↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/64

思惑通りじゃん


ん?

中盤の言葉はなんですか?

バカって知っていたんですか上司様!

"だからこうなる前に言った"って

誰に何を言ったんですか?とお聞きしたいが痛みが来てるイグサです。


バカ騎士に謹慎を言い渡してくれたこの上司様こそ、騎士団の最高責任者である若き総団長様だ。

騎士であるヤツが逆らえない人と言ったらこの人でしょう!


騎士の全任命権がある総団長様ならなんとかしてくれると思っていたよ。

取り敢えず、サンキュー!気になる言葉の意味を聞きたいが今は無理か、とにかくあの第2王子側ではなくて国王に仕える人だし、公平で尊敬できる方であるとエリオット君から聞いたのもあったから人選に間違いなし!


私は驚異的な治癒チートで搬送途中から意識もはっきり、背中とお尻に若干の痛みが残るくらいになりました(ただ診察の為に派手な痣と傷跡は当面残ってほしいなとは思っていますがどうなるかな‥そう言う調整は以前の腹の痣残しからも多分あざは残れって強く思うといけるかな)


バカが怒鳴られ連行される成り行きを半笑いして見ていたら、バカが此方を振り返ったので慌てて苦しそうな顔で荒く息をする。


直ぐに零刹な目で私を睨んで来て、今にも人を殺せそうな殺気なんて出すから(やべ悪人笑顔見られた?)総団長様が気付き眉間に皺を寄せ

"聞いていたのか!“と声が低くなってボスッと腹を殴っていた。

団長様の威嚇怖っ 問答無用すぎ!

蹲って膝を付いたバカが超苦しそう。カハッとヨダレが落ちたよ汚い!

もう1発くらいどうぞ!(バカが抵抗できない様は楽しいです。私がされた事を是非やっちまって下さい、足蹴りですよ足!)


それでも私の方へ危ない視線を刺し込んで見えたので、周囲のボルゾイ君達数名に押さえつけられた。それさえ跳ね除けて尚も抵抗するなんて、大概いい根性よね。そこまで恨まれる事した覚えはありませんが?


本当なんで?あっ未だ暴れてるよ。


シャーとカーテンが引かれたので私は直ぐにううっとうわ言のように痛みを表現しました。

傷の確認の為に服を脱がされた(クッションは服に縫い付けたポッケにセットしてあるのでボロンとは出てこないよ)私の腹を見て医師が


「これは古いものですな?なんですかこの靴跡のような物は?」


(以前私を見てくれたのは宮廷医師でこの方は騎士団所属医師らしい、私の腹は初見ですね)私の腹の茶色くなった汚いけどハッキリした靴型の鬱血痕にしかめっ面をすれば、アンナちゃんがカクカクシカジカとバカに蹴りを食らった話に、何度も脅されたことや斬りつけられた話もしてくれた。

おぉナイスフォロー!

それをカーテン外で聞いて、馬鹿が!とより声を荒げた団長様を直接目視出来ないけど、かなりのお怒りモードである。またボカッとかうっという声とドサという音から三度殴られたか?ウヒャ!

団長様グッジョブ!


長い事、馬鹿をはめる為に練った作戦だからね。

腹を蹴られた時の痣は何もしてないから汚い色の痣となっているし、今できた傷も見てみて肩とか腕とかズリ剥け痛そうでしょ?投げられた時をドンピシャで団長様に見られているしね。証拠は揃ってますよ。


朦朧としている振りで、私何もしてないのに怖いわ助けてヨヨヨと泣けば、バカが演技だなんだと喚き散らす声が聞こえてきた。


痛かったのは本当なんだけどな〜自分のした事忘れてます?私だから偶々生きているのであって、普通の女の子なら死んでるから!あんたからの暴力も暴言もその痛みは本当の事だから私は嘘は言っていない。アンナちゃんも嘘ついてません。


あれ、まだそこに居ます?


あ〜ぁ、ほら〜バカは話し聞かないで喚くだけだから早く其奴を拘束して連れ出せ! って、縄までかけられちゃった感じ?良き良き

何時もは穏やかな総団長様を怒らせちゃったね。


「早く留置場へ放り込んでおけ」


手荒に後ろ手に拘束され、踏ん張って連行の抵抗をしていた足まで縛られ、ズルズルと引き摺られたバカの後ろ姿をカーテンの隙間から見れた。少しだけ可愛そうだったけど、当然の報いだと思う。


だって私はいきなり蹴られて罵られ、斬り付けられて階段をつき落とされたんだもの。

騎士の地位の剥奪だってぬるい位だと思ってます。

王子の采配?で私の痛みを、何の処罰もうけずに今迄のほほんとしていたのだから当然の報いだよ。

甘んじて受けたまえよ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。