削除された記事(魚拓)②
週刊フォーカス・特別取材より
【人間ミックスジュース事件 ─封印された未公開殺人事件の全貌─ 】
※本記事は複数の捜査関係者への取材、および現在は閲覧不能となっている資料をもとに構成している。
■「ウサギ小屋事件」犯人、出所後に失踪
平成○○年、大阪市内の小学校で発生した「ウサギ小屋事件」で服役していた三上 恒一は、刑期を終えた後、大阪市内で生活を送っていたことが確認されている。
刑務所では精神科医による継続的な治療を受けており、記録には、
「幼少期の家庭環境に起因する極端な性的嫌悪および潔癖傾向について、改善が認められる」
との記載が残されている。
しかし出所から約一年後、三上は突然消息を絶った。
警察が把握する最後の目撃情報は、大阪ミナミの繁華街で一人の女子高校生と歩いていた姿だったという。
■少年グループとの接点
その後の内偵により、三上が当時十代の女子高校生と金銭を介した交際を続けていたことが判明した。
しかし、交際は長く続かなかった。金銭的な問題から関係が悪化し、女子高校生は三上との接触を断ったとされる。
捜査資料によれば、三上はその後も繰り返し連絡や接触を試みており、これを疎ましく感じた女子高校生の周囲にいた少年グループとの間でトラブルへ発展した可能性が高いという。
■「制裁」の末に姿を消した男
事件関係者への取材では、少年グループは三上を人気のない場所へ呼び出し、暴行を加えた末に死亡させた。記事やニュース等でも概要部分については報じられている。
ただ、実際その裏にあったあまりにも凄惨な少年グループの行いについては規制が施されて一般には報道されてない。
■流出した一枚の画像
少年グループは三上を暴行し殺害後、彼の死体を証拠隠滅の為に解体を行った。その過程で行われた悪ふざけは常軌を逸したおよそ人間性の感じられないものだった。
「人間ミックスジュース完成www」
画像には透明なタンブラーを手に笑う血塗れの少年達の姿。この画像は少年グループ達のチャット内だけでもともと共有されたものだった。
しかし面白半分でこの画像をアングラサイトに投稿した一人のメンバーによってネットユーザーの目に触れ、転載されたものから一般ユーザーにまで拡散されてしまう。すぐに削除対策がとられ、現在はネット上で確認できないものの拡散された以上根絶は難しいと思われる。
■トラウマからの連鎖
「内容があまりにも異常だった。模倣犯やネットでの過剰な拡散を避けるため、公表は最小限に抑えられた」
と、元捜査員の一人は証言している。
また彼は三上の事件について報道されていない詳細を語ってくれた。
幼少期のトラウマを克服した事で、女性への潔癖を乗り越えた。
しかしそれが深田みのり(※仮名、関係を持った女子高生の名前)と関係を持ち、地獄への扉を開くきっかけにもなってしまった。
深田は一見清純派アイドルのような清涼感のある見た目で、実際三上は「天使がこの世に実在している」とまで口にしていたそうだ。ただその内面は見た目とは真逆のどす黒い闇そのものだった。
自身の見た目を存分に利用し複数の男達を沼にはめていった。被害届こそ出ていないものの実際には何十人と被害にあっていると思われる。彼女にとってみれば三上も単なる金袋に過ぎなかった。ただ一つ誤算だったのは、トラウマによって自然と抑圧された三上の女性への底なし欲求という扉を、彼女もまた開いてしまったという事だ。
「あいつマジキモイから消して」
結果としてあまりに執拗な三上に対して、いつものように少年グループに粛清を依頼する。今までも少し厄介な客が現れた時には同様のケアを少年グループは担当していた。だが今回深田の三上に対しての嫌悪と怒りから、普段の依頼より強い排除要望がかかった。これを嬉々として捉えた彼らは必要以上の暴行を加えたという。
「どう言葉にしていいか分からないが、こんな末路を迎える程彼が悪人だったかと言われれば、どうかなとは思うんですよね。殺された兎達からすれば、もちろん許された存在ではないでしょうが」
追記
尚、少年グループについてはいまだ服役中で、深田については既に釈放されているが、出所後彼女の消息は現在不明となっている。
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