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シュガーリョウの寝室
5:シュガーリョウの寝室
紫色と黒に光る石で造られた塔は黒い風に乗り夜空に浮かんでいる。塔の最上階にあるシュガーリョウの部屋の電話が鳴った。
「何か?」
「あ・・・リョウ君?こちら、やせネコです」
「で、何か?」
「あ、あのねえ、破壊は順調です。でねえ、いま破壊しよる山はもうすぐ壊れるけど、次どこ壊せばええん?」
「なんかそりゃ?どこでもいい。とにかく世界を破壊するんだ。解ったか?」
「うん。じゃあ適当にやるね。ばいばい」
シュガーリョウの部下は四匹の猫で東西南北に分かれて、黒い風を浴びたものを操り世界を破壊している。東は黒猫のキズ、西は茶と黒色の混ざったオフザケさん、南は赤猫のマジャ、北は白猫のやせネコだ。
「疲れた。寝るか」
シュガーリョウは寝室のドアを開きオレンジ色の砂に潜り込んだ。




