくれないかな。彼女が耳にしたくないそうなんで」

 と、思っていたら、立木君は柔和な顔で、さらりと泥沼のしゃべりを制止する。

「おお!? テメェ、みたいなのが女を連れてんのか!? おいおいおいおい、こうがんむちってのにも程があるぜぇ。さぞ、微妙な女なんだろうなぁ」

 やっとそこで、泥沼が振り向き、私の存在に気が付いた。

「ぬおわあああああああああ!?」

 目があった瞬間に、泥沼は腰を抜かしたように、油にまみれているようなテカテカした地面に尻もちをついた。

「悪かったわね。微妙な女で」

 めちゃくちゃ失礼なこと言ってくれて……。やっぱり憎み切れないなんてことない。

「な、ななな、なんでお前がここにいるんだぁ!?」

 泥沼は、私の顔はしっかりと覚えているみたいだ。しかも、何やら怯えて、周りをきょろきょろと伺っている。この姿を見ていると、なんだかすごい臆病者みたいだ。

「大丈夫ですよ、泥沼。大神はここにはいないようですから」

「……うぬ」

 怯える泥沼に、二人がフォローをする。あ、そっか。そう言えばこの人、ワンちゃんに叩き伏せられちゃったんだっけ?

「もしかして、ワンちゃんが怖いの?」

 そんなことを聞いてみると、彼は大げさにびくりと震え上がった。こりゃ、間違いないね。

「そ、そんなわけあるかぁ!!」

「ええ、そうなんですよ。あれ以来、大神が怖くなったらしく、学校にも行きたがらず、駅前を通るときも警戒する始末なんです。おかげで、こんな町はずれまで来る始末ですよ」

「……泥沼、トラウマになった」

 親切に取り巻きの二人が答えてくれた。な、なんだかすごい情けない。やっぱり憎みきれない感じがするなぁ。

「だああああ!! 余計なこと言ってんじゃねぇぞ!! だいたい、テメェこそなんでこんなとこにいやがるんだ!」

 と、泥沼は取り巻き二人に起こされながら聞いてきた。

「真虎君を学校に来させるため。そのために立木君と話をしていたの」

 うっかり、普通に答えてしまう。答える必要なんてなかったかも。

「あ~ん? テメェも湯川がらみかよ。全く、どいつもこいつも湯川が好きなことで。あいつが何をしでかしたかしらねぇんだろうなぁ。よ~し、俺が親切に教えて……」

「これ以上は言わないで! 黙ってて!」

 また真虎君のことを話そうとしたので、私は思わず彼を怒鳴りつけた。

「は、はいぃ」

 泥沼は縮みあがったように小さくなって口を閉じてしまう。……もしかして、この人ヘタレなの?

 ま、いいか。そんなことよりも……

「立木君、行こう」

 突然そう言ったせいか、立木君はきょとんとする。

「もう?」

「うん。邪魔も入っちゃったし、もう気になって仕方がいないの。さ、真虎君の家にいきましょ!」

 コーヒーの残りを飲み干して、私は立ち上がる。いても立ってもいられなかった。

「分かった。行こう」

 立木君も了承して、カップを置いて立ち上がる。

 目指すは真虎君の家。何が何でも、彼に会うんだ。そして、彼から信頼を得なくっちゃ。

あ、どうも作者です。実に3ヶ月ぶりくらいの更新です。

え~、お待たせ・・・・・している人がどれくらいいるか分かりませんが、お待ちして頂いていた方、お待たせいたしました。やっとのことで6話目ですか、書き上げることができたので、更新を再開いたします。また2か月間は定期更新いたしますので、よろしくお願いします。定期って言ってもめっちゃ忘れるけどね(笑)

まぁ、3ヶ月ぶりなんですけどね、その間ずっとこれを書いていたか、とかどう書くべきなのか悩んでいた、という訳でもなく、別サイト用の小説を書いたりとか、二次創作に手を出して見たりとか、いろいろとやってのこの期間です。なので、ぶっちゃけ前半と後半とでは書いている時期にかなりの差ができています。なんか設定ミスってるな、とかあると思いますが、忘れてるんだなと思ってください。

丁度この話も更新停止直後に書いているのでね、内容とか忘れてる忘れてる。なっつかしいキャラも登場していますねぇ。いやぁ、書いたこと自体も懐かしい。

長々と失礼いたしました。しばらくは更新するので、よければまたおつきあいください。ここまでのご読了ありがとうございました。では、また。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ