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バツイチ男と猫一匹  作者: あかりや


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分かってますって

『香取さん、住所、住所言って』

『はい、大丈夫です。住所は…』

良かった〜言えてる。

そのまま、タクシーで向う。

『着きましたよ。』

運転手さんの声で起きる。

『すいません。ん、あれ、会社?香取さんっ起きて、起きて下さい』

揺するけど、全く起きない。

しょうがない。どうする?俺の家に行くしかないか。

ワンチャン、ちゅ、いや、駄目だ。

『運転手さん、住所…にお願いします』

タクシー代で財布の現金、ギリギリ。危ねえー

香取さんをソファーに座らせる。エロい事は、しませんよ。飲み過ぎると元気にならないし…

ブランケットをかけて、バッグをテーブルに乗せて、俺もここで、だめだ、寝よー。眠い、限界。


チュンチュン。

ガチャガチャうるさい。

うるせーな。頭がガンガンする。

『んーー起きるかぁー』

冷凍庫から、トマトジュースをコップに入れて、飲むと、驚きの光景。

ジャパニーズ土下座〜

『すいません。昨日はご迷惑をおかけしたみたいで』

そうですよ。香取さん。

『おはようございます。眠れた?土下座やめて、後、何もしてないから』

『分かってます(●`ε´●)。あっ、本当に申し訳ございません。タクシーに乗ってからの記憶がなくて、大変申し訳ございません。』

『香取さん、取り敢えず、なんか飲む?トマトジュース、水、甘いコーヒーくらいしかないけど』

『お水をお願いします。』

『はいよ〜、後、トイレと洗面所は、そこの扉空けた所ね。勝手に使っていいよ。』

良かった〜一昨日、ガッツリ掃除しておいて。

『では、お借りします。』

タバコを吸いながら、テレビをつけて、トマトジュースを飲む。

『千葉さん、すいません。泊めていただきまして』

『いいよ。あっそうだ。これ使って』

歯磨きセットとタオルを渡す。

『そんな、お借りできません』

『気にしないでいいよ。歯磨きしなくて平気?顔とか、洗いたくない?洗顔フォームあるよ。メイクも落ちるらしいヤツ。俺は、分からないけどw因みに、

元嫁がストックしてたやつだから、大丈夫だと思う』

『ありがとうございます。やっぱりお借りします。洗面所お借りします』

そうです。それでいいんですよ。変な遠慮は、いらない。気持ちは、分かるけど。なんで、さっき、怒ったのかな?まさかな?


はぁーお湯を沸かす。

コーヒーでも飲むかな〜

風呂入りたいけど、流石にな。遅いな、香取さん

『ありがとうございました。厚かましくて、すいません』

『すいません、禁止しますwコーヒー飲む?ブラック?タバコも吸っていいからね』

『すい、ありがとうございます。コーヒーブラックでお願いします』

『はいよ。ソファーに座って、コーヒーとタバコの朝のルーティンw新鮮w香取さんと自宅でなんてw』

『本当です。モー恥ずかしいの通り過ぎて、頭にきてますよ、自分にw』

取り敢えず、良かった。笑顔が出て。

それより、嫌じゃないの?おじさんの家に来て。






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