【第十一章】王都凱旋
聖石を3つ集めたハルキ一行は王都に凱旋!
王と謁見し、勇者を称えた晩餐会が開かれた。
ハルキは試練の時を迎える......
第十一章です!
俺たちはついに聖石を三つ集めた。
これで魔王の塔の封印を解除出来る。
王都に凱旋し国王陛下に謁見した。
「ついに集めきったな。さすがは勇者様。」陛下がおっしゃった。
「なんとか...なりました。」
なんかめちゃ緊張する、どう答えたらいいのか。わからない。
頭まっ白...どうしよう!
俺がドキドキして黙っているので、シエラが陛下に報告した。
「ハルキの指揮によりファイヤードラゴンを討伐しました。」
「これで魔王の塔を攻略できます。」
「まずは、占領された北の都市を解放したいと思います。」
(シエラが助けてくれた……)
「勇者ハルキどのの”ゲーム知識”とやらに期待し北の三都市を解放する!」
「ガルド団長!軍勢を率いて赴いてくれ!」
「ははぁーかしこまりました!ついては陛下にお願いがあります。」ガルドが返事する。
「ハルキをぜひ軍師にしたいと思います。”ゲーム知識”にかけたいと思います。普通に戦っても勝てませぬ...」
居合わせた武官・文官達がどよめく。
◇ やっと部屋に戻ってきた。(はぁ~緊張した。もう嫌だ。)
俺がモヤモヤしていると、レミアが近づいてきた。
「やったね!軍師だよ、軍師!」「出世したねー」
出世したのかな?また厄介事が増えたような...
「ありがとう...」
「元気ないなぁ~」レミアが顔を覗き込んできた。なんだか今までと違う目で見られている気がした。
◇ 夕方から、陛下主催の晩餐会が開かれた。
主賓は勇者一行。ハルキは勇者一行代表の挨拶を頼まれた。
(ひぃー 無理!俺には無理...)
シエラが気を利かして挨拶の原稿を考えてくれた。「ハルキさんこれを読んでください。」
「ありがとう!本当ありがとう!」
(ゲームしかやってない高校生に期待しないで...)
豪華な料理に広い会場。豪華なシャンデリアに赤い豪華な絨毯。(上に乗ると柔らかくフカフカしている)
お酒を勧められたが、高校生だし無理だと断った。
(高校生?って聞かれたが転生者ということで片付けられた。助かった...)
陛下の長い挨拶があり、その次に自分の挨拶だった。
シエラから渡された原稿を読み進めて、緊張して手が震えた・脂汗が額から流れる。
何とか読み終え終わった。緊張してあまりよく話せてないと思っていたが、
意外と周りにはしられてなくて、拍手してくれた。
(あれ...うまくいったのか?)
「シエラ助かったよ!」隣に座っていたシエラが微笑んでくれた。
「お疲れ様でした。ちゃんと話せてましたよ。」
そう言って、ジュースをカップに注いでくれた。
挨拶が終わったので、豪華な料理をようやく食べる事が出来た。「うまい!」
鶏肉の丸焼きがあったが、レミアがナイフで小さく切ってくれて小皿に分けてくれた。
フォークに鶏肉の切れ端を突き刺し、俺の口に運んでくれた。
「はい!あ~んして!」
「恥ずかし...」だけど、つい勢いで食べてしまった。
なんとなくシエラの様子がきになり横を見たら、冷たい視線で見つめられていた。
軍師に任命されたハルキ。
ゲーム知識は、また炸裂するのか?
恋の三角関係?はどうなるのか?




