リスナーを想え
フォロワーだから、チャンネル登録者だからといって、私の活動を見てくれるとは限らない。というか、その中の一握りでも見てくれれば御の字である。
皆それぞれ仕事や学業があったり、その合間に創作活動をしていたり、疲れていたり、ほかに推しがいたり、そもそも私の配信が興味を引くものでなかったり、見ない理由などいくらでもある。
鉄道はインフラで定期収入があり、競合はあれどラッシュアワーには線路容量いっぱいに列車を走らせても、ホームに辿り着いてから来た1本目には乗れないほど混雑するのに対し、エンターテイナーは供給が多すぎる。VTuberや国内のエンターテイナーに留まらず、海外も、場合によっては故人さえもライバルだ。私の音楽を聴くくらいならマイケルジャクソンを聴くさ。そんな人だっているだろう。
私の配信にサーバーがパンクするくらいのリスナーが来て、入られましたら奥までお進みくださーい! なんて冗談を言ってみたいものである。
現実は、サーバーは余裕、赤字区間に15両編成の列車を走らせているようなもの。実際の鉄道にもそのような区間はあるが……。
しかし憂いていても仕方ない。泣き言を言う暇があるなら見てもらう、聴いてもらう工夫はするべきだ。
配信頻度を上げて30分以上の配信やオリジナルや歌ってみたなど何らかの曲を歌ってみれば来てくれる人は現れる。例え一人でも。生配信に関しては同接ゼロもあるけれど、アーカイブならいつしか誰かが見てくれる。
だがSNSではリスナーやフォロワーとのコミュニケーションを疎かにしてVTuber同士など内輪で盛り上がっていたら、それを見たフォロワーが冷めるのは当然。コミュニケーションはむしろ内輪より、一般ユーザーと多くすべきである。前者ではまるで社内政治に奔走してお客さまを軽視しているどこかの会社のようだ。
自分のことを知ってもらいたければお客さま、松風美波に於いてはリスナーを想え。リスナーを知れ。
どんな人が私に、私のエンターテインメントに興味を持ってくれるのか。それをリサーチせよ。
それを愚直に続けていたら徐々にリスナーが増えてきて、サボったら減って、仕事で忙しくて配信しない日が続いても減って、でもリスナーを想い続けていたらまた増えて、着実に成長しているところである。
「さーて、ちょいと配信でもしますか」




