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自然界
自然界を人間は僅かしか理解できていないそうだ。どれだけ科学が発達していっても、10分の1ぐらいだそうだ。
空についても、空気についても、他のものすべてについても、まだまだ新たに発見できるものが多い。
普段口にしている食べ物だって同じ。人間の発声の仕方だって、何だって驚くべき事実に満ちている。
科学者たちですら、10分の1しか理解できていないとしたら、我々一般人からしたら、100分の1を理解しているかどうか。それすらも怪しくなってくる。
調べれば調べるほど自分の無知が知らされていく。無知の中の知というものだ。
表面しか理解できていないのに、全体を理解していると思うべきではない。
まさしく、現在の我々の知と言うのは、表面の知でしか無いのだ。
裏面を知ることは、複雑で難解なことだろう。そこまでの知恵や知識は人間の寿命を持ってしても、理解することはできるだろうか。
仮に、理解できたとしよう。それを分かり易く、粉末のように砕き尽くして、他者に、万人が理解できることまで教えることができるかどうか。
理解者というのはそこまでの課題が架せられている。それゆえに孤独だと言っても差し支えないのだろう。
理解による共感が得られないことほど、寂しいものであるがゆえにーー。




