幕間∶校了が見えてきた、わたしの夢も近い
兼業作家、もりさきゆめか。金曜午前0時、『Five Lives!』の原稿を1巻分相当を一先ず描き上げた。長い闘いであった。
以前、とある兼業作家は1日5千字描くと言ったが、とある専業作家は6時に起きて6時半には執筆を始めるという情報を得た。
6時半といえば、わたしが出勤する時刻。会社勤めだと、持ち時間の面ではやはり不利である。
とまあ時間の課題は変わらずあるけれど、猫島くんはイラストレーターだし、舞ちゃんはまるたんやんまだし、美奈ちゃんは松風美波だし、涼子ちゃんは音楽活動を本格化させるらしいしハンドルネームすら知らないガキんちょラノベ作家はたまに出現するしと、わたしの周りにはクリエイティブな人が増えてきた。
近日中に、作品を1冊の本として仕上げるための打ち合わせを出版社に出向いて行う予定。ドキドキである。
好きなものに人生を賭ける覚悟には、ワクワクと共にずんとした重みがある。
高校生のころ、車掌になりたいと思って収入や勤務体系、休日数等ろくに考えず会社に入ったわたしだが、30歳は現実を知っている。それを踏まえた上で夢へ挑むのだ。
言うならば、ボルスタアンカやコイルばねを搭載した重い台車を履いた軽量車体である。その車体にお客さんをたくさん乗せて、利益を出さねばならないのである。
そんな車両でもエネルギーがあればぐんぐん進んで走って行ける。そういう風に、わたしはなる。




