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子供の遊び  作者: Ryo Yoc
20/35

黒い風は語り出す


19:2・黒い風は語り出す

「ウケケケケ、ケヒヒヒヒ。オイ。リョウ、オレを解放しろ」

黒い風は言った。

 「な。なんだよお!?どっからだよお!?」

 シュガー・リョウは驚いた。

 「オイ、リョウ、ボケかテメエ、風だよ。黒い風だ。ケヒヒヒヒ」

 「え、なんでえ!?なんで風がしゃべるのお!?え、うあーん!こわいよおー!!!カアさーん!!!!!」


                  §

 なんでぼくの身体は黒い風に包まれてるのお?なんで黒い風はしゃべってぼくをおどろかすのお?解放しろ、解放しろって解放って知らないのに、知らないから出来るわけないのにい!


                  §

 「泣かないのよ。だめよ泣かないの」

 カアさんはなだめた。

 「うあーん!あーん!ええーん!」

 シュガー・リョウは泣いた。

 「泣かないの、強くならないとだめ、泣かないのよ」

 「うあーん!あー、あーーーん。えーーーん!」

 「さあ、話してみて。何があったの?」

 「うあーん。う、う、う、・・・こ、こわいこと!あーん。あーん。ああーーーーーん!」

 「泣かないのもう怖くない怖くないでしょう」

 「えーん!え、う、う、う、こ、こわくない、う、う、う、う、う、う、も、もう泣かんよお。う、う、う」

 「そうよ。リョウはそんな弱い子じゃないって知ってるのよ。リョウは泣き虫じゃないもの」

 「う、う、う、うん、泣き虫じゃない、う、う、う」



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