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【第十二章】軍師ハルキ、王都を散策する

異世界に来て、たまには一人になりたいハルキ。

護衛を申し出たシエラを断って、

のんびり王都を散策します。

十二章です。

陛下より正式に”軍師”に任命された。


ガルドが将軍で、シエラとレミアが俺の護衛になった。


(戦略シミュレーションゲームをやりこんだ俺だがなんとかなるのか!?)





◇ 陛下より褒美の金貨をいただいたので、王都で装備を整えようと一人で散策していた。


シエラが護衛に付きそうと言ってくれたが「たまには一人で行動したい。」とわがままを言ってしまった。


寂しそうにしてたシエラが印象的だった。


異世界に来てから大変な目にあい、一日ぐらい一人でのんびりしたかったのだ。




市場に行き、いい匂いが漂ってきた肉串を購入し食べた。


(何の肉がわからなかったが、うまかった。)




女子向けの小物のお店があった。


(シエラにお世話になってる気がしてたのでお土産でも買っていこうかなぁ。)


ちょっと、ドキドキしながら店主の若い女性に話しかけた。


「女の子にプレゼントしたいけど、どんな物がいい?」


店主は髪飾りやネックレスがおすすめですよと言っていた。


「この青い髪飾りは、少しお値段が張りますがいい品です。」


見ると綺麗な青い髪飾り、銀髪のシエラに似合いそうだ。


(喜んでくれるかなぁ。よく考えたら女の子にプレゼントなんて初めてだ。


なんか俺大胆になってない...)



金貨2枚だった。金貨は日本円換算で5万ぐらいだから10万円!?


(まあいいかぁ。陛下から一杯もらったし、金銭感覚がおかしくなってきたぞ!)




レミアにも買わないとヤバい気がする......


(ネックレスも買おう!)


「ネックレスのおすすめはどれですか?」


「シルバーのチェーンに青い宝石の付いたネックレスがおすすめです。」


「綺麗なネックレスいいな。レミアが喜んでくれるだろう。」


こちらは、金貨3枚だった。


(ひぃー高いけど、大人買いしたい!)






◇ 夕方になった。一日市場を回り楽しかった。娯楽があまりないから買い食いや、いろいろ変わった物などを購入した。


宿泊している王宮に帰ってきた。部屋に入るとシエラがやってきた。「大丈夫でしたか?心配してたんですよ...」


シエラは心配性だ。王都だし安全だと思うんだけど...


(しかし、こんなかわいい子に心配されるのも悪くない。)


「ありがとう!心配してくれて、たまには一人ですごしたかったんだ。」


「シエラには、すごくお世話になっているから髪飾りを買ってきたんだ!」


「えっ!ハルキさん私なんかに...」「そんな気を使わないでください。私はハルキさんをこの世界に召喚した責任があります。」


「どうぞ、気に入ってくれると嬉しいけど...」


髪飾りを渡した。


「ありがとう!ハルキさん大事にします。」


シエラが嬉しそうに、恥ずかしそうにしてた。「良かった。」




レミアが夕食に誘いにやってきた。最近の習慣になっていた。


「ハルキ!夕食行こ!」「シエラも一緒だったんだ。シエラも行く?」


「綺麗な髪飾りだね...ハルキからのプレゼント?...」


(少し空気が重い気がした。マズい...)


「レミアにもプレゼントがあるんだ...」


ネックレスを取り出し、レミアに差し出した。


「レミアに似合うと思うんだ...いつもありがとう!」


レミアが急に笑顔になり明るくなった。


(あっ買ってきて良かった...)



気になって横にいたシエラの顔を伺った...


さっきとは、打って変わって


冷たい視線を向けていた...


(ひぃ~~)


異世界に来て急にモテだしたハルキ

シエラとレミアに振り回されるのだった......

次章は軍事会議です。

軍師ハルキはどうなるのか?

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