メカナイズド・ハート 121話
本話はかなり場面転換が多めとなっております。ストーリー展開のためにややアップテンポ気味かも?
それと投稿が遅れました。申し訳ないです。
「失礼いたしました、基地に帰還します。」
ルーカスは、目の前の老師団長一切自らの考えが理解されずそれどころか何一つ考えが通じないことを理解し、スゴスゴと基地へと帰る。彼はコックピットの中で、モニター越しに自らが破壊に加わった悲惨な惨状を見せる市街地へと視線を送る。
黒煙がいまだ太く昇り、コロニー内を滞留して回る。その黒煙の足元はいまだ続く炎で明るく照らされ、黒煙の分厚さと大きさからコロニーの天井が降りてきたようにも見える。
「ああ・・・、最悪だ。」
ルーカスはそう呟きながら、機体の操縦レバーに緩く手をかけながら帰途につく。
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ルーカスは、基地に帰ると眩しいサーチライトと同じ大隊の仲間たちのポッドから向けられた銃口、そして憲兵隊に歓迎される。
「随分と手厚い歓迎だね?」
ルーカスは、先ほど話が通じなかった老師団長に対する腹立たしさや、度重なる命令違反で絞首刑になってもおかしくないことから少々いらだち、やけっぱちで攻撃的になりながら歓迎に応対する。
「よっこらしょ。」
ルーカスが、18メートル近い高さにあるコックピットからケーブルで降りた後、即座に周囲から10人以上の憲兵が飛び出して彼らに押さえられ地面に叩きつけられ、ルーカスの顔の右側面は粗削りのデコボコとした正面で削れ血がで始める。あまりにも多くの憲兵隊に一度に地面へと押され、はたから見ればラグビーのスクラムのような状態になる。
「落ち着け落ち着け!!どこにも逃げやしないぞ!!」
ルーカスは地面に押し付けられ、肺が圧迫で空気が抜けて声がカスカスになりながらも、上にのしかかる憲兵をどかそうと声と体で抵抗する。
その動きは、上から乗る憲兵たちには脱走するための動きに見えたらしく、彼らはマウントポジションからルーカスに数発拳を撃ちおろし、顔や腹を蹴飛ばす。
数発ももらえばルーカスは気絶し、地面に力なく倒れる。
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再びルーカスが目を覚ました時には、依然入れられた折檻部屋よりも暗く、灰色のむき出しコンクリ壁に4方を囲まれた無機質な部屋にいることに気が付く。
「随分とイイ感じのアパートメントだね、家賃は6万ドルくらいかな?」
「はは、面白い冗談だね。」
ルーカスが寝起きで一発目のくだらないジョークを飛ばしている間に、背後から不気味な声が楽し気に耳元でささやく。
睡眠猫




