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瑠愛くんに朝撮ってもらった写真をプロフィールに貼り付けて、自己紹介文に『お悩み相談はコーヒー1杯から』と瑠愛くんに言われた文を貼り付け完成させる。
俺は仕事に向かう準備をしていると何通か通知が来て開くと意外とメッセージが来ていて驚いた。
みんな色々と悩みを抱えてるんだなと思いながらメッセージ欄を下に動かしていくと、1番初めに送ってくれたお客さんの相談に目をやる。
夏「もちもち…、さん。」
安易なネーミングセンスに思考を奪われていると連投でメッセージが来てることに気づく。
しかも結構内容が長めっぽい。
俺はお試しがてら、もちもちさんの相談に乗りながら仕事場に向かう。
もちもちさんの悩みは絶対に叶わない恋の辞め方という内容だったけれど、恋人同士のことではなく片思いの辞め方を相談された。
俺はそれに不思議に思い、なぜ辞めたいと思ったのか聞いてみた。
『友達のままずっと一緒にいたくて、今も必死に自分を抑えてるんです。』
『そのために彼氏を作ったり、他の男の人と遊んでるんですけどやっぱりその子が脳裏にちらついちゃうんです。』
なるほど…。
彼氏がいても浮気する人はこういう人なんだろうなと思ってしまった。
それにしても、自分の体を使わなくてもなんとかする方法もあると思うんだけどな…。
『その子はもちもちさんのことを恋愛対象としては見てくれてなさそうなんでしょうか?』
『はい。私の好きな子には片思い中の子がいて、遊ぶ時とか、暇電の時とか、いつもその子の話が出てくるんです。』
『それが本当に辛くて好きになってしまったことを後悔してます。』
『その子に対しての恋愛感情をなくそうと色々やってきたんですけど、どうしても遊んでる最中にその子との思い出がふと浮かんできちゃうんです。』
よく遊ぶ仲で関係も良さそうなのに友達としてしか見られないなんて辛いだろうな。
俺も高校の時に莉李と行ったことがある店や街に行くと、やっぱり何度も思い出してしまう。
その状況で手を伸ばせばすぐに届いて振り向いてくれる距離にいるけれど、自分の思いがなかなか届かないのにもどかしさを感じるんだろうな。
『その人に恋愛対象として見られるように努力してみようとは思ったりしなかったんですか?』
『努力しても入らないものは入らないんです。他の人にやって落ちることをしても、その子は全く落ちないし気づいてないと思います。』
『思い切って告白したいとも考えてないんですか?』
『関係が壊れるのが嫌なのでこの気持ちはお墓に持ってきます。』
相手のことが相当好きらしい。
恋人でもない人を友達のまま好きでずっといるって辛いもんな。
だから辞めたくなっただろう。
『では1度、人生最大の最高に思い出に残るデートを好きな人としてその思い出と気持ちを一緒にアルバムにしまうのはどうでしょうか?』
俺がそう送ると考えてみますの一文で相談チャットは終わってしまった。
あんまりいい案でもなかったのかな。
俺はもちもちさんの健闘を祈りながら仕事を始めた。
→ きらり




