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絶対自由
彼は職人だった。しがない武器職人。材料を集めて武器を作る。それを格安で新米冒険者に売る。
普通程度の実力は持っている。普通に武器を、ナイフや剣を作る分には困っていない。 だが、とあるギルドには所属している。
「絶対自由」というギルドには。 ギルドメンバーが各々自由に行動する少数派のギルド。
その中には、町の住民が夢中になる僧侶が所属している。 噂を聞きつけた冒険者に引き抜きの話が来ても彼女は断っている。 何故ならば、彼のことが好きだから。とあるダンジョンに迷い込んだ時、彼が助けに来てくれた。その時から惚れているのだ。 彼も気づいている。まんざらでも無さそうに。 二人はいつもいる。安心感を感じさせる。もはや、町の名物とまで言ってもいいのかも知れないーー。




