仕事と創作の関連性
「ううう……眠い……」
推進力、人間は例えエネルギー源を蓄えていても、乗り物と違って快走できるとは限らない。
そんなこんなで今朝も出勤でございます。
満員バス、満員電車、満員モノレールに乗って職場に到着。
点呼で国鉄体操をして各所へ散り散りになり、わたしは工場敷地内を巡回。森本は緑地帯で仔猫と戯れ、綾峰時三郎は確か非喫煙者だったと思うが喫煙して咽まくっていた。人気アニメのお姉さんキャラに影響されたと思われる。
棟内では先日わたしが削正した輪軸を台車枠に組み込む作業をしていた。取り外し元は東海道、北関東方面用の車両、組み込み先は中央、総武緩行線用の車両となった。路線は違っても部品が共通していれば使える。
そのころ、他の班では電気の配線をしたり、座席を修繕したりと、何人もの人が関わって1両の車両を組み立ててゆく。
やがて組み上げられた車両は出来栄えを厳しく検査されて、線路を伝い工場の外へ出てゆく。
列車に乗ってもらうために戦略を立てたり営業活動をする人もいる。
1本の列車を走らせ利益を出すために、何人もが関わり、莫大なコストがかかっている。
それだけのことをしてでも世に送り出す価値があるものと認められたからだ。
わたしが送り出す物語はどうだろう?
車両所に勤めながら常日頃、そういうことを考えている。




