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ノア・アーク ― 神々と人が生きる方舟 ―  作者: ヤノチャン
八章 決戦宙域

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惑星ケプラーの影


ー 惑星ケプラーの影 ー


宇宙空母ノア 中央会議室。


円卓を囲み、ノアの幹部達が集まっていた。


神帝、各部隊司令、参謀…などなど…


静まり返る室内で、統合司令ヒメナが口を開く。


「みんな揃ったね…!それでは始めましょう…」


スクリーンに星図が投影される。


説明を始めたのは統合副司令シャルル・レン


「ポイント・ゼロの現在地が判明しました。」


幹部達の視線が集まる。


「場所は 無人惑星ケプラー」


星図が拡大される。


「そ、そこは……」


参謀が低く呟く。


「もしかして…宙帝勢力圏のすぐ外縁ではないか?」


さらに別の将官が続ける。


「そこはダメだ!危なすぎる!周囲には宙帝の星が多数存在しているぞ…」


スクリーンには赤いマーカーが並ぶ。


「ここにノアが入れば即包囲される可能性が高い、袋のネズミだ…自殺行為だ…」


「一勢力ならまだしも二勢力となれば話が違います!」


「偵察艦すら危ない宙域だ」


「ノアはただの軍艦じゃない!国民もいる!俺は反対だ!」


会議は難航した。


潜入、陽動、分散突入…


様々な案が出るが決定打がない。


「我々はひとつひとつ確実に勝ち進めないといけない…」


やがてヒメナが言う。


「んー…あかん!……一度休憩にしよう」


会議は一旦中断された。


ノアの中央会議室横…大きな窓の外に星の海が広がる。


そこへ歩いてくるヒメナ。腕を組みタカヤの横に立つ。


「相変わらず…難しい顔してるわねっ!」


パチンッ!


タカヤの肩を叩く。


「ヒメナさん…俺夢を見たんですよ…」


ヒメナが言う。


「何の?」


「神軍学校の…ロンとゼンの…ヒメナさんとウォンもいました…」


「懐かしいなって…みんな元気なんかなって…」


ヒメナは少しだけ視線を落とす。


「ふーん」


タカヤが聞く。


「あ、そういやゼンは?今何を?」


ヒメナは答える。


「宇宙警察連合、神帝ファイヤくんのところよ、仕事内容までは知らないけどね…なんか気が合うみたいよ!」


タカヤは驚く。


「あぁ…宙警連か〜って事は曲者…」


ヒメナは笑う。


「ゼンらしいでしょ」


そして少し間を置く。


タカヤが次の名前を出す。


「……ロンは…」


ヒメナの表情が少し変わる。


「ユーイ・ロン、今は……」


タカヤも分かっていたがヒメナは静かに言った。


「神格再編連合」


空気が止まる。


タカヤは窓の外を見る。


「ダヴィンチ側か…」


ヒメナは頷く。


「そう。今や向こうの参謀格よ…」


タカヤは苦笑する。


「主席やったもんね…今や敵だがやっぱ優秀や」


ヒメナはタカヤを見る。


「……戦場で会うかもしれないわよ」


少しの沈黙。


タカヤは笑う。


「その時は…俺がしっかり殺してあげますよ…」


ヒメナは驚く…


「タカヤにできるかな?」


「誰にも譲りません…」


タカヤの目は少し寂しそうだった。


(続)


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公開情報


・惑星ケプラー 太陽系外惑星



今作より八章に突入!


これからもよろしくお願いします!

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