第280話 女教皇の戦い
遠くの氷柱が砕けるのが見えた。
「あっちは山本先生か、さすがだな」
グレイスという爆弾を預けていたので心配だったが。
うまく行ったようで良かった。
ターゲットの氷柱は三本。
一本は目の前。
遠くにある、最後の一本を守るのは魔戦部だが……。
ヴィオラとカレンがいては、なかなか攻略は難しいだろうな。
そんなことを思いながら、村正を振るう。
実際のところは、セラを食い止めているのは熊耳だったのだが。
この時点では他の戦場の様子を確認する余裕はなかったのだ。
何しろ、俺の目の前には鎧の魔装に身を包む中年が十名。
俺は由利衣とともに、そいつらの相手をしていた。
雷公鞭を持つ仁科には梨々花。
鉄バットおじさんこと木暮には、来奈。
俺の同期はあと十人近くいるはずだが。
そいつらは攻撃側に回っているのだろう。
鎧の魔剣を持つ中年女の鋭い一撃を躱す。
黒い稲妻のような軌跡が空を斬った。
「佐伯くん、だんだん動き戻ってきたじゃない。
おじさんなんだから、体動かしてないとなまっちゃうわよ」
こちらは十年のブランクに加えて、最近はさえき亭のスーパーバイザーとして忙しいのだ。
若い頃のキレを取り戻すのは、なかなかキツイ。
こいつらは、さすが現役を続けてきただけはある。
加えて、R魔法使いの限界を突破する加護持ち。
下手なSRよりも厄介かもしれない。
そのとき、麗良から通話が入った。
戦闘中はスマートグラスをかけていたのだ。
繰り出される斬撃を捌きながら、素早く通話に切り替える。
麗良の声が聞こえてきた。
「先輩、こちらはリスティアさんの守る柱が落ちました。
ティナさんは、現在日村さんたちと交戦中のようです」
ティナと式神が容易く落ちるとは思えないが。
しかし、日村の実力は一流。
加えて、残りの俺の同期や他国の冒険者連中がそちらに回っているとすると……。
もう一つの柱が落ちるのは覚悟が必要かもしれない。
これは潰し合いではなく試合なのだ。
ティナも引き際は弁えているだろう。
となると、最後の氷柱を守るリズが頼りだ。
「リズのカロリーはどうなんだ?」
「現在、モフォンゴを投下中。
私のパーティ仲間と芹那も手伝ってくれてるから」
なぜ緑女が?
いや、その疑問は置いておこう。
「なかなか良いカロリーチョイスだな。
……そうか、レジェーノ・デ・カマロネスの火蓋が。
コン・チェレタで追撃するんだな」
目の前の中年女は、「謎の魔法を……!」と身構えていた。
「それで先輩、狸さんから聞いた話なんですが……」
――世界樹。
それは女帝の魔眼が守護するもので、他に渡してはならない。
それ以上の情報はないらしいが。
わざわざ言ってきたからには、重要な事柄なのだろう。
となると、この戦は俺たちのビジネスのためだけではなく、リズのためにも負けられない。
……いや、いまやリズなくして俺たち冒険部ホールディングスはありえない。
運命共同体なのだ。
俺は腹に力を込めて麗良へと激を飛ばした。
「こっちは、全力で落とす!!
そちらはカロリーを入れてくれ!!
グリオも行くんだ、トストーンも……。
エスコビッチにフェスティバル? お前も分かってきたじゃないか」
「ヌルいわぬ、佐伯くん」
その声に目を向けると、仁科が意味深な笑みを口元に浮かべていた。
雷公鞭を構え、大魔法の詠唱に入る。
「コキート・マハレテ・ダッカヌー。
テンブレケの揺らぎに厄災が目覚めしとき……
アロス・コン・レッチェ、アビチュエラス・コン・ドゥルセ……
おお、幸いなるかな、ブニュエロスとギザダは満ちる」
政臣のカメラを気にしながら、雷公鞭を振るう。
雷撃の光が、カッと仁科のドヤ顔を照らし、遅れて轟音が響いた。
梨々花は「仁科さん、カリブ祭り堪能してるじゃないですか」の声と共に迎撃の嵐を展開する。
俺は追加のオーダーを伝える。
耳元で麗良の復唱が響いた。
通話を切り、鎧の中年たちに向き合う。
「悪かったな。大切なことなんだ」
中年主婦の一人が手を挙げた。
「ねえ、大将。
カロリーが必要なら、パタコンも入れといた方がいいんじゃない?
やっぱ揚げプランテンの暴力は侮れないっていうか」
こいつは冒険のかたわら、第五層隠しダンジョン店でパートをしているのだ。
「そうだな、高木。
ちなみに、お客さんの評判はどうだ?
回転寿司屋は二貫百Gセールで攻めて来てるからな」
高木は、ぶんぶん手を振った。
「いやいや、あちらさんに客が流れているのは“濃厚サーカス☆劇豚野郎”とのコラボラーメンだって。
ガツンとお腹に溜めて、良いネタを少し摘む。
魔力も財布も大満足じゃん」
思わず唸る。
そんな俺に、梨々花が爆炎嵐を巻き起こしながら声をかけた。
「プチ贅沢というやつですよ。
安いネタに飛びつくだけの時代ではないんです」
「あたしはガンガン食べたいけどー」
木暮の金棒と混鉄棍が交差し、火花が散る。
こいつは百Gセールが刺さるタイプだ。
高木は、そんな来奈に笑顔を送る。
「で、カリブだけど。
味の評判は悪くないけど、価格がやっぱりね。
一発の賑やかしで終わるんじゃないなら、リピートしやすくしないと」
分かってはいたが、痛いところを突かれた。
仕入業者は主に日本なのだ。
あまり流通していない食材はどうしても原価に響く。
やはり、サプライチェーンの構築か……。
もと零細企業の営業マンにとって、世界の壁は厚い。
そんな俺の弱気を、魔王は許さない。
切れ長の目を細めた。
「先生。日本SSRは世界を沸かせる……
その言葉、私は一日たりとも忘れていませんから」
確かに言ったが。
当時とはかなり主旨がずれている。
だが、言い返せる雰囲気ではなかった。
そのとき、鎧の魔剣の主婦が色をなして剣を構えた。
「佐伯くん!! 真剣にやりなさい!!」
刀身に魔力が漲り、不気味に赤く脈動する。
……いまは戦いのときだ。
この鎧の魔装シリーズは、装着者の魔力を糧にして性能を引き上げるという。
使いこなすには繊細な魔力制御を要する。
練度の甘い者が身につければ、力尽きるまで魔力を吸われてしまう諸刃の剣。
その呪いのような刃が迫り、村正の青白い刀身と火花を散らした。
主婦は燃える瞳で俺をまっすぐに見つめた。
「こっちは投資してるんだから、ビジネスに手を抜くんじゃないわよ。
うちの子、私立行きたいって言ってるんだから」
真剣にやれってのは、そっちかよ。
今度は鎧の魔槍が突きを入れてきた。
「試合は勝ちに行くけどな。
俺たちは日本SSRを応援してるんだぜ。
佐伯が先陣切っていかないでどうすんだよ」
そんなことを言いながらも、手加減のない一撃。
切っ先をいなして弾いた。
すかさず残像の刃の斬撃を叩き込む。
第七層のモンスターですら切り刻む攻撃だ。
槍で受けたはいいが、たまらず吹き飛ぶ。
由利衣の防御結界を厚く張っているのだ。
気絶くらいで済むはず――。
と思ったら、平気な顔で斬り掛かってきた。
……タフすぎるだろ。
しかし、ピンピンしているなら越したことはない。
目的はあくまでも氷柱なのだ。
とはいえ、ベテラン中年連中の粘りは厄介。
戦場の状況をざっと確認。
梨々花と仁科の雷公鞭は拮抗。
天変地異のような雷と炎の嵐が上空で乱れている。
最強クラスの武具と名高い雷公鞭と渡り合う梨々花が凄いのか、それとも魔術師のSSRを相手に一歩も引かない仁科を賞賛すべきか。
……いや、どちらもまだ本気には見えなかった。
というか、雷公鞭のフルパワーなど出そうものなら、敵味方見境なく被害は甚大。
それは梨々花の構えるセトのウアスも同様。
恐ろしい連中だ。
そして来奈は木暮とガンガン打ち合う。
星の魔眼の速度に対応して、打ち返している中年が異常。
長年第七層止まりでくすぶっていたとは思えない。
上位冒険者並みの動きだ。
いや、使用魔法やステータス上昇率が不利なR魔法使いではあるが、技量は本物。
遅まきながら、ようやく時を得たということだろう。
それは、目の前の同期全員に言えた。
これから完凸を本気で目指すという。
だから、俺たちに全力投資なのだ。
家庭を守るため、そして諦めていた夢を掴むために。
最後に由利衣へと目線を向ける。
召喚した巨大スケルトンの斬馬刀が、鎧の魔鎚と激しく撃ち合っていた。
梨々花が勝手に生やした骨の腕は、仁科との戦いに集中するため消えている。
そこに、鎧の魔盾が割って入った。
円形のシールドから刃が飛び出す。
魔力ワイヤーで繋がれたそれは、ヨーヨーのように回転しながら自在に宙を舞った。
……あれは、なかなかロマンがあるギミックじゃないか。
それを相手取る巨大スケルトンもさるもの。
中堅冒険者並の能力はあるだろうか。
とても召喚の初級者が呼び出したとは思えない。
いや、由利衣の熱のなせる技だ。
その由利衣へ、鎧の魔弓が矢を放った。
一瞬ヒヤリとしたが、あの変身フォームには渾身の防御結界が張られていた。
矢を弾くと、銃を構えてレールガンを射出。
魔弓の中年を吹き飛ばした。
氷柱に目を向けた由利衣が、俺へと声を飛ばした。
「コーチ、わたし達で決めちゃいましょうか!!」
上空に向けて魔力弾を一斉に射出。
女教皇の索敵レーダーと連動した誘導で、上空から魔力弾の雨が鎧の魔装連中に振り注ぐ。
一発一発は、初級魔法レベルの威力。
だが、フルオートでダダダダッと撃ち出されたそれが、一発の撃ち漏らしもなく叩き込まれていく。
目も開けていられないほどの弾幕。
中年連中は防戦一方。
思わずつられて目を細める俺の手に、柔らかな手が触れた。
「行こう、コーチ」
ふわりとした笑いと目が合う。
由利衣の口元がゆっくり開く。
続けて、テンションマックスの声。
「キンスケ、モードチェンジ!!」
――?
見ると、巨大スケルトンは斬馬刀を投げ捨て両膝をついた。
四肢を構成する骨が分離し、再構築されていく。
たちまちのうちに、四足獣の形態に。
巨大骸骨獣が、キモい動きで駆け寄ってくる。
由利衣はその間もフルオート射撃を緩めない。
俺たちの側まできた骸骨獣は、ゆっくりと脚を曲げた。
由利衣は、ひらりとその背に飛び乗る。
「ちゃんと付いて来てくださいね」
それだけ言い残すと、骸骨獣を走らせる。
上空へ向けて魔力弾を連射。
鎧の魔装連中は動くことができない。
「黒澤……むちゃくちゃだな」
しかし。
血の気の多い二人に埋もれがちだが、由利衣も戦闘民族。
久しぶりの前線にワクワクしているのだろう。
俺は政臣へと声をかけた。
「おい、映えるとこ頼むぞ!!」
斬馬刀を回収していた政臣は、大きく頷くと鷹のゴーレム人形を飛ばしてきた。
俺は村正の残像の刃を、召喚魔法で具現化。
形を変えて足場にする。
それに乗り、一気に飛んだ。
遠ざかる由利衣の背に、仁科は鋭い視線を向ける。
雷公鞭を持つ右手をぴくりと動かしたところに、梨々花の声。
「ずいぶん余裕ですね。
魔術師の相手は退屈ですか?」
仁科は不敵に笑う。
「まさか。
SSRと撃ち合える日が来るなんて思ってもみなかったわ。
魔法使いも、続けてみるものね」
雷が轟き、爆炎が乱れる。
後方の激しい戦いを背に、俺と由利衣は突き進む。
骨の獣に追いつき、由利衣の横に付けた。
「黒澤と攻め込むのは初めてかもな」
「今日は前に出てもいいんですよね」
魔力弾の連射で後方を牽制しながら、いたずらっぽい顔を見せた。
――レイドで颯爽と活躍する魔法使いに憧れていた。
と、言っていたな。
支援に特化した魔法使いは貴重枠だが、本人がそれを望むとは限らない。
アリサは守護騎士になると決めたようだが、強い武器への憧れは捨てていない。
神話伝承級ブリューナクを手に入れて、目を輝かせていた。
由利衣が、呼吸の書を望んだのもそういうことだろう。
……なぜ死霊王ルートなのかは分からないが。
魔装の連中が追いつけないあたりまで来て、由利衣は魔力弾の連射を止めた。
クスクスと楽しそうな笑い。
「わたし、楽しみなんだー。
もっと強くなれる。
……もちろん、防御も索敵も魔法薬学も頑張るけど」
思わず口元が緩んだ。
欲張りなやつだ。
だが、それでこそ冒険者だ。
由利衣の言葉は続いた。
「でも、わたしは梨々花でもないし来奈でもないから。
わたしにしかできないやり方で」
ゆっくりと頷く。
「強くなるさ。
まだまだ、冒険はこれからなんだからな」
俺の言葉に、ゆるやかな笑いが返ってきた。
やがて氷柱が見えてきた。
そこに控えていたのは、三体のリザードマン。
日村たちが担いでいる青年リザードマンの配下だろう。
いずれも一騎当千の武将の雰囲気だ。
由利衣は骸骨獣の背から降り、リザードマンの猛者に向き合う。
俺もその隣についた。
由利衣は、さっそく勧誘を仕掛けた。
「あのー。
ここはわたしたちが貰いますから。
おとなしく降伏してくれませんか?」
リザードマンの一体が、無言で槍を振るう。
庇おうとした俺を、由利衣は手で制した。
「大丈夫ですから」
槍の鋭い一撃が由利衣を襲う。
貫通付与が乗っていることが分かった。
防御結界が突き破られていく。
十枚、二十枚……。
槍は由利衣の体に届く前に止まった。
リザードマンの目が微かに揺れ、槍を引き戻そうとする。
だが、多重防御結界に食い込んだ刃先が抜けない。
由利衣は、穏やかに言葉をかける。
「強い武将は大歓迎。
魔王軍は一日三食、週休二日、給料日は毎月25日……」
残り二体の矛と偃月刀の斬撃も襲う。
それらも防ぐ。
「……えー。だめかなあ」
勧誘を続ける由利衣には構わず、武将の一体は槍を引き抜き、再び突きを入れる。
今度は村正で防いで斬り結ぶ。
「黒澤、諦めるんだな。
この世界の戦いはあと少しだ。
惜しいが、戦力はもう十分だろう」
「そうですけど……」
由利衣は、ちらりと骸骨獣を見た。
呼吸の書を取り出す。
「キンスケはもう帰っていいよ。おつかれー」
その言葉と共に、骸骨獣は消えた。
あの骸骨を消してどうするつもりだ?
眉を寄せる俺の目に映るのは、ペラペラとページをめくる由利衣の姿。
「まだ慣れてなくて……
キンスケがいたら新しいの試せないから」
何かをやるつもりのようだ。
「黒澤、倒していくぞ。
鎧の魔装に追いつかれるかもしれないからな」
その言葉に、由利衣は頷く。
俺は一体と斬り結んだ。
なかなかの槍さばきだ。
リザードマンの中でも、上位に入る個体かもしれない。
――だが。
村正に魔力を込める。
青白い刃が武将の首を飛ばした。
「悪いが、急いでるからな」
光の粒が舞う。
村正が倒したモンスターの光は、刀身に吸い込まれて村正の力となっていく。
はずなのだが。
光の粒は、村正へと集まらずに、由利衣の呼吸の書へと吸い込まれて行った。
「わあ、モンスターゲット」
由利衣は頬を染めて、嬉しそうにはにかむ。
そして、さっそく召喚。
リザードマンの武将……いや、ゾンビ化した武将が現れた。
そいつは、ぎこちない動きで元仲間へと歩みを進めた。
由利衣は少しだけ口を尖らせる。
「もっと訓練しないと、なかなか難しいなー」
なんだ、これは。
ゾンビ武将は、散々に斬りつけられながらも歩みを緩めない。
「頭飛ばさないとダメだよー」
――なぜアドバイスを送る?
ズタボロになりながらもゾンビ武将の動きは止まらない。
元仲間の一体の心臓に、槍を突き入れた。
たちまち光の粒が舞う。
そして、ゾンビが二体。
二体のゾンビが最後のリザードマンへと迫る。
ジリッと、リザードマンの武将は後ずさりを始めた。
その背に、不可視の壁がドンと当たる。
防御結界を張っていたのだ。
女教皇の魔眼が黄金に輝く。
由利衣は、優しい微笑みで最後の勧誘の言葉をかけた。
「魔王軍が嫌なら、わたしのところに……ね?」
武将は二体のゾンビを斬りつけ抵抗するが、ついには両脇を取り押さえられた。
由利衣は呼吸の書をそっと手元から離す。
淡く怪しげに光る書物は、まるで重力がないかのようにその場に浮いた。
ゆっくり、銃を構える。
レールガンモードに切り替え、武将に照準を合わせた。
「三名さま、ご来店ー。
これから、いっしょに頑張ろうね」
口元を軽く上げて引き金を引く。
光の粒が呼吸の書に吸い込まれると、由利衣は右手を氷柱へと向けた。
氷柱を取り囲むように、四方に防御結界の壁が出現。
徐々に壁同士の距離を詰めていく。
「今回は防御結界の魔力は使いたい放題。
ちょっとズルかなって気がしますけど」
そう言って、小さく舌を出す。
使いたい放題ではない。
試合中の冒険者の安全に配慮して、由利衣はリュシアンから随時魔力回復を受けている。
対価は魔石。
参加者の割り勘。
いまこの瞬間も、チャリンチャリン消えているのだ。
だが、由利衣は一切気にせずに四方の壁の距離を狭めていく。
氷柱に、ピシッと乾いた音が走る。
魔眼の強い黄金の輝きが戦場を貫いた。
防御結界に押し潰されて砕け散る氷柱。
俺は一言も発することができずに、振り注ぐ氷の欠片を眺めていた。
由利衣は、少しだけ残念そうに呟いた。
「わたしにも、梨々花の攻撃魔法や来奈の竜魔法みたいな、派手なのがあれば良かったのに」
「………………いや、十分映えてるぞ」
なんとか一言絞り出すと、由利衣はふわりとした笑顔を見せた。
薄々分かってはいたが。
いちばんヤバいのは、こいつかもしれない。
俺のそんな思いを知らず、由利衣は鷹のゴーレム人形へ向かってキメポーズを繰り出すのだった。




