第11話 高等学校(頑張りたい)
城といえば、僕の通っている「高等学校」も城の近くにある。
今、僕は「高等学校」の二年目で、来月から三年目だ。
「高等学校」は十歳からの八年間で十八歳になったら卒業だ。
「高等学校」を卒業すれば大人と認められる。
「高等学校」は全て選択制の授業になっている。
目指す職業によって変わるのだ。
僕はお母さんみたいな医者になるつもりなんだけど、勉強ができないと医者になれないから、頑張りたいと思っている。
「初等学校」と「高等学校」の共通で「武術」と「魔法」と「研究」の授業がある。
「武術」の教科には「槍」「弓」があって、年齢に関係なくレベル別に分けられて授業を行っている。そして、必ず二つとも選ばないといけないことになっている。
僕の成績は「槍」も「弓」も普通だ。
正直なところ興味がないので、平均ぐらいでいいや、といった感じでやっている。
でも、成績上位の人たちはモテる。そして、からかわれることもない。
……まあ、別にいいんだけどね。
「魔法」は自分が、どの魔法をどう上手くなりたいかによって、年齢に関係なくグループが決められている。
得意な魔法を選べば年上の人よりも上手く魔法が使える。すごく嬉しいし、自信になる。
だけど今は、苦手な魔法を上手く使えるようになりたいと思っている。
僕は「魔法」は好きだ。楽しい。そして、からかわれることもない。
……まあ、たまにあるんだけどね。
「研究」は自分が今研究したいと思っていることを先生に伝えて、似たようなことを思っている生徒を年齢関係なく三人から六人くらい集めて、グループで自由に研究活動をするというものだ。
今、僕は「戦争と医療の歴史」というテーマで、四人で研究している。
研究リーダーはナオキ(十五歳)だ。
リーダーは先生の指名で決まる。
そうしないと、いつも同じ人がリーダーをしてしまうからだ。
僕はまだリーダーをしたことがないけど大変そうだ。
ほかの二人はマオナ(十六歳)とビルト(十三歳)だ。
マオナは周りを見ずに突っ走ってしまうタイプ。
ビルトは机にじっと座っているのが苦手なタイプ。
それで、ナオキがいつも苦労している。
たった四人のグループだけど、人をまとめるのって難しいことなんだなと思う。
僕はドキドキしながら目立たないように、そのやり取りを見ているだけだ。
僕が間に入っても収まらないだろうしね。
そこはリーダーの仕事だし、ナオキもへこたれずに頑張っている。
僕もリーダーになったらやらないといけないだろうけど、そのときは気の合うメンバーが集まるといいなと思っている。
今回の研究での資料集めは図書館を使うことが多かった。
図書館は学校の隣にあって大きい建物だ。大人も子供も使えるようになっている。
学校の隣にあることもあって、僕はちょくちょく行っている。
本は好きだ。いろんな知識を得る事ができるからだ。
「学校」について――
『小説家になろう版』:うんちく、説明が「少なめ」です。(第11話:約1200字)
『カクヨム版』 :うんちく、説明が「多め」です。(第11話:約2400字)




