表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
森崎夢叶の18きっぷ  作者: おじぃ
組立

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

83/94

変わりゆく時代の中で

 鴨せいろそばとビネガー和えそばに出汁巻き玉子を追加して、会計約5千円。


「ごちそうさまでした!」


 お店を出て、わたしに深々とお辞儀をする涼子ちゃん。


「いえいえ〜、涼子ちゃんと会えてうれしかったから」


「私も夢叶さんと会えてうれしいです! これで益々音楽頑張れるぞー!」


 辻堂へ続く通りを東へ歩き、次の交差点で涼子ちゃんと別れた。


 わたしもあのくらいハキハキとできれば苦労は少し少なく済むのかもしれない。


 引き続き、辻堂へ続く鉄砲道てっぽうみちの歩道をとぼとぼ歩く。悲しいことがなくてもとぼとぼがわたしのデフォルトである。


 青い自転車通行帯を隔て、辻堂駅南口始発のバスと擦れ違った。最近は橙をベースにした横縞模様のカラーから赤をベースにした縦縞模様のバスに置き換えられつつある。いま擦れ違ったのは後者。


 時代が、変わってゆく。


 ガワはわかりやすく、内は気が付けばいつの間に。


 次々とアップデートされてゆく価値観の中に置いて行かれないようにしなければと、女子高校生といっしょに過ごして意識に留める、春風吹き抜ける午後のひととき。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ