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芸術の街2
「教会の場所はどこですか?」
帆咲が聞くと、ガイドさんは教えてくれた。
「街のはずれの方にあります」
「ありがとうございます」
ガイドさんにお礼を言って、立ち去る。
街はずれの方に行くとポツンと小さな教会が見えた。
「アレだね」
「うん」
「失礼します」
と言って帆咲たち教会の礼拝堂に入った。
すると、神父さんが出迎えてくれた。
「見慣れない子ですね」
「はい、僕は『街人』の空夏帆咲というものです。こちらは猫の風雨です」
「そうですか。ようこそいらっしゃいました」
ささ、こちらへどうぞと招き入れてくれた。
途端に神父が襲い掛かって来た。
「うぉら!」
果物ナイフだ。
帆咲は真剣白刃どりでそれを受け止めて、刹那、蹴りを一発、神父の横首にかました。
「うっ」
ひるんでいる間に神父の腹にけりを入れると、神父はくの字になって尻餅をついた。
「観念してください」
「うう」
神父は頭を垂れた。
「誘拐したこどもたちはどこなんですか?」
「何故、それを」
「僕のことを今、あなたは気絶させてどこかに連れて行こうとした。子供たちはどこですか?」
「地下室だ。そこに儀式の間がある」
「儀式?」
風雨がいうと、神父は笑い始めた。
「お前があの呪われた猫か、あはははは」
「風雨のことを知ってるんですか?」
「神に忌み嫌われた猫め!」




