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ママ  作者: 真田真
2/12

かつき

ぼくのなまえはかつきといいます。



もうすぐ3さいです。



パパとママとバーバとみどりとすんでいます、



みどりはママのいもうとです。おばさんなんだけど、おばさんていうとおこります。



きのうまでおしょうがつでした。



おしょうがつはごちそうというものがならびますが、かつきがすきなものはそんなにありませんでした。




ちゅーちゅーのタコはすきでした。



でもかずのこというぷちぷちのたまごや、こんぶはきらいです。



(おせち)っていうみたいなんだけど、ぼくはそんなにすきではありません。



ママはがんばって、おせちをつくったといって、はりきっていました。



ぼくはそれより、ケーキのほうがいいです。


たんじょうびというものがきたらたべれます。


おたんじょうびは3がつです。



まだかな、まだかな。



おしょうがつにはパパがすこしだけかえってきました。



パパはしゅっちょうというものにいっています。



そのとき、かつきのたんじょうびまでには、またかえってくるっていってました。



こんどはずっとかえってくるって。



ぼくはうれしいです。



パパといっしょにおふろにはいったり、ごはんをたべたり、とてもたのしいです。



ママはときどきかなしいかおをします。



パパといちにちだけいっしょにねたら、またとうきょうにいってしまいました。



パパからでんわがかかってくると、かつきもでんわでパパとおしゃべりします。



ママは「パパのバーカ」とかつきにいってほしいみたいです。

いわないと、もっとかなしいかおをします。

パパがいないとき、ママはぼくをひざのうえにのせて、パパのわるぐちばかりいいます。



ママがなにをいっているのかわからなかったけど、ママが「かつきもそうおもうよね」

というと、ぼくもうんといわなければなりません。



なぜならば、こわいからです。



なんどか、「そんなことないよ、パパのことだいすきだよ」といいましたが、そういうと、ママのかおがこわくなって、ぼくのおなかのところにあるママのてが、きつくなって、つよくしめつけます。



「ママいたいよ!!」



というのですが、パパのわるぐちを「うん」っていわないとはなしてくれません。



だから、もう、かなしいけれど、パパのわるぐちをいうことにしました。



「パパのバーカ」


「パパのバーカ」



そういうとママはよろこんでくれます。


おかしもかってくれます。


パパのわるぐちのうたもつくりました。





パパのバーカ


パパのバーカ


しんじゃえー



うまくうたえたときはママはよろこんでくれます。



ママはどうしてパパをあんなにきらうんだろう。



あのひとがきてから?



そんなきがします。



ぼくはママもパパもおなじくらいすきなのに、ママがパパをきらってからとてもかなしいです。


かつきがねるとき、ママはベッドのなかでおはなしをしてくれます。



なにをいっているのかわからないけれど、こわいはなしだということはわかります。



こわいはなしはママがしてくれるのですきになりました。



ママはたくさんこわいおもいをしたようです。

ぼくはママのことがすきだけども、こわいともおもいます。



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