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第52話 ソイルモールって何?

 ってか、そもそもソイルモールってなんなんだ?

 土の中を移動する魔物ってぐらいしか現状分からないし、どんな攻撃をするかも分からない……。


 ってちょっと待てよ。地面に潜ってるってことは、俺が隠れたり逃げたりしても意味がないんじゃないか!!


 どうする!! どうする!!


 「武蔵は慌てすぎー。ソイルモールは私たちだけでも倒したことがあるから、心配しないでー。でも、ちょっと厄介なんだよねー。あっ。こっちに向かってきたー!!」


 ムイの後ろからひょっこり顔を出してみるが、たしかに土の盛り上がりがこっちに向かってやってくる。

 それに、あのスピードなら数十秒程度、逃げても無駄……。


 ムイの表情を除くがのほほんとしていて、動く気配すら見せない……。

 ちょっと待て。


 このままじゃ、間違いなく怪我を追うぞ!!

 一体何を考えているんだ!!


 俺がそんなことを考えている時間も魔物は迫ってくる。

 焦り、恐怖共に襲ってくるが、何もすることができず、むしゃくしゃする!!

 だが、そんな時……。


 「ソイルボム!!」


 20mぐらい前で土が爆発し、足元にパラパラと土が飛び、軽く砂埃が発生する。

 俺は一瞬魔物から目をそらすが、次に見ると魔物の姿が目の前に現れる……。

 

 「グァァァァァァァ」


 発狂を、しながら両手をあげる魔物。

 あれは……モグラか?


 全身真っ黒で爪の先端が鋭く金属が着いたような魔物。

 だから、土の中ってことか……。


 「ユイはそのまま潜った時の対処。私とリア、ムイはこのままいくよ!! 武蔵は無理そうなら待機。少しでも行けるなら手伝って!!」


 「「(うっ)うん!!」」


 シアからの指示を受け、ムイが魔物に向かっていったので、俺はムイの後ろからついて行くことにする。


 だが、ソイルモールは怒って両手を振り回し近づくことも困難な状況になっていた……。

 しかも、ちょくちょく足をあげて土かけてくるし、どうするんだ?


 俺には考えがないが、シアたちは剣を取り出したと思ったらそのままソイルモールの爪に向かって剣を当てに行った!!


 嘘だろ……。と思ったが、爪と剣が混じり火花が出たあと、暴れていた腕は止まった。

 その動かなくなった時を狙って余っているリアがソイルモール自体に傷をおわせる。


 「グゥゥァゥ!!」


 「シアいくよ!!」


 「うんー!!」


 その声を聞いたムイとシアは暴れなくなった手から剣をどけ、そのままソイルモールに向かって剣で痛みつける。


 これなら俺でも!!

 俺は近づきながらシアに貸してもらってる剣を振りかざすがみんなみたいにしっかりと傷は残らない。


 だが、確実に弱ってきている。

 もう少し……。


 「グゥゥァゥ!!」


 「みんな、1回ひいて!! ユイお願い!!」


 「もちろん、ソイルボム!!」


 俺たちが引いたその時にユイがソイルモールの足元目掛けて魔法を放つ。

 だが、俺たちがひいた瞬間この魔物は土の中に逃げようとしていて顔が地面に入りかかっていたのだ。


 なんて早いんだ!!

 だが、ユイのおかげで潜ることはなく動かなくなってる……。


 もしかして、終わったのか?


 「シア、終わったの?」


 「うん。これで終了。命が危険になると土に潜ってる逃げるくせがあるからあのタイミングで撃たないといけないんだよね。コツさえ掴めばこんな感じで楽勝に勝てるから、なんとも言えないんだよね。」


 「そうなんだ……。」


 

 ピロン!! レベルアップ!!


 レベルアップ?!

 ドキドキしながら見てみるが……。


攻撃 144

 防御 128

 魔力 80/80

 俊敏 116

 運  48


スキル

  水魔法(レベル1) 収納魔法(レベル∞) マップ(レベル1成長なし) 自宅警備員(6級)


 ……。変わってなくね?


 ピロン!!


 ? 今度はメールか……。


 「武蔵、武蔵ってば!!」


 「あっ。ごめん。なんだっけ!!」


 「もう、急に話聞かなくなるんだから!! 収納魔法にしまっといて。あそこの街で売ると時間がかかるから、目的地で売るつもりだからね。」


 「わかった。」


 メールは後々。

 収納魔法にソイルモールをしまった後、見えている街に向かって歩いていく。


 ちょっと時間があるのでメールでも一応確認しとくか。


 41件目

 今回は自宅警備員のレベルが上昇しました。レベル上昇に伴いハーフ警備員が使えるようになります。

 ハーフと思いながらいつも通りスキルを発動しますと、1.25倍のステータスになる代わりに有限時間が半日になります!!

 こんなにすごいスキルを贈呈したんですから、感謝してくださいね!!


 っとの事だ。

 だが、ステータスが1.5倍から1.25倍は痛いところだが、半日はデカすぎる。


 あれのせいで何回も死にかけたからね……。

 ともあれみんなに報告しないと。


 「みんな、ちょっといい?」


 「「?」」


 「もしかして、誰が好きだか決まったとか? それとも今晩一緒に寝たいとか?」


 「リア、なんやかんやいって武蔵のこと気に入りすぎ。」


 「じょっ冗談じゃない!!」


 「それでー。何ー?」


 「あっ。スキルがレベルアップして、ステータスが1.5倍になる代わりに半日縛りになったんだよね。一応何かあった時使えると思うから……。」


 「「……。」」


 えっ。

 そんなに静まり返る?!

 えっ、えっ!!


 「えっと……。まっ。そんなに気にしないで。うっすらとあるんだな程度で思ってくれていいから!!」


 「すごいじゃん!!」


 「ねー。すごいよねー」


 「まっ。さすが武蔵。」


 「まぁ、武蔵ならそれぐらい強くなれるよね。」


 だよね、だよね!!

 一瞬反応が無かったから、どうしようって慌てたけど、そんなことなかったじゃん!!

 よし、これで戦闘にも役立てるかもしれないから、より一層頑張るぞ!!


 その後、街の近くまでやってきたのだが、そこまで小さくは無い。

 この世界にきてそこまで多くの街に言っては以内が、これぐらいが普通なのか?


 門番の近くまでやってきたが、石で積まれてる塀を見上げることしかできないし、中も結構広そうだ。

 まっ。1日しかいないから、どうでもいっか!!


 「では、身分証を!!」


 「「はい!!」」


 いつも通りのやり取りで問題なく俺達は街の中に入ることができた。


 「よし、安い宿屋も聞いたからまず空いてるか聞いてからご飯にしよっか。」


 「「おー!!」」


 俺たちはシアの後ろを歩いて宿屋に向かっていった。

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