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バツイチ男と猫一匹  作者: あかりや


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はよ、帰ろ

23時15分、そろそろ、お開きの時間かな。

石垣さん、まだまだ、ワイン飲んでるよ。

香取さんもバイスサワーおかわり頼んだ。

『そろそろ、終電だからさ。この辺で』

『駄目です。まだまだ〜。うちに泊まってもいいですよ〜マー君、実家に帰ってるから、月曜日迄いないんです。香取さんは、泊まってくれますよね?』

石垣さん、めんどくさいタイプなのね。

『いやいや、まずいでしょ。香取さんは、ともかく、俺は。』

『大丈夫ですよ〜マー君に連絡入れておきまーす。

香取さんの彼氏って事で』

『いや、タクシーで帰るから、大丈夫。連絡しなくて大丈夫。香取さんの彼氏って、嘘もいいから』

『えー、じやーまだ、飲みましょうw』

諦めた。よし、飲もう。

『香取さん、いつもこんな感じ?』

『そうですよ〜私もよく、泊まりますよ。無理矢理に』

香取さんもやれやれって顔

マー君?彼氏なんだろうけど、大変だな。

今は、飲もう。梅干しサワーとだし巻きだ卵を追加する。

『もう、いい加減、結婚してもいいですよ〜マー君も33歳になるのに、まだ、言ってくれないんですよ〜どう思います?』

『石垣さん、庇う訳では無いけど、マー君にもタイミングってのがあるから、なんとも言えないけど。男の俺としては』

『香取さんもそう思いますせん。私、結婚したいんです。29歳なんですから〜周りも結婚してるし、先月もに結婚式招待されてるんですよ。マー君も今年から、主任になったのに。モーいいです。今年中に結婚してくれなかったら、別れる〜。ワインおかわり』

『香取さん、石垣さん大丈夫?』

『いつもの事です。千葉さんも受け流していいです。去年も同じ事言ってましたから。毎回、酔うと、これなんです。それで、そろそろ、何を言ってるか、分からなくなりますし、1人の世界に入るし、これからが長いんです』

えー本気で?よし、適当に飲むか。

香取さんは、全然平気な感じ。

『千葉さんっ、石垣さんは、ほっといて、飲みましょうw』

そう言って、バイスサワーを飲み干す。本気強いなぁ〜


1時40分、客もまばらになって来た。石垣さんは、なにやら、ムニャムニャ言って、ワインをチビチビ飲んでいる。香取さんもバイスサワーから、ハイボールに。俺は、梅干しサワーでチビチビ。

『千葉さん、気にする事無いですよ。離婚なんて、ザラですから〜』

このくだり、3度目。

香取さんも結構酔ってるな。

『香取さん、そろそろ、終わりにしましょうか?石垣さんも、こんなだしね』

『えー楽しいのに、もう、終わりするんですかぁ〜』

ずるいよ、香取さん。そんな上目遣い。おじさん断れないよ〜

『香取さん、千葉さーん。眠いですぅ〜』

『後、1杯だけ。お願いします』

『香取さん、千葉さーん。眠いですぅ~』

『香取さん、行きましょうよ石垣さんも限界みたいですし…お会計お願いします』

2人を店から、連れ出し、タクシーに乗る。

『石垣さん、住所言える?』

『言えなーいwwwってウソー』

『運転手さん、その住所に向かって下さい』

『その後、香取さんね。香取さん大丈夫?』

香取さんもかなりいい感じ?

『大丈夫です。大丈夫。先に、石垣さん送って下さー

い』

陽気だ。大丈夫かな?


『石垣さん到着したよ。大丈夫?』

『鍵、持ってるし、携帯、財布。大丈夫でーすwアパート目の前です。ここですよw飲み直しますかぁー』

無理でしょ。

『そんじゃ、またねー』

石垣さんを送り終わり、次は、香取さん。










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