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老黒猫
とある町の古びた下宿屋のことだ。その下宿には一匹の老黒猫が住んでいる。しかも、人の言葉が分かるらしく、悪人を裁いたりしている。
主に引っ掻き傷などでだ。そして、引っ掻き傷を負った者は悪事を認めるまで残り続けると言う、不思議な力を持っていた。
ある日、数日だけ、老黒猫が居なくなる日々が続いた。悪人はそれを狙って、悪事を働こうとしたら、急に気分が悪くなり悪事を行うことができなかった。老黒猫の呪いか何かが分からないが。
そして、悪人は見つかり、警察の御用となったのである。
実は老黒猫は元魔王であり、勇者との戦いに敗れた末、黒猫に転生したのである。
そして、居なくなっていたのは、異世界の召喚師に召喚されていたのだ。しかも、ケットシーとして。
さらにはその異世界の魔王アスモゴゥールは重度の猫アレルギーであり、意図せず弱体化してしまったと言う曰く付きが着いてしまったのである。
元の世界に帰った老黒猫は今日も下宿屋を住み処にしてして眠りに着いている。
時々、下宿屋の住民たちに可愛がられながらーー。




