表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/34

踏み出した気持ちを 1

「っあ。」


ふっと視界が切り替わり、天井が見えた。

目が覚めてしまった。


聞けなかった、彼女の言葉。


多分もう、ってなんだ?


「会えない、って意味なのか?」


あっけなく終わってしまったのか?


彼女は約束を守ってくれたのに。


名前もまだ聞いてないし、ゲーム以外の趣味も聞いてないし、甘味以外の好きなものも聞いてない。


知ってるのは、笑顔だけ。

泣いてたり、楽しんだりしたあの笑顔だけだ。






「ヤバいな。」


無理だった。


色々考えた。


彼女が【夢の死神】で、関わるなと姿なき誰かに警告されてる。

だから、もう彼女が夢に現れなくなったら、俺はある意味、助かったんだと思う。


でも、それは嬉しくなんかなかった。


もっと彼女と話したい、遊びたい。


「本当に幸せな笑顔が見たい。」


そう願ったら、それ以外考えられなくなった。







「あ、課長。すみません、急なんですが今日から数日ほど休みたいのですが。」


手短に嘘の休みを取り、俺は目立たない私服を選ぶ。


軽く朝食を済ませ、かばんに色々詰め込んで、家を出た。




さぁ、彼女を探しにいこうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ