↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/16

ポーション強化大作戦 2

まずは、同じアイテムの合成による強化を試してみましょう。


私はとりあえず、リンゴ味は残りが少ないので今度はオレンジ味のポーションを二つ、錬金布の真ん中に一つその周囲に一つという形でおきます。


「錬金布に魔力を注いで起動、そして今度は合成です。」


すると、錬金布の中心のほうのポーションへ周囲に置いた方のポーションが光となって吸収されていき、無事に合成が成功しました。


「これで合成完了ですね。性能は変化したでしょうか。」


私はポーションを調べてみましたが、どうやら一つ合成したくらいでは変化ないようです。


「ん~、一個だけでは変化しないみたいですね。残ってるの全部合成してしましましょうか。」


残っていた三個のオレンジ味を先ほど合成したポーションの周りに置き、もう一度合成を行います。


今度も無事合成は成功。


そして、ポーションの色が鮮やかなオレンジ色に変化しました。


「これは…… うまくいったってことでしょうか。」


私は、慎重にポーションを持ち上げ、調べてみます。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


初心者用ポーション オレンジ果汁100% (LV4)

効果

新鮮なオレンジの果汁をそのままポーションへと変化させた極上の一品

一度飲めば、普通のポーションには戻れない

HPを120回復する


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


私は思わずその場で崩れ落ちます。


「違うんです。強化されて欲しいのは回復量であって味ではないのです。」


まさか、合成によって、高レベルのアイテムへ変化して強化されたのが味のほうとは……


流石に予想外ですよ。


突然倒れこんだ私にびっくりしながらも、ききちゃんが心配そうに頭をなでて慰めてくれます。


「あ~、癒されます…… しばらく、こうしててください。」


すると、にっこりと微笑んでモフモフの両手でなでなでを続けてくれます。


あ~、次はどうしましょうか。


いっそ、色んな味を混ぜまくってみましょうか。


真ん中には残ってたリンゴ味を。


その周りに青汁とかコーヒーとかグレープとかを適当に5個並べます。


初心者用錬金布だとこれが一度に合成できる最大数なんですね。


「いったいどんなカオスな味になるのでしょうか、構成です。」


リンゴ味に吸収されていく他のポーションたち。


合成後に残ったポーションは、綺麗な飴色というのでしょうか。


普通のリンゴジュースよりちょっと濃いくらいの色になりました。


効果を調べると。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


初心者用ポーション リンゴ果汁100%(LV4)

効果

新鮮なリンゴの果汁をそのままポーションへと変化させた極上の一品

一度飲めば、普通のポーションには戻れない

HPを120回復する



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


ふむ、どうやらこれは、味に関しては中心に置いたポーションのみが判定されているようですね。


多分、回りに置いたものはあくまで強化のためのポイントとしか判定されていないようです。


まぁ、確かに。


違う味を混ぜるごとに違うアイテムになったらそれはそれで大変すぎますから、これでいいのかもしれませんね。


さて、どうせ売るのなら同じ味である程度数をそろえておきたいですよね。


こうなれば、果汁100%ポーションを大量に作っていってやりましょう。


いくらになるかは知りませんが、きっとそこそこはしてくれるはずです。


きっと…… 


多分?


まぁ、いいです。


「ききちゃん、リンゴジュースとオレンジジュース、10杯ずつ追加でお願いします。」


総お願いすると、ききちゃんは目にも留まらぬ早業でまずはリンゴジュースを10杯用意してくれます。


私は、もう一度薬草をすりつぶすため調合セットを取りに行こうとすると、そろそろ退室時間ですよというアナウンスが流れます。


「あ、もう1時間たってしまったのですね。ん~、どうしましょうか……」


明日のことを考えるならそろそろログアウトしたほうがいいのでしょうけど、今終わるのはなんとも中途半端なんですよね。


「よし、こうなったらとことんやってやりましょう。時間延長です。」


私は、スキル訓練場の利用時間を延長する手続きを済ませ、もう一度調合セットの前に座りなおしました。


そして、薬草を再びゴリゴリし始めます。


薬草がいい感じになったら、ききちゃんに出してもらったリンゴジュースをビーカーに注ぎます。


「あ。そういえば、素材の状態で魔力を注いでからポーションにするとなにか変化はあるんですかね。」


私は、ビーカーに入れたリンゴジュースを錬金布の中心において魔力を注ぎ、魔力付加されたリンゴジュースを造ります。


次に、それを火にかけて、すりつぶした薬草を加えていきます。


そして、しばらくぐるぐるとかき混ぜて完成です。


「やっぱり、出来たのは魔力付加されたリンゴ味ポーションですか。」


素材のうちに魔力を込めておいても、後から込めても特に変化は無いのでしょうか。


次は薬草の方にも魔力を込めてみましょう。


ヤモギを錬金布の上において、魔力付与です。


すると、魔力を込めた端からヤモギが茶色へ変色し、どんどん枯れていってしまったではありませんか。


「あ…… どうやらヤモギでは魔力に耐えられないようですね。」


ん~、この様子だと、MP回復系のポーションはやはりヤモギでは作れないようですね。


多分、もっと魔力と相性のいい薬草が何処かに生えているのでしょう。


今度調べておきましょう。


しかし、枯れてしまったヤモギもただ犠牲になった訳ではありませんでした。


なんと、今ので錬金術のLVが5になったのでこれで分解が使えるようになったのです。


「あ、分解でMPポーションを分解すれば、どんな薬草が使われているのか分かるんじゃないでしょうか。」


私は早速MPポーションを分解してみることにしました。

10月はなんか忙しいです。


くそう、決算め……


多分しばらく週一ペースです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。