第一章 主要キャラクターと用語解説
第一章の主要人物についてのステータスと用語の解説です。
【名前】カイン
【性別】男性
【年齢】39歳
【種族】人間
【器用度】B
【敏捷度】D
【筋力】C
【生命力】D
【知力】E
【精神力】E+++
【特技】
テイム
特定のモンスターに対してマナを流し込んで強制的に支配する力。対象となるモンスターが少なく、魔力量を調節できないためたいていの場合マナのオーバードーズを起こして対象は死亡する。
だがその正体は神獣と契約支配する力であった。
神獣号令
神獣にのみ使用できる強化魔術。
限定開放
神獣としての真の力を一瞬だけ強制的に引き出させる神獣号令
本作の主人公である神獣使い。家族を魔物に殺された経緯から魔物狩りになったものの、出世できず若手の魔物狩りに追い越されていく中でだんだんと自分の生活や成り上がりに夢を見るようになっていた。
しかしエリーと出会い、魔王が復活したことを知って初心であった『人々を魔物から守りたい』という思いを取り戻し、彼女とともに魔王へと挑むことになる
【名前】エリプマヴ(エリー)
【性別】女性
【年齢】不明
【種族】神獣
【器用度】B
【敏捷度】A
【筋力】A+
【生命力】EX
【知力】B
【精神力】C
【特技】
深紅のメイス
エリプマヴが神獣として有する腕力やドレーン能力の一部がメイスの形をとったもの。攻撃と同時に相手の精力を吸収する効果がある。
紅牙の鉄槌
上空へと飛翔し、急降下をしつつメイスの一撃を見舞う攻撃。速度、重力などの要因も重なり高い破壊力を発揮する。
巨牙の一撃
瞬間増強の神獣号令でもって放たれる一撃。メイスが巨大化して本来エリプマヴが放てる一撃と同等の威力を発揮する。
白き帳の盾
白いエネルギー状の結界で熱や光線といった実体のないエネルギーを遮断できる。
黒き帳の盾
黒いエネルギー状の結界で実体を伴うものを遮断できる。
十二神獣の一体。もともとはコウモリの羽を持つゴリラのような姿をしていた。神獣たちの中で最もハーディン王に対する忠誠が最も高く、同時に理想の王としてハーディン王を尊敬している。その忠誠は生まれ変わりであるカインにも向けられており、カインの要望であればほとんど拒否することはなく、彼を貶める者は絶対に許さないと思われる。
《用語解説》
ウラル地方
今作の舞台となる地域。名前の由来はかつてこの地方を支配した古代王国の国名。
地方の中心に強力な魔物がはびこる魔獣の森が存在し、それを取り囲むように三大国家と呼ばれる国々が存在する。気候は地方によって異なるが人が居住するのに適した穏やかな気候である。
モークア王国
ウラル地方三大国家の一角をなす大国。古代ウラル王国が崩壊した際に大きな領地をもつ貴族によって建設された国家であるため、王侯貴族はハーディン王の末裔であることを権力の根拠としている。
貴族が建国したという経緯から財政や技術力について余裕があり、最近では空飛ぶ船を作り上げたという噂が持ち上がっている。
ガニーシュカ帝国
ウラル地方三大国家の一角をなす大国。元々は古代ウラル王国が崩壊した際に民衆がより集って組織された自治区だったが、モークア王国に対抗するために次々と似たような集団と併合を続け、今ではモークアと双璧をなす大国になっている。
魔獣の森
ウラル地方の中心に位置する危険地帯。強力な魔物がはびこっており、人間が住む領域ではない。しかしその一帯は古代ウラル王国の都市があった場所であると目されているため、自らの支配の正当性を示す遺物を見つけるために冒険者に自由な発掘を許可している国もある。
古代ウラル王国
四千年前に存在したというウラル史上最大の統一国家。女神の託宣により神獣たちを引き連れたハーディン王がたった一代で周辺国家の併合や未開領域の開拓を推し進めた結果、わずかな期間の間にウラル地方全土を支配する大国になった。
しかし魔王アル・サピウスの出現によりハーディン王が戦死してしまったために古代ウラル王国は瓦解。人々はバラバラに散っていき、現在でいう三大国家の元となる組織を形成した。
ハーディン王
古代ウラル王国を一代で大国に押し上げた英雄。だがその生涯の多くは謎に包まれており、男性であったことや女神の託宣を受けたこと以外はよくわかっていない。
十二神獣
ハーディン王に力を貸したといわれる十二体の強力な存在の事。その多くはハーディン王の力を認めて主従関係を結んだといわれている。
第二章の更新は5月14日をめどに再開を予定しています。




