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銀の街
「おはよう」
「うん」
帆咲は風雨におはようの挨拶をした。
「つぎはいよいよ銀の街だね」
「銀の街?」
風雨は首を傾げる。
「なにが銀なのか気になるから行ってみよう」
「わかったよう」
風雨は眠たそうに言った。
階段を下りて二人で朝食をとって銀の街へ向かった。
歩いて五分
「これが銀の街か!」
「きれいだな」
白銀の世界だった。
雪で真っ白になった銀世界。
「美しい」
風雨はこの銀世界に恋をしているようだった。
そして泣いていた。
「シェリーさんのことでも思い出した?」
帆咲が聞くと、それはちがうと首を横に振る風雨。
「ただ単純に感動しているだけだ」
「そっか」
しばらくその銀世界に浸っているのであった。




