王都
リベラ達は無事、王都に着き貴族街に入った
リベラ達が入れるのは貴族街の入り口まで貴族街で売るような高価なお酒は貴族街店の人が直接馬車から馬車に移動させて問題がなければお金を受け取れる
「はい、今回も良い品をありがとうございます」
「いつも、ありがとうございます。こちらも良い取引ができて光栄です」
リベラが馬車に戻るといつも泊めてもらっている宿屋に向かった
「やっぱり、王都は広いな」
「そうだね、自然が沢山あるところもあれば店が沢山あるところ、人が多いいところとか古今東西が集まれば色んな物が集まる」
リベラ達は宿屋に馬車を預けると貴族街の外にあるお店を回った。貴族街の外にも沢山店があり近くの街や村の人たちが日用品やお土産を買っていく
「リベラ、みんなへのお土産何にする?」
「そうだな〜。常連さん達やドワーフの皆んなには・・・」
リベラは選びながらおじさんをみた
「酒」
「・・・」
「酒」
「酒持ってったのに酒をお土産にするのは違くない?」
リベラはフォリアへのお土産を先に選ぶことにして、店を出た
男達の土産はやはり男に選んでもらって、女性へのお土産は女が選ぶのが1番と考えて街を見渡しながら考えた
ガラス細工店,本屋,服屋,アンティークショップ,宝石店,魔道具店
リベラは試しに魔道具店に入って行った
「いらっしゃい」
「すみません、枯ら煤の煤ってありますか?」
「あぁ、あるよ。お嬢ちゃんどのくらいいる?」
「3羽分お願いします」
「ありがとうございます、またのお越しを」
店を出た時、貴族街の方から何かが爆発する音が聞こえた。
「なんだ今の音は」
「おじさん、なんかさっきのところから・・・」
すると貴族街から複数人の男が走り抜けてきた
「あれって?」
「なれは王都で暴れ回っている盗賊達だ!」
盗賊達はリベラ達がいる道に煙幕の爆弾を投げてきて辺りは白い煙に包まれた。咳き込みながらおじさんを探そうとすると盗賊とぶつかり転んでしまった
辺りが晴れると盗賊が走り抜けた後は転んでいる人が沢山いた
「わぁぁぁぁぁ、ママッ、どこ〜」
「ばあさん、大丈夫か!?」
「腰を転んだ時、痛めたみたいだ」
子供やお年寄りは怪我をして動けなくなっていた。リベラの服を掴む子供が泣いている子供を指さした
「妹が足怪我して動けないのお願い助けて!!」
リベラは男の子の妹を道の恥に寄せ、背中をさすりながら魔法を使った
「ほら、怪我はなくなったよ。だから、泣かない、お兄ちゃんと早く帰って安全になったらまた、買い物に来ればいいよ」
「うん、ありがと、お姉ちゃん」
お兄ちゃんは泣いている妹を背よって帰って行った
「リベラ、こっちも頼めるか?」
「わかった」
リベラは怪我をしている人を治療して、ひと段落つくとベンチに座った
「盗賊とは今日は最悪だったな、ほらアイス買ってきた」
「ありがとう、おじさん」
2人はベンチに座り話しているとさっきリベラが買い物をした魔道具店の店員が話しかけてきた
「お客さん、さっき渡したお釣り間違ってたみたいで改めて数えたら銅貨5枚のお釣りを間違って銅貨4しか渡して無かった」
そう言って店員は銅貨1枚を渡して店に戻って行った
「まぁ、あんなことがあれば渡し間違いもあるか」
「いや、爆発する前に買い物は終わってるからただ店員が間違えただけ」
銅貨を服の内ポケットに入れた瞬間、銅貨が地面に音を立てて落ちた。よくよく見るとポケットに穴が空き入れていた枯ら煤の煤が入った袋がなくなっていた
リベラはさっきの道に戻って転んだ場所を探すが見つかることはなかった。仕方なく、煤を触った時の微細な魔力で探すことにした
「リベラ何してんだ?」
「ちょっと黙ってて、集中してるから」
魔力が微細すぎで探すのが大変だ
「見つけた」
リベラは走り出した。煤が移動しているのだ、誰かが持って歩いてるのしか考えられない。だとしたら、あの時転んだ時盗賊が拾って持って行ったのかも
どんどん魔力がはっきりと感じるようになってきた、角を曲がろうとした時、さっきの盗賊達が話していた
「今回は結構稼げたな」
「お前その袋なんだ?」
「逃げる時、誰かとぶつかって咄嗟に拾ったんだ」
「金か?」
「いや金じゃないな」
盗賊が煤を出すと盗賊達はなんだと言う顔で見た
「ただの煤かよ」
「そんな物捨てて飲みに行こうぜ」
煤を捨てようとした時、煤を持っていた盗賊がくしゃみをした。すると煤は3羽の枯ら煤となった
「おい、なんだこれ」
「ただの煤じゃない、魔法使いが使う。枯ら煤だ」
「お前、魔法使えたのか!?」
「いや使えねよ!?」
「これは元々、魔力が入った煤だったんだろ」
枯ら煤を出した盗賊は枯ら煤に街で暴れろと命じた。たとえ、騎士団が犯人を見つけようとしても魔力がない盗賊が犯人になることはない
枯ら煤が街に飛んで行こうとした時、どこからともなく枯ら煤が打ち落とされた
「おいなんだ!?」
「困るんだよ。私の枯ら煤の煤を使うのはそれも街で暴れさせようなんてみんなの迷惑だし、そもそも私が犯人にされちゃうんだよ」
盗賊達はどんな奴が出てくるのか身構えた。しかし、白髪の女の子が出てきて笑い出した
「脅かすなよ、ガキが」
「お前、魔法使えんのか。どっちにしろ痛めつければいいだろ」
盗賊はリベラに向かって拳を上げたがリベラは盗賊全員を地面に押さえつけた
しばらくして、王都騎士団が盗賊を見つけると盗賊達は地面に倒れていた
「先輩、なんですかこれ」
「分からない、誰かの魔法か?ともかく、全員しばるぞ」
「はい!」
リベラは知らん顔で買い物を続けていた。商品を見ているとイヤリングを見つけた。クリスタルにツタが巻きデザインでとても綺麗だ
「すみませんこれください」
「ありがとうございます」
買い終わると店の外に出た。すると、ずっと同じ足音がするのだ最初は向かっているところが同じかと思ったが寄り道をしてもついてくる。リベラは確信した
(あっ。これ、つけられてるな)
「おじさん、お土産買えた?」
「リベラ、変えたが・・・」
どうやらおじさんにもつたわったよだ
「リベラ、後ろの男はなんだ?」
「分からない、気づかれないように後ろは振り向いてないけど、どんな感じ」
「さっき見た感じ、悪い奴ではなさそうだ」
2人は小声で話すと裏路地に入りしばらく歩くと男の目の前からリベラが消えていた
(?、どこ行った)
「お前、さっきから私たちをつけてきて、なんなの」
リベラは男の背後に立っていた
「なるほど、何度も角を曲がったのは俺を挟み撃ちにするためだったのか」
男には不思議な雰囲気を纏っていた。ただの不審人物ではなく何かもっと大きな存在だと感じた
「君は魔法使いなのかな?」
「そうだけど、何か?」
男がフードとローブを取ると中から白い騎士の制服が出てきて。黒髪の男が出てきた
「俺は王都騎士団・聖女騎士団 ノクス」
「聖女騎士団だと!?」
おじさんは驚いている。しかしリベラは
「何それ?」
・・・
「リベラお前、王都何回も来たことあるなら知ってるだろ・・・」
「だって、別に関係ないし」
聖女騎士団は聖女を守る12人の騎士団のことだ
「それでなんだけど君、魔法使いの資格を見せてくれない?さっきの盗賊達を倒した時杖無しで魔法を使っていただろ」
「えっ?あっはい」
「杖なしで魔法を使えるのは上位の魔法使いの証だ」
「あの資格ってなんですか?」
「えっ。魔法使いの資格だよ。それがないと魔法を使うのは禁じられているんだ」
リベラは目をそらした。
「あの・・・見逃してくださいお願いします」
リベラは土下座して頼み込んだ。ノクスは驚きながら尋ねた
「もしかして、無資格で魔法使ってたの?」
「はい」
「どのくらい?」
「小さい頃から」
「はぁ、仕方ない。これからは魔法を使わないと約束できる?」
無資格で魔法を何回も使ったから資格を取ることすらダメなのか、魔法が使えなくなるのは嫌だけど捕まるくらいならと覚悟した
「まぁ、君がもし聖女候補だったら魔法は使えるし資格も取れるんだけどね」
「聖女候補?」
「うん、今、聖女がいないから魔法学校で聖女候補が聖女になるため学んでるんだよ」
ノクスは懐から石を出した
「これは初代の聖女が亡くなった時に生まれた石で聖女候補が握れば光り輝くんだ。・・・試してみるかい?」
リベラは石を受け取るといきなり光り出した。光の蝶が王都中を飛んだ
「見て、綺麗だよ」
「ほんとだ、幻想的ね」
「お兄ちゃん、見てキラキラ」
「なんだがあったかいな」
「おじいさんなんだが疲れが無くなったよ」
「これは・・・」
石を離すと蝶が消えていった
リベラはおじさんの方を見た
「おじさん・・・」
「これはつまり・・・」
ノクスは立ち上がってリベラの前に手を差し伸べた
「君は魔法はやめなくていい、思う存分、君は君の魔法を使って求めてくれ。聖女候補が1人、リベラ」




