どよんしずん、きらんぽわん。ピカンぽつり、花ぱららぁ
★前回のお話★
直がサッカーを辞めた頃の心情や、健太が「気づけなかった」と悔やむ想いがシナリオに描かれ、らんはその誠実さに胸を打たれる。
しかし、健太に対して「気づけなかったことを謝る必要はない」と伝え、互いに気をつかいすぎて本音を言えなかった二人の不器用さを率直に指摘する。
さらに直にも「気持ちは口で言わなきゃ伝わらない」と説教し、直は反発しながらも、らんのまっすぐさを面白がるようになり、からかうように距離を詰めていく。
突然の直の告白に、らんは強く動揺し、健太も戸惑いを隠せない。
らんはなおも二人の不器用さに振り回され続けるのだった。
複雑さを増しながらも、どこかあたたかい三人の関係。
直と健太の修復劇は、いよいよ終幕へ──
前中後編でお届けします(*´ω`)
辺りすっかり、とっぷりしずん。
「なん時くらいだろ」
ぽそそ。
直、スマホぱっ。
「八時か。そろそろお開きだな」
すくっ。
スマホぽいん、ポケットイン。
肩ぐるぐる、のびーん。
「はあ……月曜かぁ……」
ツインテへにょぉんってなっちゃうよぉ。
「また、学校で……だね」
矢沢くん、そろ見ぽしょ。
(きゅぅぅん)
うんうんうーん!
明日からは、もう『ぼっち』じゃないんだ。
だってだって……矢沢くんとの『お友だちライフ』が始まるんだもぉん!
(えっへっへぇ)
たのしみるんるん。
にっこにっこるん。
「ケッ」
――はっ!
直と目ぱちち。
(……うっ)
モーレツじろりんアタック!
『俺の女になれ』
(ぐわはぁぁぁぁ!)
でもあんなの、パッキンジョークでしょ?
ほ、本気になんかしてないし……ちらっ。
じろぉぉぉ。
(うぐっ)
なんでそんな『にらみマックス』なのぉ!
いったん深呼吸。
ふぅぅ……ほぉぉ……
(よしっ)
「直くん、朝から……お仕事?」
にっこにこるん。
『きゃぴ』っとおまけつきだぞ。
「はっ。知るか」
ぷいん。
(うぐはっ!)
『ムカつくパッキンめぇぇ!』って、前の私ならブチギレてるところだけど。
『俺の女』のハカイ力よ……
いま、もう。
ツンデレイケパッキンにしか見えぬ……!
プルプルプル。
恋愛偏差値ゼロのへーがいぃ…………ガクガク。
(矢沢くぅぅん……たしゅけて……)
「直くんってぇ、矢沢くんとなん才ちがい?」
汗たらたら、にこぉ。
「……僕らと同じだよ」
ふいん。
(うがふぅっ)
矢沢くんまで『ぷいん族』加入? ガクン。
(……ん?)
え、え、え……矢沢くんっ。
いまの『ふいん』は……ヤヤヤ、ヤキモチってやつですかぁぁ!
(やぁぁん)
もぉぉ、そうなのぉ?
だったら安心して?
私は……あなた推しだ・か・ら!
きゃっ!
ほっぺぴたぴた、体くねくね、ちゃるるん。
目、高速ぱちち連打。
(ね? 矢沢く――)
「はぁ……朝から撮影とか、きちぃわ」
ボールちょちょん。
ポーンぽん。
「主演……だっけ? お疲れさま。休めてる……?」
パソ、ぱたん。
メガネ、くいっ。
「日曜だけは死守してる。仕事入れんなつってっしな」
ボール、ぽすん。
矢沢くんへ、ぽい。
「わ、とと」
オロロ、はしっ。
息『ふー』。
「日曜でも……お店に顔出してるんだよね。やっぱりちゃんとは休めてないんじゃない?」
しゅる声、ぽつり。
ボール、芝にちょこん。
手でこーろころ。
「はっ、まぁな」
ボール、足でひょい。
ちょんちょん、ぽんぽん、頭にぽすん。
ぽんぽんぽん。
「けど」
手に、ぽすん。
「なんもしてねぇよりは気がまぎれっしな」
矢沢くんへ、ボールぽい。
「そっか」
キャッチ。
「休み、よくもらえたね」
ボール、ぽい。
「へっ。モデルんなる代わりに、日曜は、ぜってー休ませろよ! つったしな。親父、ぶつぶつ言いながらも、結局通してよこしたわ」
胸、ぽすん。
太もも、ぽす。
ぽんぽんぽん。
(うぉぉいっ!)
そこの美男子ふたり!
『ぷいん』と『ふいん』はどうしたっ。
サンドイッチルート、しゅーりょー早すぎん!
ヒロイン、ガンムシですかいっ。
まったく……これだからコメディどもはよぉ……ぶつぶつ。
「そういやおめぇら、スマホ出せよ。つながんぞ」
直、ひょい。
画面すっす。
「ごめん、持ってないんだ……」
矢沢くん、ぽと。
「マジか。らんは? 持ってっか?」
ぽい。
「ああっ?」
目ギロギロ、口くわぁっ。
「なにキレてんだよ」
汗、たら。
「キレてないし、持ってないよっ」
さっき『キカイは敵』つったでしょ!
ツインテ、ぶぃぃぃん!
「はあ……? あんだよ、不便じゃねーの、おまえら」
直、ぽとん。
「べつに」
ぶっすぅ。
「僕も、別にかな」
頭カリカリ。
「ちっ、グルチャできねえじゃん」
スマホ、ポケイン。
(ぐるちゃ?)
「それなに?」
ぐるぐる茶?
きょとん。
「このメンツでだべるっつー意味」
ぽい。
(へぇぇ)
「たのしそぉっ」
ツインテ、ぱいぃん。
「そうだね」
メガネ、くいっ。
「だろ? この際だし、持てよ。会えねぇ間、だべろーぜ」
ニヒ。
(わは……いいな、こういうの)
ギロギロで、イライラシャー! ばっかだったのに、
いま、すっごく、たのしそうにわらってる。
「直、連絡してる余裕、ないんじゃない?」
矢沢くんも、アクアゆらでしゅんすとん多かったけど、
直としゃべると、小学生のころのまんまって感じで……
うれしいえがお、いーっぱい。
「ねーなら作る! それだけだ!」
直。
矢沢くんと、またおしゃべりできる日が来て……よかったね、ほんと。
「そっか……うん。じゃあ、考えてみるよ」
矢沢くん。
『直の笑顔、取り戻したい』
キミの想い、ちゃんと直に届いてよかったね。
どよんしずんが、きらんぽわん……だね。
(ふふっ)
「んじゃ、俺、帰るわ」
イヤホン、耳ぽぽん。
スマホ、すっすっ。
ちょっとだけ、ココロチクリ。
(さみし)
「テレビん仕事」
直、ぽつ。
「……え?」
私、顔ぱっ。
「明日からは……もうちょい、笑ってやっかな」
にっ。
(わぁ……)
矢沢くんと、目ぱちん。
コクン。
直へ、顔くるり。
「おめぇら、しっかり見とけよ」
私たちへ、指ちょちょん。
見るよ見るよ、ぜぇぇぇったい見る!
「直、がんばって。応援してる」
アクア、ゆらら。
「健太もな」
ぽと。
「うん……」
ふわりにこ。
「……ほんとにわかってっか?」
ぼそり、ズドン。
「え?」
キョトト声、ぽと。
(そりゃ、わかるでしょ)
しっかりって言われたら、しっかりするし……
矢沢くんは、もともとそういうタイプだし。
そんなの、直がいちばんわかってるじゃんねぇ?
ツインテ、くりん。
直「はぁ。ま、いいわ」
頭、ぽりり。
矢沢くん、ぽかん。
「らん」
直、スタスタ、しゃがみっ。
(な、なに?)
ギクシャク。
「よく聞いとけ」
耳もとそろっ。
ドキッ。
ベルガモット、ふわん。
(はふぅ……)
「次会ったとき、健太となんも変わってねーなら……おめぇを本気で落としにいくかんな」
ぽそそ。
(な、な、な)
直、すくっ。
「覚悟しとけ」
にやり。
かぁぁぁぁ。
足ふみ、タタタ。
ボール、ぽんぽん、足もとちょちょん。
「じゃ、またな」
ぽんぽんスススー……行っちゃった。
(ぼー……)
『マジで落とす』だって。
『俺の女になれ』
あれ、パッキンジョークじゃなかったんだ……
どどどどどどうしよー!
――はっ。
「や、矢沢く……」
頭、すとーーーーん。
しーーーーん。
(あわわわわ)
だんまりですかっ。
こんなちょーしじゃ、直と会う日より……
矢沢くんと『なんか起きる日』のほうが、はるか向こうの向こうなんだよぉぉっ!
読んでくれて、ありがとうございました ♡
続きは、一時間後です✿




