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ノア・アーク ― 神々と人が生きる方舟 ―  作者: ヤノチャン
十一章 天王星防衛戦

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雷光、暗転を裂く


ー 雷光、暗転を裂く ー


(ダメや…アカン…何も思いつかん!)


タカヤの脳は限界まで回転していた。


その時……ピッ…


デバイスに通信。


インカムから音声が流れる。


「こちらメイン…タカヤくん?モックちゃん?大丈夫?いきなり闇に包まれて私達も動けない…無事なら返信ちょうだい。」


(……いける!闇の中同士なら通信は通る…

ナイスやメイン!)


「こちらタカヤ…状況は最悪や。モックが重症…多分これから俺も重症になる。」


「ちょっ…!?モックちゃんが重症?それ笑えないやつ!」


「ええから聞いてくれ…そっちに竜将はおる?」


「いるよ!ヴァルディアさん!」


「なら伝えてくれ…最大出力の雷撃を一発、

この闇を照らしてほしいって…

撃つ直前に連絡くれ!」


「了解!」


――


「ヴァルディアさん!最大雷撃いける!?」


「……今の私では不可能だ…」


「えぇ!?」


「しかし雷竜様の力を解放すれば可能だ。」


「じゃあそれで!お願い!早く!」


「……急かすな。少し時間がいる。」


――


「さて…」


闇の中に、声が響く。


「何か打開策は思いついたか?」


ガランの嘲笑。


「まぁ何でもいい…簡単にはこの闇は払えない…

次はお前だ。神帝タカヤ…仲良く死ね。」


タカヤは、静かに目を閉じた。


(見えないのなら感じればいい…空間の歪みを感じろ…)


次の瞬間、闇の中から無数の斬撃。


「……っ!」


タカヤはそれを、紙一重でかわす。


すべてを回避する。


「……ほぉ?」


ガランの声に苛立ちが混じる。


「とても不愉快だ…なぜ避けられる…?」


「さぁな…内緒や」


「タカヤくん!!いくよ!!」


メインからの通信のその直後…


「雷竜解放!!最大雷撃!!!」


轟音。


天を裂く雷光が闇を貫いた。


一瞬…ほんの一瞬だけ世界が白に染まる。


「……見えた!」


ガランの“本体”


「チッ…なんだこの光は…!」


その瞬間を、タカヤは逃さない。


「オラァ!!」


拳が炸裂。


ガランの身体が吹き飛ぶ。


ズドォン!!


地面に叩きつけられる。


闇は消えた。


「ぐっ…!目が…腹が…!」


ガランがよろめく。


「許さん…許さんぞ神帝ィ!!

死ね!闇剣やみつるぎ!!」


空間が歪む無数の闇の剣が出現し一斉に襲いかかる。


「くっ…!」


タカヤ達は負傷者を庇い防御に回る。


「このまま押し潰してやる!串刺しで死ねェ!!」


まさに剣の豪雨


「ハハハ!死ね!………ん?」


ドォォン!!


轟音と共にガランの身体が地面に叩きつけられた。


「……は?」


誰もが動きを止め空を見上げる。


煙の中から現れたひとつの影


「ガラン…久しぶりだな。」


炎の気配が空気を歪ませる。


「お前は俺が責任を持って殺してやる。」


その男の名は神帝"ゴウカ・エンマ"


「えっ?なんで?何でいんの!この前退院したばかりじゃ?」


タカヤの声が響く。


「ハハハ!久しぶりだな!タカヤ!ヒメナからガランがいると連絡を受けてな…急いで飛んできたわ!」


ニヤリと笑う。


「さぁ!立て!続きをしよう!ガラン…」


戦場の空気がガラッと変わる。


(続)



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