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第19話 大きな目標と小さな目標(内緒の大きな目標)

 

「あとね、目標を立てることが大事だよ。

 大きな目標と小さな目標がいるね。

 大きな目標はヤル気を出すために必要で、小さな目標は集中力を高めるために必要なんだよ。

 大きな目標は確か―― アシビオン大陸一の魔法使いになりたい、だったかな」

「違うよ! クリスに魔法で負けたくない! だよ」


 アシビオン大陸一の魔法使いになりたい、という気持ちはあるけど……

 それを言ってしまったら子供っぽいような感じがするし……

 これは、内緒の大きな目標だ。

 そして、内緒の大きな目標がもう一つある。

 トイレの後に洗ったお尻を乾かしたい、だ。


「わっはっはっ、目標が小さくないかい?」


 そんなことはない。大きいでしょ。


「まあ、いいけどね。

 その目標が、頑張ろうとヤル気を出させるモノであればいいからね。

 そして、その大きな目標を達成するためには、どうすればいいのかを考える。

 たくさん考えて、小さな目標をたくさん立てる。

 そして、できそうな小さな目標から優先順位を付けて、やっていくんだよ」


 なんとなーく、やっているって感じだよな……


「じゃあ、優先順位はどうやって決めるの?」

「どうすれば、効率良く目標を達成できるか考えるんだ。

 そして、目標を達成するためには、目標を具体的に立てることが必要なんだよ。

 目標は、できそうで、できないくらいが、ちょうど良いね。

 それくらいが、ヤル気が出るからね」


 これも、なんとなーく、だよな…… 気をつけないといけない。


「その目標は、できるだけ数字で分かりやすく設定すること。

 次は、その目標を、いつまでに達成するのかをしっかりと決めること。

 期限を決める事で、ヤル気と集中力を高めることができて、効率があがるんだよ。

 最後に、その立てた小さな目標が、本当に大きな目標を達成するために必要なのかを考えないといけない。

 もし、やろうとしている事が、大きな目標に関係のないことだったら、時間と労力が無駄になるからね。

 あとは余計なことは考えずに、その目標のことだけを考えて、集中して取り組んでいけばいいんだよ。

 こんなところかね。

 参考になったかい?」

「うん」


 さすがシルバだ。

 こういうときは親方って感じがする。




「目標設定」について――


『小説家になろう版』:うんちく、説明が「少なめ」です。(第19話:約800字)

『カクヨム版』   :うんちく、説明が「多め」です。(第19話:約1100字)


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