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生まれた時
19:1・生まれた時
「オギャア!オギャア!オギャア!」
「ああ、なんてことじゃろうか黒い風に包まれておる・・この子の未来は・・」
バアちゃんは言った。
「私の子。よく生まれてきてくれたね」
カアさんは言った。
「この子の未来は、この子は大変なものを背負ってきてしもうたよ。破壊の黒い風を、この子は・・」
「・・私の子。どんなものを背負っていても私が育てるわ。トオさんの分まで」
「まったくあの男最後の最後までやっかいなものを残して」
「オバアちゃん二度とそんなこと言わないで!!!」
「・・・。・・・。・・・、その子を育てるのかなりの覚悟がいるよ。その覚悟はあるのか?」
「当然だわ、私の子、トオさんの子なんだから」




